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半年くらい前から、炭水化物抜きダイエットをしていま
半年くらい前から、炭水化物抜きダイエットをしています。 毎食抜いているわけではなく、朝と昼だけおにぎり一個ずつです。週末は朝だけの場合が多いです。 先月くらいまでは順調に痩せていたはずが、今月に入ってからはまったく減りません。 むしろ普段より少し多く食べるだけで、800グラムくらい1日で太ってしまいます。 いろいろ調べてみたところ、やはり炭水化物抜きの食事に原因があるのかな?と思います。 炭水化物を抜くと 筋肉が減る、基礎代謝が下がる、など書かれていました。 たしかにここ最近手足が異常に冷え、代謝が落ちたかなぁと感じる場面があります。 ほかにデメリットはあるのでしょうか?
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- ID10TS
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痩せないのは単純に「摂取カロリー<消費カロリー」の状態になっていないからですね。炭水化物抜きだからではないです。炭水化物を抜いていても摂取カロリーが消費カロリーに対して多すぎると痩せません。この「摂取カロリーと消費カロリーの関係」は物理法則ですから、例外は一切ありません。 それから筋肉が落ちるのも、炭水化物抜きダイエットだからではないですね。どんな方法で痩せても、痩せるときには筋肉は必ず落ちるのです。体脂肪だけを落とすダイエット法というのは存在しません。その理由ですが、筋肉というのはタンパク質だけで出来ているわけではなくて、例えば細胞膜だけは脂肪でできているんですね。脂肪を落とせば細胞膜を構成できる脂肪の量が減りますから、その分だけ筋肉も落ちる、という仕掛けです。 質問者さんの場合ですが、朝と昼はおにぎりとのこと。夕飯については何も書いていないので炭水化物を抜いているのかどうか分からないですね。一応、夕飯については炭水化物を全く摂取していないという前提で考えます。そうでないとしたら全然炭水化物抜きになってませんよ。気を付けてください。 あなたの炭水化物抜きダイエットはプチ糖質制限というものに該当すると思います。糖質制限には3食のうち2食で糖質制限するスタンダード糖質制限、3食全部で糖質制限をするスーパー糖質制限があります。プチ糖質制限はスタンダード糖質制限やスーパー糖質制限に比べると当然効果は低いです。 では糖質制限をするとなぜ痩せるか、ですが、これについては間違っている説明が非常に多い。糖質制限の本を書いている医者ですら間違っていることが多い。困ったものです。 よくある説明としては、余剰の糖質は脂肪として蓄積されるというものがあります。これそのものは間違っていないのですが、余剰のカロリーは糖質だろうが脂質だろうが、全部脂肪になります。糖質だけが脂肪に換わるわけではないのです。 糖質を摂らないようにすると脂肪が燃えやすくなる、という説明もありますが、これもウソです。脂肪はいつも代謝されています。糖質を摂らないからといって特に変わることはありません。 糖質制限をすると痩せやすくなる理由は次のとおり。 糖質は満腹を感じるまでに時間がかかる性質を持っていて、満腹になったときにはすでに食べ過ぎてしまっている可能性が高く、かつ糖質で満腹にしても早くお腹が空いてしまう性質を持っています。糖質をたくさん食べる人は、食べ過ぎやすくお腹が減りやすい。たとえば素麺や菓子パン、あるいはお寿司を思い出してください。その気になれば結構たくさん食べられませんか。それでいて次の食事までにはしっかりお腹が減ります。これが炭水化物(糖質)の性質なのです。 一方、脂肪やタンパク質は胃で特別な処理をしないと消化吸収できないので、胃での滞留時間が長く、食べると比較的早く満腹になります。脂肪やタンパク質をたくさん含む食事は食べ過ぎることが少ないです。 さらに脂肪やタンパク質をしっかり食べてお腹一杯にするとなかなかお腹が減りません。朝糖質制限をするとお昼お腹が減らないので、少ししか食べなかったり、昼食そのものをスキップしたります。昼食も糖質制限にすると、今度は夕飯でもあまりお腹が空きません。食事はちょっとでOKになります。 こうして糖質制限をすると食事量ががくんと落ちます。少ない食事でも肉、魚、チーズ、卵をしっかり食べているので、そんなに食事量が減ったようには思わないのですが、実は摂取カロリーはかなり落ちることが多いです。 つまりまとめると糖質制限で痩せる理由は、「過剰な食欲を生みやすい糖質の摂取を減らして腹持ちのよい脂質とタンパク質をとって食欲を上手にコントロールできるようになる」ということなんです。 もちろん中には糖質制限しても、食欲を全くコントロールせず物凄く食べる人もいますし、最初から痩せていてあんまり食べない女性の場合も糖質制限開始前後では食事量はあまり変わりません。そういう人たちの場合は糖質制限は「効果が薄い」ということになります。 糖質制限で誤解しやすいのは、脂質とタンパク質を増やさないまま糖質だけを減らそうとすることです。これはダメです。基礎代謝が落ちるとか極端に筋肉が落ちるのはこれが原因です。脂質とタンパク質をしっかり摂る(前に比べて一、二品そういう食品を増やす)ようにすれば、これは避けられます。 質問者さんの場合、朝と昼おにぎりを食べて夜は炭水化物を摂らないという方法ですが、これはあまりお薦めではないです。糖質制限で痩せる理由は食欲コントロールを上手にすることですから朝と昼、炭水化物であるおにぎりを食べてしまうと夜お腹が空いて食べ過ぎますよ。 どうしても炭水化物を摂るのであれば、実は夜がオススメなんです。朝と昼は糖質なしで過ごすことで次の食事までの空腹を軽くできるし食事量も減らせますから。夜はもう寝るだけですから糖質を摂っても次の食事で食べ過ぎるということは起こりません。このこと、あまり本に書いてなかったのですが、最近刊行された「シリコンバレー式自分を変える食事法」という本にようやく記載されました。興味があるなら読んでみてください。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E5%BC%8F-%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E9%A3%9F%E4%BA%8B-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC-ebook/dp/B015S5545W あと糖質制限ダイエットにはいろいろな誤解があります。ここのカテでもかつては糖質制限を擁護する回答をちょっとでもすると、ダイエット専門家を称するベテラン回答者たちから袋叩きにあいました。曰く、「低血糖になって頭が働かなくなる、気を失うことすらある」「筋肉が減る」「ケトアシドーシスで生命の危険がある」「ケトン臭で体臭がきつくなる」等々。 でも2012年頃を境に潮目が変わりましたね。糖質制限ダイエットを実践する人たちが増えてきて、痩せる効果が高いことを身を持って体験しつつ、上述のような問題はほとんど起きないことが分かってきたからです。 そうなると、かつて糖質制限を批判していたダイエット専門家たちは面目丸つぶれです。いつか糖質制限をやっつけてやりたいと思いながら、どんどん立場がなくなって行っています。 そんな中で、仮に「低血糖になって頭が働かない」なんて報告が本当に上がってきたら、アンチ糖質制限の人たちは鬼の首を取ったように歓喜するでしょうね。でも現実には、そうはならない。筋肉が減るというのも同じ。 ケトン臭だけは一部認める糖質制限専門家もいますが、あまり実際に気にする必要はありません。ケトアシドーシスもまず起こりません。最近の研究では新生児の脳はケトン体をエネルギーにして活動していることが分かったりしています。新生児は甘い物や穀物など食べないですからね。 ということで、糖質制限自体はリスクはほとんどないですよ。むしろ糖質制限をしているつもりで、全然糖質制限になっていない場合や、糖質だけでなく脂質もタンパク質も制限してしまって摂取カロリーを落とし過ぎて代謝が下がる場合の方が問題ですね。 それから最後に「普段より少し多く食べるだけで、800グラムくらい1日で太ってしまう」というのは水分量が一時的に増えてしまうからでしょうね。糖質制限をするとグリコーゲンという糖の蓄積物が減ります。グリコーゲンは糊状の物質で身体に蓄積される際、大量の水分を身にまといます。100gのグリコーゲンを蓄積する際に400gの水分量が増えることが知られています。800g増えるということは200g近くグリコーゲンが増えたということでしょう。これは糖質制限を再開すると、また減り出しますから心配する必要はありません。 ということで、長々と説明しましたが、一度あなたのやっている炭水化物抜きダイエット、を見直してみることをお勧めします。
- eroero4649
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>朝と昼だけおにぎり一個ずつです ちょっとここに食いついてしまったのですが、普段はもっとご飯を食べるけれど、朝と昼はおにぎり1個程度のご飯にしているということでしょうか? 炭水化物抜きダイエットは、文字通りに抜けということになりますから、減らしているという認識でいいでしょうか。それなら、おにぎり1個がそこまで関わるほどに量が少ないというのも考えづらいです。 今月に入って減らなくなったのは、今の摂取カロリー量では今の体重がちょうどいいバランスにあるということなのでしょう。さらに食事で減らすなら、さらにカロリーを抑えないといけないと思いますが、手足の冷えや代謝が落ちることを自覚しているならこれ以上に食べるのを減らすのは危険な領域にあるような気もします。 タンパク質やビタミン、脂肪などがきちんと足りているのかってことですね。ちょっと食べるとすぐ太るということは、体は飢餓状態になっていると思います。自分自身の体は飢餓だと認識して、少しでも多く食べたときはここぞとばかりに蓄えに走っているのだと思います。 炭水化物のメリットは、「すぐにエネルギーになる」ということです。だから人類は昔から米か麦かトウモロコシか保存が効く炭水化物を主食として食べてきたのです。その点を考えると、炭水化物抜きダイエットは「すぐにエネルギーを必要としない」夕食にするべきだとなりますね。朝や昼は仕事などでエネルギーを必要としますから、頭が減ったアンパンマン状態になります。 ただどちらにせよちょっと食べると太るというのは飢餓状態を現していますから、今のダイエットは体の健康面を考えると褒められた状況にはないということになるのかなーと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 飢餓状態ではやはり多く蓄えようとするのですね…。食事を見直し一からダイエットを開始したいと思います。 ありがとうございました!
>ほかにデメリットはあるのでしょうか? 参考 流行の“炭水化物抜き”ダイエットは超危険!体臭悪化、かえって肥満、脳 ... biz-journal.jp/2015/06/post_10425.html (抜粋) 炭水化物をまったく摂取しなければ、かえって健康を害することになる。 しかも、十分な栄養管理をするわけでもなく、「炭水化物さえ摂らなければ、ほかのものはなんでも食べてよい」という誤った考え方に基づいて食生活を送っている人が多い。 炭水化物は消化吸収されて糖に変わり、体や脳の活動エネルギーとなる。したがって、炭水化物が不足すれば、脳や体の働きに悪影響を及ぼすことになる。具体的には、集中力が落ちて勉強や仕事の効率が悪くなる。筋力が落ちて運動するのが億劫になる。また、体は糖の代わりに脂肪を分解してエネルギーにするため、その際にケトン臭を発生する。いわゆるワキガの元だ。ケトン臭は口臭や汗、尿などのにおいも悪化させる。このような害を避けるためにも、炭水化物はある程度食べるべきだ。 >先月くらいまでは順調に痩せていたはずが、今月に入ってからはまったく減りません。 どのようなダイエット方法でも最初は簡単に数kgは低下します。 ダイエットが難しいのは一度低下した後に、その状態を維持することです。 更に減量しようとすれば、相当の期間がかかります。 人の体は、エネルギーを順番に消費していきます。 初めは血液中に蓄えられているものです。 ウオーキングも最初の30分程度は血液中のものを消費するだけで体重は減りません。 体温が上がって汗ばみ始めてから効果が出ます。 次が脂肪分です。 脂肪分1kgは約7200kcalです。 体重50kgの人が10kmランニングして500kcal程度の消費です。 つまり日常生活だけでは簡単に脂肪分は減らないと言うことです。 ダイエットで怖いのが筋肉量が減少してしまうことです。 全身の筋肉量が落ちると、姿勢が悪くなります。 猫背、肩こりが起きます。 筋肉量を減らさずに体重を落とすことで苦労しているのがボクサーです。 トレーニングを続けながら食事制限をしています。 禅の修行僧に肥満体の人がいないのは、掃除と雑巾かけを日課としているためです。 雑巾かけは猛烈なスピードで広い範囲をやります。 相当な運動量です。 今月に入って減らないのは運動不足です。 毎日1万歩以上歩くようにして下さい。 ダラダラはダメです。胸をはって速足で歩いてください。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しくアドバイスしていただき助かりました。 やはり食事だけで、というダイエットは難しいものがありますよね。運動も汗をかくくらいしてみたいも思います。 ありがとうございました!
- tadasi57
- ベストアンサー率33% (7/21)
確かなことを知るわけではありませんが、代謝の低下やら糖尿病のリスクやらが懸念されていますね。 低脂質、カロリー削減やらに比べ、痩身に付いての効果はほぼ認められていますが、害の方はたくさん懸念されるもののエビデンスは揃わないってところでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりリスクはありますよね… 一度やめて、健康的な食事に戻してみます! ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 色々な方からのアドバイスもあり、やはりもう一度見直そうと思います。 細かくアドバイスしていただき助かりました。 ありがとうございました!