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私立大学の個別入試の作成者について
私立大学の個別入試の作成者は、その大学の教員であると聞きました。 しかし、例えば数学を専門としている教授や歴史を専門としている教授が大学に在籍していない場合、どうやって数学や歴史の試験問題を作成しているのでしょうか? 非専門の教授が作成しているんですか? それとも、大学の外部から専門家を招いて作成しているのでしょうか? よろしくおねがいします。
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訂正。 >受験生からの質問に回答 も「*」(専門の教員)です。つまり,問題作成者は試験実施中は入試課などに待機していて,もし受験生から「符号が正負逆なのではないか?」などの質問が出れば,即答しなければなりません。もし,その指摘が正しく,厳重なチェックでも見落とされていたことが発覚すれば,即刻に「訂正文書」をつくって各試験室に配布することになります。試験終了時刻まで,問題作成者は間違いがないかとても不安です。 翌日に高校や予備校から間違いを指摘され,それが正しければ,「当該問題については全員を正解として扱う」と発表するなど,たいへんな騒ぎになります。まあ,ぼくが過去に多々かかわった入試ではその事態は発生していませんが,定年退職まで爆弾を抱えているようなものですね。
補足。 あなたは問題作成だけに関心があるようですが,入試を実施するには下記のようなおおくの人手が必要になります(大学によっていくらか異なります;願書受付などの事務作業ははぶく)。*はその分野を専門とする教員が1人は入っていなければできません。 問題作成* 第三者による問題原稿チェック(数式が正しく答えがでるか)* 問題原稿チェック(誤字・脱字や解答欄スペースなど) 入稿原稿作成(字体ポイントや割付,原図トレスの指定) 問題作成者による校正* ----実際の試験問題冊子・解答用紙の納入---- 最終チェック* 試験室ごとの部数の袋詰め 試験監督・受験生からの質問に回答 採点(選択肢問題,マークシート) 採点(記述・論述式問題)* 採点検算
問題作成者がだれなのかは,トップシークレットですね 笑。まあ,一般的にいって,つぎのケースを聞いています。 1.教養部に所属していた各分野の教員。いまはほとんどの大学で教養部が解体されて教員もばらばらに所属している例がありますが,もとの一般教育や入試の業務はついてまわります。 2.(明確な教養部教員がいない場合は)専門教育の教員。このとき,人手が足りないので,数学の問題作成・採点を物理学の教員が手伝うようなこともあります。 3.学内でどうにもならないときは,予備校に外注する。
- nananotanu
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何で在籍していない、と思ったんでしょうか? 教養課程も含めれば色んな専門の教員がいると思いますが…例えば文系単科大学でも数学の先生とか。逆に居ない教科は試験に出ないのでは?