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近鉄特急はなぜ全車禁煙にならないの?

近鉄の汎用特急である、22000系「ACE」が、リニューアル及び塗色変更される予定ですが、全席禁煙になるものの、喫煙室も設けるようです。 そういえば近鉄特急は、全席禁煙化が進んでいるものの、「アーバンライナー」や「伊勢志摩ライナー」、「さくらライナー」のリニューアル車、それに新造の「しまかぜ」や、22600系、16600系「Ace」に喫煙室を設けています。 今や他の私鉄特急が全て喫煙室すらない全車禁煙になっている中で、なぜ近鉄特急だけは、全車禁煙にせず、全席禁煙にとどめて喫煙室を設けているのでしょうか?

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  • gsmy5
  • ベストアンサー率58% (1452/2496)
回答No.5

一応平成23年9月に「禁煙推進学術ネットワーク」が行った公開質問状に対する公開回答では以下のようになっています。 http://tobacco-control-research-net.jp/action/private-railway.html http://tobacco-control-research-net.jp/action/documents/kinntetsu_1ans.pdf 弊社では、弊社の特長として長距離の特急路線を有していることや、より多くのお客様に快適に特急列車をご利用いただけるサービスを提供すること等から、タバコを吸われるお客様、吸われないお客様の双方が気持ちよくご利用いただけるよう、特急列車においては禁煙車両と喫煙車両を分ける「分煙」を基本としています。 近年は、特急列車における受動喫煙防止への更なる取り組みとして、アーバンライナーでは喫煙コーナーを設置し座席では全席禁煙に、本年4月にはさくらライナーを喫煙室付きの全席禁煙車両にしてきましたほか、22600系・16600系の特急におきましても喫煙室を設けて座席では全席禁煙にするなどの対応を実施し、分煙の強化を進めています。今後も特急列車の更新時等には同様の対応を進めていく予定でございます。 「2010年、全国たばこ喫煙者率(2010年5月JT調査)」で公表されていますとおり、年々禁煙化が進んでいることについても認識を深めているところではありますが、一方でお客様から特急等の喫煙サービス継続を希望するご意見をたくさんいただいているのも事実であり、弊社としてもサービスのあり方として苦慮している状況でございます。弊社では、現状の取り組み内容が最善であるとは考えておりませんが、今後も世の中の動向や、お客様のご意見0ご要望等に留意し、受動喫煙の防止やより良い駅構内・特急車内の環境作りに努めてまいり たいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 要するに禁煙・分煙が盛んになればなるほど、愛煙家から(せめて今はまだ全面禁煙していない)近鉄では従来通りを続けてほしいという切なる要望が絶えないという事実があるのでしょう。そういう状況で他社は完全禁煙しているなら、逆に愛煙家にとっては「近鉄を選択する理由」になるということを近鉄としてはメリットに感じているということかもしれません。(逆の見方もあり、完全禁煙していないから近鉄を選ばないという声もあるのでしょう。しかし、現在の近鉄の考えでは今のところこっちは無視できると踏んでいるということでしょうかね。) JRの場合は短距離列車が増えたとはいえ、区間により数時間以上乗る場合もあるので、完全禁煙できない場合もあるし、逆に割り切って完全禁煙する場合もあるでしょう。 また、近鉄以外の私鉄各社は愛煙家が多いとされるビジネス需要の多い列車で2時間近く乗る列車がほとんどないので、完全禁煙してもなんとか我慢できる範疇といえるでしょう。 しかし、近鉄では名阪特急などビジネス需要が無視できない(愛煙家の意向が無視できない)2時間近く乗る列車があり、そういう列車では煙草を我慢できないという希望が多いのかもしれません。 まあ、この件については個人の考え方次第で、いやなら別の交通手段を使うという方法もあるので、どちらかを強制できるものではないような気もします。

noname#253211
質問者

お礼

そうなんですか。一応全車禁煙の要望はあったものの、近鉄は愛煙家のために喫煙室として残しているという訳なのですね。 世の中の流れと乗客の意見を取り入れるのも、なかなか簡単には割り切れないですね。

その他の回答 (4)

  • ZX4
  • ベストアンサー率48% (80/166)
回答No.4

近鉄はJRと激しい競合関係にあるのが一番の理由だと思います。 JRより乗車運賃が安いと言うのが経済的訴求ポイントであるとすれば、JRが喫煙車を全廃している現在、喫煙室を設けると言うのはサービスとしての訴求ポイントになり得ます。 嫌煙家の方には理解しづらいでしょうし、健康上褒められた措置で無いのは確かですが、減ったとは言え成人人口比20%(男性30%、女性10%ほど)を占める喫煙者を取り込める期待が持てると言う意味では経営努力と取る事も出来ると思います。 しまかぜではJRでは全廃された二階建て構造のビュッフェ車を採用したり、個室車を用意したりしていますが、喫煙ブースもそうしたサービスの一環であると思います。

noname#253211
質問者

お礼

なるほど、関西の私鉄ゆえ、JRとの競争が激しいから、ビジネス客や愛煙家へのサービスとしてタバコを吸える場所を制限付きながら喫煙室として残しているという訳なのですね。

  • ikuzecia
  • ベストアンサー率26% (364/1363)
回答No.3

新幹線も全車禁煙になってませんね。 関西の私鉄で南海電車 難波~和歌山市駅 1時間 阪急、阪神  元町~梅田 33分 それに引き換え 近鉄 大阪難波~名古屋 2時間14分            大阪難波~賢島  3時間 近鉄は他の私鉄に比べて圧倒的に乗車時間が長い まあ禁煙も1時間程度なら我慢してもらうが3時間ならという 所で無いですか。 それともう一つ。近鉄特急は他の私鉄特急と違い全席指定と 言うのも大きな理由では。 阪神や阪急特急ではすし詰めになることも有りますが 近鉄特急では全席指定席なので有りませんね。

noname#253211
質問者

補足

近鉄特急と乗車時間がほぼ同じくらいのJRの在来線特急やJR東日本の新幹線、北陸新幹線は全車禁煙ですが、これに対してはどうでしょうか?

  • kichikuma
  • ベストアンサー率18% (202/1080)
回答No.2

需要があるんじゃないかと。

noname#249423
noname#249423
回答No.1

近鉄特急にはいまだに喫煙室があるのですね! 邪推ですが会社役員の中にヘビースモーカーがいるのではないかと、笑。

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