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江戸時代の絵を加工してブログに貼るのはok?
展示してあった昔(江戸時代以前)の絵(印刷物)が撮影okでしたので写真に撮りました。 この絵を加工して(吹き出しをつける、写真に張り付けるなど) ブログに貼るのは問題ありますか。
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- bunjii
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>再回答いただける場合、ソースもつけていただけると嬉しいです。 私見を述べていますのでソースは私の頭の中です。 >江戸時代に印刷されたもので、近年印刷されたものではありません。 版画ですか。 美術的な価値は? 版画の原本(本物)であれば複製する権利は所有者でしょう。 所有者に使い方について許可を得る必要があるでしょう。 撮影の許可は私的なコピーの所有を許可されたと判断すべきです。 つまり、TV放送の録画のようなものと解釈できます。 >失礼かどうかではなく、法的にどうかということでご回答いただけますとありがたいです。 作者の尊厳を蔑ろにする行為は好ましくないと思います。 法律は最低限守らなければならない事柄を規定しているものと思います。 法律に違反していなければ何をやっても良いとは言えないでしょう。 民法上の争いを避ける配慮は必要にです。
- vaidurya
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撮影に付いて、その使用目的が規定されていないならば 実用上の問題は無いと考えて良いかもしれません。 江戸時代の絵師は、一般的に、50年以上前に亡くなられているので 1865年生まれで、3歳で描いた江戸時代幕末の絵が 100歳の大往生から50年経って、とうとう保護期間が終わったということはあるかもしれませんが その絵自体の著作権保護期間はほぼ終わっていると判断していいでしょう。 (でもこう見ると、75年の保護期間になったら微妙なんですよ) その上で、現在ではその権利問題は、所有者の権利から来る契約となります。 美術品を撮影した本を出版するような場合には、権利者と契約して行われるわけですが その根拠となるのが所有者の権利(たとえば美術館入場料収入をもたらしている権利とか) ですから、撮影禁止には従う必然性がありますし フラッシュ撮影禁止も、閲覧環境の管理の面から従うべきです。 問題は実際に撮影が許可されている場合に その写真の使途についての制限があるのかどうか?この一点ということになります。 すべての絵を撮影して、出版するような行為は 仮に同人誌としてでも問題になる恐れがあります。 個人でウェブに掲載すること自体は問題にならないはずです。 あれだけテレビで不法配信についての警告が表示される時代に 注意書きをしていないならば、禁止されないという判断にも ある程度の妥当性がありますし 訴訟になれば、権利者側の過失から大きな賠償にはならないはずです。 吹き出しをつけたり、コラージュとしての場合は難しいことになります。 権利者側に、著作権人格権のようなものは無いはずですが 素材としての撮影が、自明の禁止事項と考えられるか?というところです。 撮影許可があっても、絵を撮影した写真には撮影者の著作権が生じません。 ですから、権利者の所有権を離れた、撮影者の二次著作物の展開として考えることはできません。 かといって、撮影した写真の利用方法が明示されていないなら 絶対にダメというものでもありません。 結果的に、そういう危ういところを乗り越えて行って 閲覧者に「この人はこんな加工をして貼っていいと思っているのか」と 良くない印象を持たれるリスクを感じた人は、そういうことやらないんだと思います。 仲間りょう氏のように、自分で描けばいいんですよ? 近代では、肖像権やパブリシティ権に配慮して TV番組などでも、安易に写真を使わず、似顔絵などを使うことが多くなっています。 マンガ評論でも、引用できるものも、もめるのが面倒くさいからと 全部模写でイラストを入れたという本が作られたこともあるくらいです。 他者の作品を、模写してオリジナル作品として発表すればパクリですが 模写元が明示されていれば(ひろく知られているものであれば) 模写は著作権の侵害にはなりにくく、所有権による制限も普通はとどきません。 良くも悪くも、それはオマージュやリスペクトといった言葉でごまかすことができます。 (絶対に訴えられないというわけではありませんが、権利者側が有利な裁判にはならないでしょう) 最終的には、最悪のセンスによる改変は 最悪の評価にしかなりませんけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 著作権の保護が75年というケースもあるのでしょうか? >素材としての撮影が、自明の禁止事項と考えられるか?というところです。 所有者に加工の許可を得ればokということですね。 大変参考になりました。
補足
>マンガ評論でも、引用できるものも、もめるのが面倒くさいからと 全部模写でイラストを入れたという本が作られたこともあるくらいです。 調べてみたところ、漫画などの引用は法律で認められているようですね。 http://suzumi-ya.com/epub/post-1072/ 一方、模写については創作性があればいいのですが そうでないものは逆に認められないケースがあるようです。 引用のほうがめんどくさくないように思えますが。
- 15261526
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まず、撮影OKであっても加工することはOKではないこともあるし、ブログに掲載することは配布にあたるのであって、配布OKであるか?も重要 撮影時に、加工・配布についての注釈がない限りは、撮影して個人で楽しむことは許諾していることが確認される この質問文では、配布の自由・加工の自由が撮影時の情報にないので回答できない 同時に、加工・配布の許諾が得られても、元絵がなくなるような表現および反社会的な加工についてはNGになる 撮影OKだから・・というのは理由にならないことを踏まえて、責任者に加工・配布の確認が必要ということ
お礼
再回答をありがとうございます。 加工・配布の許諾を得ればokなのですね。 反社会的な加工がNGというのはそのとおりでしょう。 たいへん参考になりました。
- bunjii
- ベストアンサー率43% (3589/8249)
>この絵を加工して(吹き出しをつける、写真に張り付けるなど)ブログに貼るのは問題ありますか。 撮影可であっても再配布(ブログは公衆に晒すので再配布と同等かも)は別扱いでしょう。 印刷物の場合は出版社に版権があるはずですから、承諾が必要と思います。 元の絵にもよりますが加工することは現存しない作者であっても失礼かと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 質問文が適切でなかったようです。 江戸時代に印刷されたもので、近年印刷されたものではありません。 出版社が存在していない場合はどうやって許可を得るのでしょうか? 許可が得られないので加工してブログに貼るのは無理と言うことでしょうか? おそらく著作権は切れていると思いますが、著作権は何年有効なのでしょうか? 例えばモナリザの絵を加工したようなアート作品を見かけますが アーチストはどこに許可を得ているのでしょうか? 失礼かどうかではなく、法的にどうかということでご回答いただけますとありがたいです。
補足
質問文がわかりにくくてすいませんでした。 再回答いただける場合、ソースもつけていただけると嬉しいです。
- 15261526
- ベストアンサー率23% (71/306)
この文章だけでは、問題の有無を判断できません 撮影OK であっても、加工を許さない場合もあるので 更に仔細情報提供しませう。
お礼
回答ありがとうございます。 どのような情報が必要でしょうか?
お礼
再回答ありがとうございます。 質問文に「法的に問題はありますか」と書いておけばよかったですね。 やはり私の質問のしかたが悪かったようです。 申し訳ありません。 版画のようなものをまとめて冊子にしたものです。 多色刷りではなく、黒一色です。 美術的な価値はわかりません。 版画の原本ではありません。 原本が存在しているのかどうかわかりません。 所有者に撮影した写真を加工する許可を得ればokということですね。 > 作者の尊厳を蔑ろにする行為は好ましくないと思います。 加工することが作者に対して失礼になるかならないかは、人によって考え方が違うと思います。 人によってとらえ方がちがうものに関しては法律に従うのがいいと思います。 ただ、一般的に美術作品のコラージュは認められているのではないでしょうか。 絵巻に登場する人物をアニメーションにしたものを、テレビで見たこともありますし ものすごい数の美術作品をコラージュしたコマーシャルを今日見ました。 失礼にあたるかあたらないかは、加工の内容によると思います。 一切の加工がだめ、ということになると、音楽ではカバーアルバムも作ることができません。 大変参考になりました。