>株でも、損した人のお金が巡り巡って得した人の懐に入るのでしょうか。
これは株価が乱高下の結果、もとの株価にもどったときにのみあてはまります。
株価が下がったままだと大多数の損した人の方が損をし、下がった分の金額が消失して消えてしまうことになります。株価が上がったままだと、あがった価格に相当する儲けが生まれたことになります。言い換えれば、株価が上がり続ける限り、ほとんどの人がもうけることになります。株は売って初めてもうけや損が確定します。「儲け=売価ー買価ー手数料」となります。売り買いの手数料が証券会社のもうけになります。
株で儲けるには儲けがプラスになるように売ることです。株価が全体として上がるときは、株を売れば、買価<売価となるのでほとんどの人がもうけることができます。
バブルがはじけて、株価が全体として下がっていくときに、株を売れば、買価>売価となるので、ほとんどの人の儲けが無くなり損をします。株を購入して持っているだけでは、損も儲けも発生しません。
買価<売価で株を売買している限り儲けることができます。ただし、株を発行している会社が倒産すれば、株価=0円となり、0円になる前に損をしても、できるだけ早く売ってしまわないと大損をしてしまいます。株を持っているだけでは、売買益は生まれませんが、配当分の儲けだけは発生します。株の発行会社が多くの利益をあげ、高額な配当をし続ければ、株を持っているだけで儲けることができます。会社の業績しだいで配当が多かったり、無配当になったりします。最悪の場合、会社が倒産すれば、株価が0円になり株主に大損が発生します。
バブルがはじけ、ほとんどの株価が急落すれば、株式市場から数10兆円が消えてしまうことを意味します。すなわち、全ての人が損をすることになります。
お礼
よくわかりました。しかし何か不思議な感じもします。お金が生まれてくるような感じがしました。株とはそういうものなのだということはよく納得できました。