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左派と右派の憲法に対する価値観。

政治学者の片山杜秀氏の著書を読んで気になったことがあります。 この方が左派と右派が憲法9条に対して真逆の主張(護憲or改憲)で対立する理由として 「左派は人間の理性を信頼し、理性によって理想社会が実現するとする立場に立脚しており、憲法9条に書かれてある『反戦平和』や『非武装中立』による世界平和も、人間の理性に頼りさえすれば可能であり、自国防衛など必要無いと考える。」 一方の右派については 「右派は人間の理性に対する懐疑があり、彼らが憲法9条改正を求めるのも、我々がどれだけ『非武装中立』や『反戦平和』を唱えても、不完全な人間の理性では、他国の領土や資源への欲望や、それに伴う『侵略欲』を抑える事が出来ず、周辺国へ攻撃する可能性を否定するのは困難であり、自国防衛が重要であると考えるからである。」 と主張しています。 他国(近隣諸国)が、自国(日本)に対して、領土や資源への欲望やそれに伴う「侵略欲」から攻撃や侵略してくる可能性に、左派は「憲法9条に賛同してくれる。」と唱え、右派は「憲法9条では侵略される。」とするこの両者の考え方の違いには、こうした「理性」に対する価値観の差が、根底にあるからなのでしょうか? <片山杜秀氏の説明を下記に纏めると> 左派 「人間の理性を信頼」=「理性による理想への改善は可能」=「領土や資源への欲望や他国への『侵略欲』をなくせる」=「反戦平和や非武装中立の世界平和は可能」=「憲法9条護憲」 右派 「人間の理性を懐疑」=「理性による理想社会は不可能」=「領土や資源への欲望や他国への『侵略欲』をなくせない。」=「他国からの侵略に備え自国の国防強化」=「憲法9条改正」

みんなの回答

noname#218778
noname#218778
回答No.1

非武装中立とか言ってる所は無いんじゃね。(´・ω・`)本が古いんじゃね。

soramimiclub
質問者

お礼

実際には片山杜秀氏ではなく、中島岳志氏の本が元なんですけどね(笑) 回答ありがとうございました。

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