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「中着」とは、長じゅばんのことですか?
「中着」とは、長じゅばんのことでしょうか? 検索して色々見てみたのですが、いまいちわかりませんでした。 「表着、中着、下着と重ねて着ますが、その「中着」のことです。」と書いてあるのがありましたが、要するに、現在で言う長じゅばんのことでしょうか? 長じゅばんの昔の名前なのかな?と思って検索したのですが、はっきりと書いているものは みつかりませんでした。 ご存知の方教えてください! よろしくおねがいします。
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- E-1077
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そうです。 中着は下着(肌襦袢・長襦袢)以外のもの 上着(唐衣)以外 です。
- E-1077
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確かに伊達襟は重ね着したものの簡略化したものの一つですが、 一番簡略化されたものは「比翼」です。留袖・色留袖につけられている白い襟。 これはもともとは黒の下にもう一枚重ね着をしていたものですが、今は着物の襟を二重にすることで簡単に着られるようにしています。 伊達襟は「どうしてもなければならない」ものではないので、今ではちょっと豪華に見せるという目的で使われています。
- E-1077
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これは「重ね着」をした昔の衣装のことです 十二単を思い起こしてください。唐衣の装束とも呼びます。季節と位によって色目と数を変えました。既婚と未婚でも変わります。 下着は肌着・短い丈の季節により素材の違う色のない物(これに半襟を付けた物を現代では長襦袢と呼びますが)、白地の着物(対丈もしくは短い物)、この上に袴を付けます。ここまでが下着。 表着は一番上の着物のこと。これが唐衣です。地文様に金糸銀糸でもう一度別に文様を施したもので、色や文様により位がわかります。 大奥などで見かけられる「お引きずり」などがここに入ります それ以外の物を「中着」と呼びます。大奥だと今でいう腰ひもでたくし上げない普通の着物になりますね。長着と読んだりします。 現代だと羽織りが表着になるかな。 普通の着物(長着)が中着 それ以外が下着 ですね。 現代の着物の着付は簡略化されており、かなり簡単です。簡単にしたのに昔の作り方なので複雑に見えるだけです。昔は丈自体が短かったので着付けの仕方そのものが違います。 現代と昔と大雑把に言ってしましましたが、平安の記録と平成の記録を照らし合わせて用語が一致させることは難しすぎます。 長襦袢自体が歴史が古くないので、どういった文献に出てきた文言なのかにもよりますが、前述の内容で間違っていないと・・・・思うのですが。 参考になればよいのですが。
お礼
ありがとうございます。お詳しいですね! ということは、普通のきものが中着、にあたるということでしょうか。 伊達衿は、今では簡略化されて、衿だけにした、というのではなかったでしょうか? もし理解していなかったらすみません。 ありがとうございました!
- fujic-1990
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広辞苑によると、「中着」とは『襦袢と上衣の間に着る衣服。胴着の類』とありました。 で、「胴着」を調べたら、『上着と襦袢の間に着る綿入れの防寒用の衣服。長短2種類ある』と書かれていました。 長襦袢というのは、『着物と同じ長けの襦袢』のことであり、襦袢とは『肌につけて着る』もの、汗取り、垢取りのことだとあります。ということは、お書きの「下着」が長襦袢にあたるのでしょう。 つまり、中着は長襦袢とは違うもののようですね。(母は、短い襦袢の上に、白いいわゆる長襦袢を着ていたような気もするが) 表着と肌着(襦袢)の間に着るものがすべて「中着」なのではないでしょうか。そういう使われ方をしていませんか? ---- まったく余談ですが、「ジバン」(ポルトガル語)が正しく、「襦袢」「じゅばん」と書くのは当て字らしいです。
お礼
色々と調べていただきありがとうございました。 長襦袢はもう一つの「下着」となり、上着との間に着るものが、中着。。 ということは、現代では、冬でも中着は大抵の人は着ないということですよね。 煖房が発達してなかった時代のものということなんでしょうか。 本当にありがとうございました。
お礼
ありがとうございます! その重ねている昔の比翼や、中着は、普通の着物を着ていたということでしょうか。 肌襦袢、長じゅばん以外の、中に着ている普通の着物を中着、と思ったらいい、といういう理解でいいでしょうか? 教えていただけたらありがたいです。