古い怪奇小説の作者とタイトルを教えてください

質問

こんにちは。

もう30年以上前になるのですが、小学校か中学校の図書室で読んだ怪奇小説を
夏になるとよく思い出します。作者とタイトルをご存知の方、教えてください。よろしくお願いいたします。

あらすじは、あまり覚えていないのですがこんな感じでした。主人公が住むアパートの住人で、
いつも暑がっている男がいた。
常時冷房が過剰に効いていて、主人公は男の部屋に行くたびに凍える思いだったが、あるとき停電か何かになって、心配になった主人公が男の様子を見に行くと、詰めた氷が解けかけた浴槽の中で、男も体が溶けて死んでいた。

温度と怖さで程よくひんやりできた、忘れ難い話です。たぶん海外の作品だったと思うのですが、確信はありません。

回答No.1

M_Sato · ベストアンサー

ラブクラフトの"Cool Air"という作品だと思います。お読みになったのはポプラ社文庫『悪魔がぼくをよぶ』に収められた『冷房室の怪』でしょう。完訳で再読されたいなら、創元推理文庫『ラブクラフト全集４』に『冷気』という題で収録されています。

お礼

回答ありがとうございます！すばらしい！

ラブクラフトにはクトゥルフ神話のイメージしかなかったので、他の怪奇作者の作品ばかりを探していました。こんな短編も書いていたのですね。
たしかに、子供のころ読んだのはポプラ社の本だったように思います。この本には怖い短編がたくさん入っていました。
さっそく入手して読みたいと思います。ありがとうございました。