ガントチャートでスケジュール管理ができない
オープン系のソフトハウスでシステムエンジニアをしています。
昨年くらいから上司の意向で、ガントチャートによるスケジュール管理を取り入れることになりました。社内のいろいろな部署のスケジュールをガントチャートに表して情報共有を図ろうという話です。
部署によってはガントチャートで綺麗に表わせるところもあるのですが、私が所属しているIT部門では、なかなか綺麗に表すことができず、困っています。
IT部門の業務は、半分が開発、残り半分が保守・サポートといった感じで、開発案件については工数から日数を算出してバーを引くことはできますが、TODOリストを横に並べただけのようなものになってしまっています。
また、トラブル対応は突発的なものなのでチャートに表すことができません。トラブル対応も1時間以内に終わる軽微なものから、1日以上かかるものまでいろいろあります。どんなトラブルが起きるか予測はできないのですが、だいたいいつもチャートに書かれているバー(TODOリスト)の半分近くは消化されずに次の週に持ち越されてしまいます。
開発案件についても締め切りは決まっていますが、毎日のように関連作業が発生したり、仕様が追加されるような状況なので、チャート通りに進めるのは無理という状況です。
突発事項をあらかじめ想定しておくと1日の予定がスカスカになってしまいます。この機能を作るのに1週間はおかしいだろう、といわれます。だからといって細かく予定を入れておいても予定通りには終わらないので、終わらせるためには家に帰れない、という状況になってしまいます。
上司はガントチャートに取り組む真剣さが足りないからだ、他の部署ではできているではないか、と一蹴するのですが、やはりきちんと見積もりできない、見積もり通りに作業できない、など、私のやり方に問題があるのではないかと思いますが、改善するには、どのような方法があるでしょうか。