台湾のテレビでの日本軍が戦ってる映像の放映

質問

台湾のテレビを見ていると、1945年以前の中国大陸とかで日本軍の戦っている映像を放映してるのを見ます。台湾でも反日の動きがあるのでしょうか?

回答No.2

m-twingo · ベストアンサー

台湾には本省人と外省人と言う目には見えない壁があります。
本省人と言うのは日本統治以前から台湾に住んでいたもともと土着の人たち。
日本が台湾を統治していたころからの台湾人です。
一方、日本が第二次世界大戦（太平洋戦争）に負けて、台湾から引き揚げた後、中国本土の国共内戦の被害から逃げてきた人たちや、1949年に国共内戦に共産党が勝ち、負けて逃げてきた国民党の残党の人たちです（蒋介石含む）。
で、日本統治時代から台湾に住んでいた本省人は、当然のことながら日本との戦争経験などありませんが、第二次世界大戦終戦後に台湾に渡ってきた外省人の人たちは、もともと大陸で日本軍と戦闘を繰り返していた国民党の残党が多くいますから、当然日本軍との戦争体験があります。
そして現在の台湾で政治、経済等で実権を握っているのは、ほとんどが外省人の子孫の人たちです。
彼らは当然お爺さんやひいお爺さんから日本軍との戦いの話を聞いていると思います。
それで、台湾でも対日戦の戦争記録の映像を放送することがあるのです。
また、今年は第二次世界大戦（太平洋戦争）が終わって70年目の記念の年です。
そのため、台湾でも抗日戦争勝利70周年の記念式典が各地で行われているのです。
でも、台湾の人たちは、本省人は戦前の日本の統治時代の記憶がありますし、外省人も戦後も日本から莫大な人的、金銭的援助をうけて台湾が発展してきたことを知ってます。
そのため、戦争の記憶はあっても、「それはそれ」「これはこれ」と割り切った考えをしているのです。この辺は日本がアメリカに対する気持ちと同じです。
また台湾は戦後も中国本土よりも日本の文化的影響を強く受けてきましたし、政治が議会制民主主義のため言論の自由があり、いろいろな情報も政府の情報操作なしに入ってきます。そのため台湾の人たちにとって、自分たちのすぐ隣にある世界有数の先進国である日本に強いあこがれを持っているのです。
この辺が同じ統治を受けて、戦後日本から同じように莫大な援助を受けてきた韓国との違いです。韓国はもともとが数千年にわたる中国大陸の国から弾圧を受け、冊幇国としての屈辱を味わってきており、自分たちのプライドを保つために、自分たちより下の国を求めるのです。それが同じ歴代中国の国から影響を受けていて、なおかつ海を隔てた蛮族の国日本なのです。だから彼らにとって、日本が文化面、産業面で自分たちより進んでいるなんて関係ありません。自分たちが自分たちより下と決めたから日本は韓国より下の国なんです。
まぁはたから見たら独善的と言うか無知と言うか、情けない国と民族だと思いますが。
で、先の話に戻りますが、今年は抗日戦争勝利70周年記念の年なので、中国本土でも盛大にそれを祝います。だからやはり中国各地でも様々なイベントがあります。
でも、本当は中国本土はこのようなイベントを行う資格などありません。
なぜなら、当時日本と戦っていたのは現在台湾にいる国民党なのですから。
中国本土を支配している中国共産党は実際にはほとんど日本軍との戦闘はありません。なぜなら、なぜなら当時まだ中国共産党は国民党と比べて弱総勢力にしかすぎず、精鋭の日本軍と正面から戦闘できるほどの力を持っていなかったからです。
でも現在中国共産党が中国本土を支配しているため、自分たちの中国支配を正当化するために、本当は国民党の成果だったことも都合よくすり替えて自分たちの手柄にしていることが多々あるのです。

お礼

流すことはあると言っても、限度と言うものがある気がしますが。

回答No.1

noname#210555

日本で原爆の映像が出たら反米ですか？

放映して、どういう注釈や説明がなされているかが
正確に分からないと何とも言えないですね。

（現台湾総統は中国よりだという話はききますがね）

お礼

日中戦争とかの映像だと思います。