※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:精神病院の歴史)
精神病院の歴史
このQ&Aのポイント
精神病院ができる前は、日本では密教系と浄土真宗系、日蓮宗系の宗教団体が精神的な治療を担当していた。
近世、日本でも公立の精神科病院ができはじめ、その数は世界一となった。
向精神薬の登場により、日本の精神医学が飛躍的に進歩し、乞食や浮浪者の減少にも貢献した。
精神病院ができる前は、日本では密教系と浄土真宗系、日蓮宗系の宗教団体が精神的な治療を担当していたそうですね。
当時の治療は、滝行、加持祈祷、漢方薬などによるものだったそうです。
どれも比較的新しいほうの、日本の仏教宗派ですけどね。末法の時代。
近世、日本でも公立の精神科病院というものができはじめたわけですが、最初は東京の一件のみだったと聞いています。京都にもあったのかな?
それが今では、世界一の精神科大国。世界一です。
フランスよりもオランダよりもドイツよりもベルギーよりもダントツで精神科が多い。
これが本格化しはじめたのが向精神薬の登場以降で、それが昭和28年(1953年)に「麻薬及び向精神薬取締法」という形で法制化もされていますが、これのおかげで日本の精神医学も飛躍的に進歩したわけです。それまでは、監禁するしか方法がなかったものが、薬で少し大人しくすることができるようになった。
これにより、乞食だとか、浮浪者を減らすことに成功した。
でも、これはこれで平和になったのだから、ある程度は必要だったのかもしれない。
しかし、なぜ日本だけこんなに多いんでしょうか?
現在でも、世界の中でも孤高の精神科大国。
精神科で喰ってきた国なのでしょうか?
お礼
日本最初の精神病院は、浅草のエタ頭、つまり部落のリーダーにゆだねられたという背景がありますね。 部落といえば、宗教団体との繋がりが色濃い。 真言宗、浄土真宗、日蓮正宗と創価学会。世界救世教(教祖が浅草出身)。などなど。 もともと、精神科というのは、宗教団体でした。中国道教のキョンシーにしても、あれは精神科の仕事ですしね。 つまり精神科病院というのは、宗教施設であるとしても間違いではないかと思います。歴史的背景から考えても。医療施設としては、精神外科(後の脳神経外科)のほうになりますね。 いずれにせよ、昔は宗教団体が請け負っていたものですね。
補足
歴史を紐解いてゆくと、部落差別などと密接な関わりを持っているようですね。 日本に精神科が多いのは、いまだに部落差別が残っていることとも関係あるのでしょうか? 以下、メモです。 日本が近代化を急いだ明治維新以降、それまでの日本に根強く残っていた奴隷制度のようなシステムを廃したことで、コジキや浮浪者が路頭に溢れた。奴隷として過ごしてきた黒人達が奴隷開放宣言のあと路頭に迷ったように、また長年刑務所や精神病院に入所していた人が出所を嫌がるようになってゆくように、コジキたちも路頭をさ迷うしか、生き方を知らないようになっていた。 これを排除するため、まずは私宅監置というものが行われた。精神病者を家族が管理、監置することを目的として制度であったはずなのに、精神科医ではなく警察が定期的に監視に来ていた。 そのあと、いちおうこの自宅監置という監禁行為をやめさせるという名目のもとに、日本中に精神病院が作られていった。 精神科を増やすための法整備も行われた。医師や看護婦が少なくても病院を運営できるようにした。 あるとき、鎖に繋いだり監禁したりという事をやめて、治療に専念しようとした医師がいたが、行政から叱られた。あくまで家族から精神病院に監置権が委譲しただけで、治療は本来の目的ではないといったしかられ方であったという。 手術部門の精神外科は、のちに脳神経外科と名前を変えた。