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ファインダー視野率と倍率の関係は?
- ファインダー視野率95%、倍率0.78倍のニコンD5100で被写体が見切れる問題が発生
- ファインダー視野率と倍率を計算して撮影する必要があるか疑問
- ファインダー上のAF測距点の使い方で被写体を捉えるコツはあるか
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まず、一点だけ勘違いというか思い違いというか… をされているのではないかと思える点があります。 それは「京セラコンタックスのRTS2とかニコンF3のようなファインダー視野率100%のものしか使ってなかったために…」というところ。 フィルムだと気がつきにくいのですが、フチなしでプリントした場合、実際にはどこかが切れていたはずです。 つまり、質問者さんが悩まれていることは、デジタルになったとか、そういう分かりやすい変化とともに訪れたことではなく、ずっと以前からそうだったのです。 理由はフィルム等の画像を記録する媒体のサイズと、プリントするための紙の規格サイズが異なるからです。 「なぜそうなんだ、合わせりゃいいじゃないか」と問われると、「これまでの歴史と大人の事情の産物」といった曖昧な表現でしか私には答えられないのですが、恐らくは世の中にたくさんある、「そういうものなんだ」と受け入れてしまったほうが楽な事柄の一つであることは間違いないと思います。 下記リンクも参考にされて下さい。 http://photo-advice.jp/blog/3583.html 対策としましては、フチ有でプリントを依頼する、もしくは自分でフチを加えた画像に加工してプリントするという方法が考えられます。 もう一つは部分的に切れること、つまり多少トリミングされることは頭に入れた上で、撮影・現像・編集・プリントといった作業を進めていく方法で、どちらかというとこちらのほうが現在の事情には即しているかもしれません。 プリント依頼の端末・アプリも気が利いたものが増えていますから、同じ切れるにしても右に寄せて切るか、左に寄せて切るか、左右均等に切るか、といったことを選択できたりします。 そういった機能も有効に利用すべきだと思います。 ちなみにファインダー倍率っていうのは、ファインダー視野率の範囲のものがどの位の大きさでファインダー内に展開されるかという目安ですから、今回の質問者さんの疑問とは関連性はありません。 同じく測距点も関連性はありません。 測距点はピントを合わせるのに利用するものですから、基本的にはもっと単純に考えていいのです。 画面内のあるところにピントを合わせようとするとき「どの測距点を用いるべきか、フォーカスロックは併用するか、いっそ測距点に頼らずマニュアルフォーカスか…」といったことだけを考えて、測距点を使って下さい。 ファインダー視野率は関連性ゼロではないですけど、視野率100%以外のファインダーでは必ず見えない部分が生じてしまうので、実践的なところでは「この被写体は見切れないようにする」とか「画像のこの辺りに主体を配置する」といったことをアバウトにと言うか… お気楽にと言うか… 後から切る(切られる)余裕を持って決めたほうが結果が良くなることが多いです。 実際、きちんと撮れている写真は多少切ったところでその魅力が削がれるものではないです。 また、視野率100%、つまり記録される範囲をきっちり活かして撮影からプリントまでを進めたいなら『ライブビュー+三脚+フチ有プリント』が、一見面倒くさいようでも成果が見えやすいと思います。 ところで質問中にある『某質問サイト』とはどこを示しているのでしょうか? はっきり書くのは気が引けるでしょうから、ヒントを頂ければと思うのですが… あ… あくまで単なる個人的興味で、変な他意は一切ありません。
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- HAL2(@HALTWO)
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Digital SLR (Single Lens Reflection:一眼レフ) 機は PENTAX K100D から現在愛用している Kr と大の PENTAX 党、それも廉価版党(笑) ですので NIKON D5100 User の御役には立てず、前の JPEG/RAW 保存に関する御質問も静観していたのですが……私は高速連写と動画以外は全て RAW 撮りして JPEG に仕上げる派です。 NIKON D5100 はそうではないようですが、CoolPix 5100 ではそうであるように(^_^;)、昨今の Digi'Came' は RAW 撮りした Data を Camera 内で Effect をかけたり Trimming して JPEG 現像可能になっていますので、Original Data は RAW で残しておいて、出力は JPEG で取り出すという操作を Camera だけで行えるようになっています。 このため私は Finder 視野角も気にせず、撮影は原則的に「可能な限り被写体に近付いてから次第に遠くに足を進め、その際に Zoom を動かして丁度良い遠近感を得られる所で暈け味が丁度良くなるように露出と Shutter 速度を決定。構図は後で Trimming することを考慮して必ず広めに撮る。」ようにしています。 Camera は縦横比の規格が幾つもあるし、作品はどんな縦横比に Trimming しようと構わない筈である上に、Digital Camera は Printer の表現能力を大きく上回る Data を記録できる時代になっているというのに、何故多くの人は画質低下が著しい上下左右端まで一杯に使い切る構図にしようとするのかさっぱり理解できません (笑)……この手法は Film Camera 時代からの悪しき慣習ではないかとさえ思っています(^_^;)。 私は「PC で色調補正や Trimming を行うのが当然」という撮り方をしますので、PC での操作に余裕を持たせた構図で撮り、撮影時に最も気にするのは Lens の焦点位置に依る奥行き感覚 (遠近感) と被写界深度に依る暈け具合です。 露出は PC Software で ± 1 段階ぐらいまでは補正できますし、Trimming や水平補正も行えるのであまり気にはしないのですが「遠近感がやや圧縮される f70mm ぐらいの望遠気味で撮った方が被写体が映える Portrait 風の Scene だったのに遠近感がやや誇張されて前後間隔が広がる f35mm で撮ってしまったぁ!」なんて失敗は PC で直せませんし、「もっと被写界深度の浅い (或いは深い) 暈け具合にして撮るべきだったぁ!」というものを PC で補正するのは大変な苦労を強いられますので、「焦点距離 (遠近感) と被写界深度 (暈け味)」具合は何よりも優先して考え、この 2 つを変えた写真を必ず何枚か撮るようにしています。……まぁ遠近感と暈け味を重視するのは Digital SLR 機ならではであり、Compact Digi'Came' や Smart Phone では「被写体が画面に収まればそれで良し」ですが(^_^;)……。 ……なので、8 本所有している Lens は「焦点距離 (遠近感) と被写界深度 (暈け味) を変えるためと、その Lens 特有の収差に因る映り味を期待する」目的で 2・3 本を持ち出して使用しています。……映り味のために f40mm~60mm だけで 5 本持っています(笑)。 PENTAX 機では K3 のような Prosumer 機ならば視野率 100% の Finder になるようですが、私の撮り方では Finder 視野率を問題視することがないので気にしていません(^_^;)。 Digital Camera は同じ Scene を何枚、何十枚撮ったところで不要な Data を消去できるのですから、僅かに設定を変えた同じ Scene をパシャパシャと多数撮る方が有利であり、何枚も撮影すべき時間を構図確定なんてものに浪費したくはありません(笑)。……特に屋外では陽光の加減で思いも寄らぬほど良い光の当たり具合が起きる方向や一瞬があるもので、その貴重な Shutter Chance を構図作りなんかで逃したくはありませんので(^_^;)。 スミマセン、御役に立てなくて m(_ _)m 素敵な Camera Life を(^_^)/
お礼
詳しく体験をお伝えくださりありがとうございます。RAW処理に無知なためtrimmingがどれ程effectiveなのかどれ程recoverableなのか無頓着でした。画像上下左右がfinder screen(約100%)からはみ出ていたとしても現像によって幾らかは縮小できるのならやはりRAW処理は必須ですね。 ペンタックスはk-s2に興味を持っています。がしかしまずはPCとsoftwareを揃えるのが先決ですね。 Have a good phote life !!
- FEX2053
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これは了解しておいてほしいのですが 1.過去からの経緯により、画像データの縦横比と印刷写真の縦横比は 全く違っています。 2.この結果、何も考えずに写真印刷を依頼すると、「必ず」画像の縦か 横が切れてしまいます。 なので、写真を必ず「全画面」で印刷したい場合は「全画面が印刷できる ように」指定する必要があります。これは視野率の問題とは全然別です。
お礼
ええっ!目からうろこです! じゃあ、カメラ店のプリント機で全画面指定ができないのなら、、、? いやはや、デジタルは複雑怪奇です。 このようにして私は時代に取り残されて化石になっていく、、、 いやあ、ビックリしました! 勉強になりました! ありがとうございます!
- qq149598100
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>もしかして、ファインダー視野率の他にファインダー倍率も計算して被写体を撮影 >しなければいけないのでしょうか?(たぶん、そうでしょうね。。) そうではありません。もっと単純なことだと思います。 ・ファインダー視野率 あなたがファインダーで見た画像が、実際に撮影される画像の95%しか見えないということ。実際にはファインダーで見えるよりももう少し広い範囲が写る。 ・ファインダー倍率 撮影する被写体が「ファインダー上で見える大きさ(倍率)」であり、撮影される写真データとは何の関係もない。ただ覗いて見えるときの倍率。ペンタプリズムやスクリーン等の大きさ・構造から来る制約。 印刷された際のお話ですので、もう1点関連項目があります。 ・画像のアスペクト比 撮影した画像のアスペクト比と、印刷した機材・用紙のアスペクト比の選択?(私は写真屋さんで印刷した経験がないので、詳細はわかりませんが)が合わなかったため、上下がカットされた。 ということではないかと思うのですが。 PCをお持ちでないのでしたら、カメラの液晶画面上で撮影した写真をプレビューすれば、実際に写っている範囲とプリントされた範囲の差が判ると思います。
お礼
ああ!アスペクト比でしたか。印刷の問題だったのですね!そうか、そうでしたか… 因みにD5100は印刷後のプレビュー機能はないみたいです。 本当にありがとうございます! 気持ちが休まりました!
- k-josui
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以下それぞれの説明です。 ファインダー視野率 http://www.mori-camera.com/basic/viewfinder.htm ファインダー倍率 http://allabout.co.jp/gm/gc/3767/ > 被写体画像上下がカットされてしまいました! 単純にプリントの用紙と、ファイルサイズの縦横比の問題で切れてしまったのではないでしょうか。 上記にもありますがファインダー視野率が100以下という事は、余分な物まで入り込むという事です。
お礼
ありがとうございます!
- t_ohta
- ベストアンサー率38% (5238/13705)
> カメラ店のプリント機で画像を出力しようとしたところ、被写体画像上下がカットされてしまいました! これはプリントがデータの全域が入るようになっていない為起きます。 まず第一に画像データのアスペクト比と印画紙のアスペクト比が異なるため、余白が出ないように印刷するとデータの一部を切り捨てる必要が出てきます。 また、プリント機が余白無く印刷しようとすると、印刷のズレ等を考慮する必要があるためデータの外周部がはみ出る様な形で印刷するので、周囲がカットされて印刷されます。 どの程度カットされるかはプリント機の性能だったり、印刷設定の指定の仕方で決まるので、どの程度カットされるのかプリント機の癖を覚えておいて、撮影時に被写体をどの範囲に収めるか決めていくしかありません。 ファインダー視野率は、イメージセンサーで記録される画像の何パーセントがファインダー上で見えているかを表す数字ですから、視野率95%と言うことは見えている範囲より5%分多く画像として記録されるので、見えているモノは全て記録されていると考えて構いません。 ファインダー倍率は肉眼で見た時とファインダーで見た時の大きさの違いを表しているモノで、見え方の問題だけで記録される画像には関係ない数字です。 倍率0.78倍と言うのは、肉眼で見たとき網膜に1cmで映るものが、ファインダー越しだと0.78cmで映るという事です。
お礼
印刷の技術を勉強してみます。 デジタルはカメラ機体以外の知識が膨大に必要ですね。皆さんお詳しくて頭が下がります。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます! 投稿の時間の前後関係で私の疑問は既に解決していたのですが、一番ピンポイントにかつご親身な感じを受けました。時々このような質問サイトで質問をするのですが、文面から「この方はさぞかし写真が上手なんだろうなあ」と感じることがあります。私の主観なのですが、「お応え上手はやさしい写真が撮れる」「お応えがピンポイントなので写真もピンポイント」「写真上手は人の扱いが柔らかい」。 偉そうにすみませんm(__)m 某サイトとは写真専門のサイトではありません。ガンレフとかよく見ますが愉しいサイトです。スゴイ作品ばかりで溜め息ばかりです。 ありがとうございました。