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フジTVドラマ「離婚弁護士」の画調
画面の映り方がソフトフォーカスをかけたような独特な感じに なっていると思うのですが、何という手法で、どんな効果を 意図しているか等、 ご存じでしょうか? 出演者のシワ隠し・・・ってことはないでしょうが、 「離婚」という重くなりがちなテーマを和らげて いるのかな、とも思いますが。
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ソフトフォーカス気味の画像をドラマで使う場合、 (1)デジタルで通常通り撮影し、その映像にエフェクトをかけるパターン (2)初めからカメラのレンズをソフトフォーカス専用に変えるパターン の2つがあります。 ただし、(2)の場合、撮影後にその絵にかかった感じを取り去ることができませんし、前後の映像の繋がりが相当難しくなりますから、通常部分使いすることが多いように思われます。 私的な観点ではありますが、あの画像をみている限り、(2)のレンズでのフォーカスではなく、後付けのエフェクト+ライティングかなぁ~と。 撮影現場、特にスタジオであれば、明かりの作りこみ方によって、かなり絵の雰囲気が変わります。 ですからはじめからエフェクトをかけることを意識して明かりを調整しているように見えます。 現場を見たわけではないので断言はできませんが(笑) ちなみにそこから得られる効果は、ストーリーの設定や、演出によるかな~と思うのですが、大体これくらいかと。 ○現実から離れた雰囲気作り(例:夢・想像等) ○視覚的ショックを和らげる役割 ○主観的表現の強調(例:大好きな人等) ○優しいor柔らかい雰囲気を強調(例:犬・猫・髪の毛等) が、これらは通常はその部分(強調したい部分)にだけ)使用するから、その効果が強く出るわけです。 前後がくっきり鮮明だからこそ、この効果がわかる。 だから現実のシーンと夢のシーンを敢えて分かりにくくしたい場合は、もちろんソフトフォーカスは利用しないでしょう。 その点から考えるに、全編にわたってこの効果を利用している「離婚弁護士」は、質問者さんがおっしゃったように『「離婚」という重くなりがちなテーマを和らげている』というのが、一番の理由ではないでしょうか。 それともうひとつ。 あの脚本の影響も大きそうですよね。 ストーリーの中で起こっている問題は重いのですが、コメディ要素を含んでいる。 これを通常の画質で、あの演出でなく、あの編集でなく、ありがちに撮ってたらかなりすべってるでしょうね~。辛口ですみません。
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- vavin
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そうですよね。 普通のドラマと違うのは カメラを固定していない上に 切り替えが多くて、独特の雰囲気があります。 あと、ソフトフォーカスっぽいのは、時代劇に多い フィルム撮影だからなのではないですか? なので時代劇同様鮮明な画じゃなくて、 普段の生活の景色に近いような空気感がありますよね。
お礼
そうそう、以前、TBS水戸黄門がフィルムからビデオに 切り替わったときに、「画像がシャープになって」という 話題を憶えていたので、逆パターンのフィルムかな?とも 思ったのですが、単にそれだけの違いでもないような感じがしたのと、 オヤシラズでビルを爆破(笑)するあたり、フィルムで 撮影したものを合成するより、ビデオの方が楽だろうし、 とも思ったので。
- watnstar
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こんにちは。 あの映像を始めてみたときに衝撃でした。 普通のドラマのカメラと大きく違う点は カメラを固定していないという所です。 画面が不安定で落ち着かない。 ハンディカメラのようです。 なのでストーリーの「これからどうなるんだろう?」 と出演者と同じ場所にいるように感じて 見ちゃうのかもしれません。 来週は後半、楽しみにしています。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 画質のほうばかりに気を取られていましたが、 言われてみると、そういう点もありますね。
お礼
そうか、そうか、技術的には今時、ビデオ撮影でもエフェクトで どうにでもなるわけですね、 古い人間なので、てっきり、フィルムか(2)のレンズかなと 思いこんでいたもので。 効果もいろいろ考えられますね。 最終回で実は全部夢だった・・・ってことは 無いでしょうケド。 そもそもは、第1話を見たときにウチのポンコツTVが壊れてピンぼけか? と思ったので。