外に出て陽の光を浴びる、歩くだけで足の筋肉を使う、汗を流すシャワーを浴びる、
その程度で、「健康を取り戻せている」という安心感は生まれます。
とはいえ、何の不満も抱かないわけではないです。むしろ、そうなるときは、抗うつ剤が効きすぎている(または、もう減薬してもいいくらい治癒している)ために「ハイ」になっているだけで、逆に周囲に不幸せな事が起きやすくなりますので。(自分は幸せなつもりでも)
ですから、「ポジティブ思考に賢く行こう」と意識してしまう時点で、それはうつ病の人には高すぎるハードルであり、それが実践できている人は躁転して躁うつ病(双極性障害)に移行してしまっていることを懸念すべきなのです。
過去を悔やむ「後悔」だけではなく、将来につながるように「反省」する「建設的な思考」は重要です。ただ、悪かったことを正当化するのではなく、今後は繰り返さない、という考え方でポジティブにならねばなりません。そして、「賢く」という欲を出すと、心のスタミナを消費したり、人間関係を失いがちです。「自分で着実に進む」という意味でのポジティブさを意識したほうが、長い人生のためです。
お礼
ありがとうございます。 なるほどですね。