何の事件だったか、国会に証人喚問された人がいました。国会の証人喚問された人はまず「私はウソをつかずに正直に喋ります」という誓約書にみんなが見ている前でサインをしなければならないのですが、その人は緊張で手が震えてサインができなくなりました。もうテレビで見て分かるほどに手がブルブルと震えていたのです。
これと同じことは誰でもあることで、私も人前で喋るときは実は足がブルブル震えが止まらなかったりしますし、若いときに偉い先生の前で発表しなければならなかったときは緊張のあまり手がプルプルプルプル震えて止まりませんでした。
緊張もしないような場面で日常的に自分が意図しない動きをしてしまう(これを不随意運動といいます)なら、神経内科か脳神経外科です。よくお爺ちゃんやお婆ちゃんがずーっと口をモグモグやってたりするでしょ。あれは年をとってそういう動きを抑えられなくなった加齢現象のひとつです。
緊張する場面で体が思うように動かないなら、それは精神的な問題なのでまああえていえば精神科の分野になろうかなと思います。しかし、緊張しいというのは性格的な部分ですから、薬を飲んで改善するとかそういうものではないということは把握しておく必要はあると思いますよ。
競馬の武豊騎手なんて、全盛期は大舞台になればなるほど神がかった実力を発揮していましたよね。なんでも子供の頃から本番に強い人で、子供の頃にピアノを習っていたそうですが、普段練習ではできないところを本番の発表会ではすらっと弾いていたそうです。注目が集まらないとやる気にならないタイプなのでしょうね。
相撲の稀勢の里関はその真反対にいる人で、「横綱昇進」「優勝」なんてプレッシャーがかかる場面でことごとく自滅してきた人です。もうね、いつも絶対負けないような格下の相手にコロッと負けてしまうんですよ。先代の親方はそれを分かっていたようで、彼が自信を失わないように出稽古に行かせずに大事に大事に育ててきたのですが、そのせいで自分ひとりでなんとかしないといけない場面では自分に負けてしまうようになってしまったんですね。
旧時代的ですけれどもね、お寺で滝にでも打たれたほうがいいかもしれないですよ。
お礼
URL貼っていただいてありがとうございます。 相談できるサイトもあるのですね。 活用してみようと思います。 ご回答いただき、ありがとうございました。 参考になりました。