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ウコッケイとチャボ
ウコッケイとチャボで繁殖はできますか。 その子供は繁殖能力はありますか。 よろしくお願いします。
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体型が違いすぎるので無理と思います。 鳥は、明確なペニスをヴァギナに差し込んで交尾するという方式ではありません。 そういう動物方式だったら、ひよこが生まれた時にペニスの有無によって誰でも雄雌を鑑定できるはずなんですが、実際にはとっても難しいです。実際問題として、同じなんです。 で、鑑定人が職業として成立し、微妙な違いを認識できる日本の鑑定人が世界で活躍しています。 鳥にとっても交尾は難しい。メスが尻を突きだしてOKしないと無理です。そういう姿勢をとってもらって、オスは背中で羽ばたきながら交尾します。 メスのOKが絶対条件なので、オスはメスの歓心を買おうとして、綺麗な羽を生やしたり、すさまじいダンスを踊ったり、鳴いたりしますよ。目立って、天敵に襲われるリスクを甘んじて受け入れています。 烏骨鶏とチャボでは肛門の位置が違いすぎるので、交尾は無理と思います。 人工授精も、無理だと思います。 ガラパゴスイグアナは、生物的は比較的最近分科した種なので姿もそれほど違わず、現実にハイブリッドが生まれていますが、彼らでさえ、ハイブリッドに繁殖能力はありません、今のところは。 烏骨鶏とチャボほど違ってしまっては、ハイブリッド誕生も、ハイブリッドに繁殖能力も、ナイでしょう。
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- fujic-1990
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NHKの「サイエンスゼロ」という番組で「鯉」の話をしていた時のことです。 世界中に「鯉」は一種しかいないんだそうです(正確には、いないと思われていた)。 タイに金魚のような尾びれをもつ鯉もいるんですが、あれも「同一種」で、世界にいる鯉は一種。尾びれが金魚状の鯉とそこらにいる鯉の違いは、「品種の違いにすぎない」と言っていました。 その時「品種が違っても子供はできるし、子供はまた子供を産める」と言っていたと記憶しています。 余談ですが、世界中どこにでもいる鯉は、人間を見ても逃げないし、丸々太って良質のタンパク源になっているので、「どうも、人間が改良しつつ世界中にばらまいた飼育用(家畜用)品種」なんじゃないか、見つかっていないがどこかに原種の鯉がいるんじゃないか、と長年考えられてきたのだそうです。 で、その、「世界の鯉の原種」、「野生の鯉が・・・ 琵琶湖にいた!」という話なんですよ。 鯉ヘルペスが原因で発見されたそうです(鯉の死体の中に、どうもおかしな鯉が相当数いるというので研究が為されたようです)。 調べてみると、警戒心が強くて人を見るとすぐ逃げるし、ちょっと見の体型的には栄養状態や個体差と言える以上に痩せているそうです。 和名?は「野鯉(のごい)」、現地琵琶湖周辺では昔から「まごい(真鯉?)」と呼んでいるんだそうですが、別種らしいとのこと。体の形状から見て、「鯉のぼり」の鯉は「野鯉(真鯉)」じゃないかと言っていました。 もう1つ別な番組ですが、いま、日本の河川でオオサンショウウオが中国の大型サンショウウオ(凶暴、敏捷)と交尾してハイブリッドが生まれ、そのハイブリッド(まだらの斑点がある体で凶暴、敏捷)には繁殖能力はないものの、餌の取り合いで、のんびりした和製オオサンショウウオは絶滅するかもと言っていたように思います。 記憶にすぎないので、過去の番組が調べられるなら、調べて頂きたいと思います。
お礼
鯉とサンショウウオの例でご説明いただき、分かりやすかったのですが、 1点、気になったのが鯉は品種がちがっても繁殖能力のあるハイブリッドが出来るのに、 サンショウウオは繁殖能力のないハイブリッドが出来るのですか。 魚類と両生類の差でしょうか。迷ってしまいます。 出来れば、再度、お教えください。
- tzd78886
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鶏の先祖は全て赤色野鶏と言われています。遺伝子的には共通なので、可能なはずです。 ただし現実には家禽として分かれてから長時間経ったため性格の違いもありますし、自然交配は困難かもしれません。
お礼
早速にご返事をありがとうございます。
お礼
大変、分かりやすく、例まであげての説明で理解できたように思います。 出来れば、もう1つ教えていただきたいのですが、種が違うハイブリッドでは繁殖能力がないように思いますが、品種が違うハイブリッドでも繁殖能力は無いのでしょうか。 よろしくお願いします。