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自己愛性人格障害と思春期の自我崩壊の違い。
昨年末、このOKwaveにて高校時代の同級生に関する質問を投稿しました。 http://okwave.jp/qa/q8875327.html その中で回答者の方が 「変わっているのでなく、ごくあたりまえの自意識過剰でかつ臆病な10代の少年。人は、この時期に自我の崩壊の危機を迎え、自己防衛として哲学や世界観の構築のために学問や知識を求めるものです。ところがこの人は、知的レベルが低いか精神に欠陥があってそれができていない。」 こう仰ってますが、ここで言う自意識過剰で臆病って言うのは、自己愛性人格障害とは異なるのでしょうか? この時期に自我の崩壊の危機を迎えると言うのと、自己愛性人格障害の特徴である自己が「万能感に満ちた誇大自己。」と「無価値で最低な卑下な自己。」に分裂し、逆に「等身大の自己。」を失っている状態と、この方の仰る思春期の自我崩壊との違いって、何なのですか?
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noname#212058
回答No.1
『自己愛性人格障害』は数ある人格障害のひとつにすぎません。 先の回答者のかたの言う『自我の崩壊』とは、思春期の通過儀礼とも言える『今まで絶対なものだともっていた親や、社会と言うのものに疑問を持ち、何も信じられなくなる』ことのことでしょう。通常はここから自我を再構成して立ち直っていくのですが、再構成がうまくいかないと人格障害に陥っていきやすくなります。 この『自我の崩壊』が起こっても、全ての人が『自己愛性人格障害』になるわけではありません。拒絶に敏感になって引きこることもあるでしょうし、他人の目を過剰に気にするようになることもあるでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。