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適応障害の夫が異動しないと言っています
- 会社員の夫は適応障害と診断され、異動の提案がありました。しかし、なぜ夫は異動せずに残りたいのか分からないと悩んでいます。
- 夫は職場の激務と人間関係が原因で適応障害になったと考えられますが、なぜ異動を受けることに不安を感じないのか、話し合いが必要です。
- 夫の気持ちや異動の理由について、夫との時間が限られている中で聞くことが難しい状況です。アドバイスをお願いします。
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旦那さんが新しい部署への異動を断りたいと考えた理由とは次のようなことだと思います。 ・適応障害だからこそ、新しい環境に一から慣れることに対して不安がある。 今の旦那さんにとって配置換えは、新天地へ赴くようなもので、 転勤や引っ越しのように、新しい環境に付いて行くことが大儀に思える。 ** 上記のことをさらに噛み砕いて説明いたします。 普通に「部署異動」と考えると奥さんにはイメージし辛いかもしれませんが、今の旦那さんの心境は、東日本大震災や阪神淡路大震災など、大きな地震に被災した方たちに通じるものがあると思います。 実際に旦那さんが被災したのでも会社が倒壊したのでもないので、震災は例えとしては不謹慎だと思われるかもしれません。しかし、「適応障害」を起こすということは、当事者にとっては、住み慣れた環境で突然大きな地震や津波に遭ってしまったような不安や心細さを伴うものなのです。 「適応障害」になるということは、これまで自分が積み上げて来た生活、人間関係、実績など、幅広い物事に対して自信を喪失してしまうことでもあるので、「被災してなお、新天地を求めるよりも、住み慣れた故郷に身を置きたいと考える、そういう方たちの心境に近い感情を、今の旦那さんは持っていらっしゃる」と、そう考えると旦那さんの気持ちを理解できると思います。 「適応障害」になってしまった、だからといって、部署そのものに愛着がないのではないし、愛着があるからこそ、これまでも頑張ってこられたんだと思います。だから、そこに留まりたいと望むし、他に自分の行き場所があるとも思えない…。 ですから、もといた環境に留まりつつ少しずつ以前の生活を取り戻して行きたいと、そんな風に旦那さんは考えていらっしゃるのではないでしょうか。 激務で体を壊したのは事実だけれど、それでもなお、旦那さんは元の部署に愛着があるし、今迄一緒に仕事を組んで来た仲間たちにも愛着があるので、気心知れた人たちと一緒にいる方が安心できるとお考えになったのでは。この人たちなら、今の自分の情況を分ってくれる、そんな信頼感があっての決断だったんだと思います。 配置換えした先で一から出直しをして、そこで適応できなかったら、再び自信を喪失してしまいます。旦那さんにとっては、それだけは避けたいことだったのでしょう。 そのことは今までの部署に戻ることよりも恐怖に感じられたのではないかと思います。 「自信を喪失してしまうと、すっかり環境を変えてしまうことの方が負担になってしまうことがあります」。ですので、「住み慣れた環境でハードルを低くして、少しずつ元のレベルに戻して行く方が安心出来るということがある」のです。旦那さんが望んでいるのはそういうことだと思います。 ** >話し合うなら絶対に聞いておくべき事や、適応障害の人にこんな言い方はしてはダメ!!などありましたら ・旦那さんには、いきなり以前のレベルを望まないようにしてください。 (調子が良さそうだからと、どんどん頼みごとをしないで、少しずつ元のレベルに戻せるようサポートしてあげてください。) ・否定的な言葉掛けはしないようにしてください。 (×あなたのそういうところが嫌なのよ。 ○こうしてもらえると嬉しいわ。) ・家事や育児など旦那さんが手伝いたがっているときは、下手だとしてもお手伝いしてもらってください。 (これは旦那さんには無理だと思ったら、もう少し簡単なことをお願いするなど、旦那さんのやる気をそがずに、かつ奥さんがイライラしないですむよう、お互いの利益を考えるようにしてください。) ・挨拶や感謝の言葉を互いに掛け合う習慣を持つ。 (強制になってしまうと逆効果ですが、コミュニケーションの基本なので大切なことだと思います。) ・難しい相談事はしないようにしてあげてください。 (育児の悩みならお母さんや保健師に相談する、ご近所とのトラブルは町内会長さんに相談するなど、旦那さんの力を借りずとも解決できることはあります。出来るだけ周囲を頼るようにしてください。)
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- manmanmann
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新しい環境に飛び込むのが不安なのだろうなあ、と私はおもいます。 あとはこれにより自分が「できないやつ」と扱われるのがいやとか。
お礼
職場が原因の適応障害では、異動も対応策のひとつだと聞いていたので(心療内科の担当医にも言われました)、なぜ異動しないの?!と思ったのですが、確かに今の心身状態での異動はキツイですよね。落ち着いて夫の話を聞こうと思います。 ご回答ありがとうございました。
今の職場にいた方が 旦那さんにとって何かメリットがあるから異動したくないんじゃない?
お礼
職場は絶対異動した方がいい!!と思い込んでいました。確かにメリットはありますよね、ありがとうございました。
- 山田 太郎(@f_a_007)
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1、会社での進路選択には関与しないで本人に任す。 2、会社での今後についても強いて話し合うことを求めない。 3、妻としての力点は、とにもかくにも楽しい夕餉の演出に置く。 4、そして、旦那さんの状況に左右されずに主婦業を継続する術を見つける。 5、最も肝心なのは「なるようにしかならないさ!」と腹を括ること。
お礼
夫の状況に右往左往しない、という事でしょうか。確かに、自分のやるべき事をしっかりやらないと、と思います。 しかし夫のメンタルに不調があると分かっているので行動に敏感になってしまいます。 簡潔で力強いアドバイスありがとうございました。
- moritaroh
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適応障害と言ってもいろいろあるのでしょうけれど、旦那さん本人的には「ちゃんと仕事に行かなければ」とか「仕事を頑張ろう」という気持ちがあるものの、その気持ちと実際の身体的な部分や行動が一致せず不調をきたしたのだと思います。 端的に言えば、心神喪失と言うか、自分をうまくコントロールできないことで自信を失ってしまったというのが、適応障害の最たる要因だと思います。 現状としては、完全に回復したと言うより、ひとまず職場復帰できた、というリハビリ的な状況だと思います。 再度、適応障害が現れないよう、話し合う際には相手を質問攻めにするようなことはしないように気をつけてください。 なぜそのような決断をしたのか、など、今は理由を聞かない方がいいと思います。 ひとまず、旦那さんが自信を回復できるよう、その決断を支持してあげた方がいいです。 あくまでも推測に過ぎませんが、旦那さんの気持ちとしては、新しい部署に移動すれば、そこで再び人間関係をつくるストレスが生じるのではないか、という不安や、仕事量が少なくても今の部署とは管轄の違う仕事で、うまくやっていけるか自信がない…というところなのではないでしょうか。また、これまでの自信を失いかけているため、仕事の少ない部署に異動となれば、いずれはさらに仕事のない部署へ、と転々と異動したあげく、最終的には解雇されてしまうのではないだろうか、という悪い想像もあるかもしれません。 ですが、これらは言い換えれば、「なんとか職場復帰できたんだから、今と同じ部署でもう一度がんばろう」という前向きな気持ちも反映しているでしょう。 質問者さまも、育児などでさまざま大変なのだろうとお察しします。 それゆえに、質問者さまも神経が過敏になってしまっているのかもしれません。 旦那さんとしては、質問者さまの心理もそれとなく無意識的に感じ、余計に「家族を守る」とか「家族のためにがんばらなければ」という気持ちが強くなっているかもしれません。 もしもそのような状態で、変に質問攻めにしてしまうと、「自分のせいで妻を苦しめてしまっている」と、旦那さんの心理状態を逆に悪化させてしまうこともあるでしょう。 ただ、今の状況で、話し合うのは悪いことではありません。 今後は、ご夫婦でお互いに「苦しいこと、つらいことは、ちゃんと相談しよう」というスタンスを確認するよう、話し合ってみるのがいいでしょう。 また、お互いに「完璧な母・妻」や「完璧な父・夫」になろうとせず、お互いの至らない部分を2人で補いつつ、仕事も生活も育児も「のんびりでいい」とか「なんとかなるから大丈夫」と、深刻に考えすぎないように努めてください。深刻になり過ぎるのは、現在のお互いの精神状態的にも良くありません。 2人で深呼吸して、ゆっくり、とか、ゆるやか、とか、そんな生活にシフトできると良いと思います。
お礼
夫と話し合いましたところ、正に回答者様が仰る様な理由で異動はしない、と言っていました。 >2人で深呼吸して そうですね、夫婦二人で呼吸を合わせて頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。
一般にですが、男性は奥さんに会社や仕事の話はしたくないでしょうね。 うまくいっていることならともかく、うまくいっていない理由ならなおさらです。 それでも、ここで話し合いをしないことで将来の適応障害の再表面化、再休職になった ときの家庭への影響も大きいですし心配なお気持ちもわかります。 おっしゃるように理由は本人に聞かないとわからない事です。 そのため、まず段階を踏むべきと思います。 1.話し合いを必要としていることを理解してもらう 旦那さんの性格によりますが、もし話したがっていないようなら まず「自分が理由を話してほしい理由」「その必要性」を話して 異動に関する判断の理由を教えてもらうことに同意を取り付けることです。 「あなたのことが心配だ」などと気遣う言葉だけでなく (この場合、俺は大丈夫だから、と言われれば終わってしまう) 「家計のこともある」 「体調が悪く医者と話したら心労からきている、旦那さんとよく相談するように と言われた」、などあなたが話し合いを必要としている、助けてほしいという スタンスで伝えましょう。 2.理由を聞いて今後の動きについて決めておく 1で同意を取り付けられたら、理由を聞いていきましょう。その際 「異動をすべきかすべきでないか」については、意見しないことを勧めます。 少なくともあなたよりも具体的な根拠をもって判断されていることですし、 あなたにすべての理由を共有するかもわかりません。 周囲(会社の同僚、旦那さんの友人)とのつてがあれば深い話を聞けるかも しれませんが、それを知らないまま「~したほうがいい」という言い方をすれば 「何も知らないくせに」と反感をもたれるでしょう。 理由をできるだけ聞きだし、「理由を聞けて少し安心した」 「大変なこともあると思うが、判断を尊重するし無理しない程度にがんばって」 と感謝の気持ちを伝えておきましょう。 お願いするとすれば「体調を崩したとき、眠れないとき、また休職しそうな ときは事前に私に相談してほしい」と伝えておくことです。 自分の意見や判断が尊重されたと旦那さんが感じれば、事前に相談してくれる ようになるでしょう。 また、あなたに理由を話していく中で本人の中で考えが整理され、 「やっぱり異動したほうがいいのかも」と自ら思い直すプロセスはありえます。 3.その他 考えられる理由ですが、妄想レベルであれば以下です。 大体 仕事・金・人間関係 のどれかにおさまると思います。 ・仕事面 仕事内容が気に入っている。キャリアになりやすい。 会社内で花形の位置付け(異動先は閑職)。仕事内容に慣れている。 異動することでキャリアが振り出しに戻る。慣れた仕事のほうが貢献できる。 異動前の部署は社会的に評価されやすい、尊敬されやすい職種、部署である。 社会に通用するスキルがつく。今対応している仕事をやりきりたい。 ・経済面 社会的に通用するスキルがつくため将来的に安心しやすい。残業が適度にあり 生活の足しになる。出世の可能性を感じている、出世するならその部署がいいと 考えている。異動することで評価(賃金ベース)が下がることが想定される。 異動によりなんらかの手当てが減る。 ・人間関係 仲のよい人がいる。異動先に仲の悪い人がいる。職場の雰囲気が異動先のほうが よくない。育てたい後輩がいる。異動先では一から人間関係構築が必要になる。 異動先の人間関係がどうなるかわからない。 一度休職したことで、異動前部署でもなんらかの環境改善が見込まれる。 「今後また適応障害を起こしたり休職が発生することを防ぐような対応」を 今回確実に行うことは難しいと思います。せめてまた発生しそうなときに兆候を キャッチできるようにしておくことに専念することをお勧めします。
お礼
いただいたアドバイスに従って、うまく話し合う事が出来たと思います。 私の気持ちも落ち着きました、ありがとうございます。
お礼
異動する事は良いことだと思っていましたが、違ったのですね。分かりやすく説明していただいてありがとうございます。 夫からも異動する事のメリットよりデメリットの方が大きいのだと話を聞きました。話し合う前に夫の心情を理解出来て良かったです。 異動はせず、今の部署で暫く様子をみることになりました。 ご回答ありがとうございました。