- ベストアンサー
リスペリドン
リスペリドンはドーパミンとセルトニンを調整するのか減らすのかどちらでしょうか? 減らしてうつ病とかにならないでしょうか? ご回答宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなが選んだベストアンサー
- ベストアンサー
noname#209623
回答No.1
リスパダールは、中枢神経のドーパミン受容体を強力に遮断(ブロック)することで、統合失調症の「陽性症状」と呼ばれる幻覚や妄想を改善させます。良い意味でも悪い意味でも「ドーパミンを強力に遮断する」おくすりであるため、幻覚妄想を改善する効果に優れる一方で、錐体外路症状や高プロラクチン血症などの副作用が起こりやすいという側面もあります。昔の抗精神病薬(第1世代、定型)と比べると副作用は少なくなっていますが、第2世代(非定型)の中では、リスパダールの錐体外路症状、高プロラクチン血症などの副作用は多めであると言ってよいでしょう。また、第2世代(非定型)の中では、陰性症状に対する効果は弱めです。 *陰性症状・・・感情が平板化したり、無為自閉など気力なく過ごすようになる統合失調症の代表的な症状。本来あるべきもの(感情や意欲など)がなくなってしまう症状を陰性症状と呼ぶ。