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AUDIOTECHNICA AT4050の使い方
AUDIO TECHNICA AT4050をご使用になられた事がある方ご教授お願い致します。 ボーカルを録音するときのマイクの設定はどのようにしたら良いでしょうか? 設定と言うのはマイクに付いている白のスイッチになります。 女性ボーカル、男性ボーカル、ハーモニーパート(複数人で歌う)、ギター、などで 設定が違うようでしたら詳細をお教え頂けると非常に嬉しいです。 他の安物コンデンサーマイクに比べると出力が小さく(入力かな?)ちょっと困惑しています。 また、マイクを逆さまにして録音するのをよく見かけますが アレは何か意味があるのでしょうか?
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はじめまして♪ 同機を利用した事は無いので、一般論となりますが。。。。。 トリセツ(マニュアル)を眺めますと、スイッチは指向性切り替え、ローカット、パッドの3つですね。 ボーカル用と言う事であれば、 ローカットはオン(スイッチは左位置) パッドはオフ(スイッチは右位置) でしょう。 微妙な部分が指向性切り替えですねぇ。 一般的には「単一指向性」のポジションで利用する事が多いと思います。 レコーディングスタジオの音響特性や、声質やいろんな事から、無指向性や双指向性が利用可能な環境であれば、音味の微妙な変化から、好みのポジションを選択するのが良いと思います。 双指向性は、正面と真裏に感度が在る、と考える事も出来ますが、左右に(あるいは上下に)感度が無い、と考える事も出来ます。 スタジオ内で不要な雑音源が在る場合、その雑音源を感度が低い位置にする、という使い方も在ります。 (単一指向性では、後ろ側の感度が低く、横方向はわりと感度を持っています。) 無指向性は、文字通り全方位に感度を持っています、よほど音響特性が理想的なレコーディングスタジオや、あるいは響きの良いホール等でないとメリットが活かせにくいかもしれません。まぁ、マイクを囲んで大勢でセッション、なんて言う時には活躍すると思われます。 さて、マイクを高い位置にセットし、逆さ釣り状態で口元を狙う、というオーバーヘッドセッティングですが、一番のメリットは声を出したときの「息」が、多くは下方に向うため、その影響を受けにくく出来ます。 この他に、マイク位置が高いと、おのずと上に向って発声し、これにより喉が開いて伸びの良い声が出やすい、という人も多い、というケースもあります。 この他に、人に見せる演出不要なので、一般的なマイク位置に譜面台を置いて、という場合にも多用されます。 (過去に、ポップガードに対する回答で探したHPの画像が、ちょうどこのような形なので、こちらにもURLを貼っておきますね。) http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/48705742.html マイク内の回路が真空管、というコンデンサーマイクでは、横向きや逆さ向きに制限を持たせている機種も在りますが、このマイクでしたら全く問題なく、セッティングの自由度が高いので、いろいろ試して、実際に収録された音を比較試聴しながら、より良いサウンドを目指して下さい。 本格的なDCバイアスのコンデンサーマイクですから、衝撃や湿度、風等の影響、充分に考慮し本来の性能を出来るだけ長く維持出来るよう、大切に扱って下さい♪ サウンド的に、強い個性(悪く言えばクセ)が少ないので、一聴したとき、印象度が薄く音量感が低い?と勘違いしてしまう事も、無くはないでしょう。本物志向の玄人向けですからネぇ。 私の環境では周囲に高度なレコーディングスタジオが無いので、このような本格的なコンデンサーマイクでは弊害の方が遥かに多く、ハンドヘルドタイプばかり利用しています(苦笑)
お礼
めちゃめちゃ丁寧に回答頂きありがとうございます!