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最近の空港保安検査場X線検査の性能
空港保安検査場でのX線検査なんですが、もう10年ほど前にあのモニターをじっくり見たことがあります。X線つまりレントゲン検査と言うと白黒の写真を思い浮かべますが、その時でさえすでにモニターは鮮明なカラーで、映し出される品物により色が違っていました。 現在はそれがさらに進化したのでしょうか。例えば放射される、金属、プラスチック、液体等の物質により色が変わり、画像解析と共にコンピュータが危険・安全の判断をするのかとか。またX線以外の波長の違う放射線を使い、物質の固さ柔らかさなどまで判断できるようになったのでしょうか。さらに預け入れ荷物も含め、短時間で多量のバゲッジを検査せねばならず、立体的な放射ガンで3D解析し、コンピュータが自動判断するようになっているのか等、理系の学校と商売を歩んできた者なので、非常に興味があります。
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ある程度の内容物によって、画像分析からアラートを自動で発生させます。 なので、検査官が見ている眼だけでなく、アラーとも発出されますので、検査官がそれで止めて再度細かくチェックすると言うのも良く行われます。 液体物は揺れによって変化しやすいのですぐに引っかかりますね。 アラートの内容が判別できないと、荷物を開ける事に成ります。 そう言えば、この前、リチウムイオン電池単体を預け荷物に入れて、それが引っ掛かって暴行騒ぎと言うのがありましたね。 非破壊検査を行っている訳じゃありませんので、縦横チェックだけで3D解析する必要なんてないと思いますが。 どうしても隠れてわからないのなら開ければよいだけの話ですから。
- hamazo2004
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私もいろいろなことに興味があるほうで、モニターを覗き込むことがありますが、手荷物検査に関しては、大きな進化は無いように感じます。ただ、以前に比べてやはりモニターの進化のため表示色が増えたような感じがします。横置き、縦置きにうるさくなくなり、また要確認物の可能性のある物の場所を掴むことが早くなったので、遠近感がつかみ易くなったのではないでしょうか。X線という線種はそのままのようです。以前は一種の強さを当てていたものの、最近は強さを変えて何種類か一度に当てているのではないでしょうか。
お礼
現在はありとあらゆる技術を利用し、徹底的に解析していると想像したのですが、それほどでもないようですね。まぁ、技術が高度になるほど検査機の価格も高くなるので、ほどほどのところを採用しているのでしょうか。9.11 後 Carry-on ラゲッジに忍ばせた凶器や爆発物によりテロが遂行されたというニュースは聞いていないので、現行の設備で間に合っているのでしょう。 詳しいご説明、ありがとうございます。
お礼
当地では相変わらず検査場が混んでいるので、TSA は 3-1-1 Liquid Rule の徹底や脱ぎやすい靴を履いてこいと混雑緩和の手段を常に訴えています。それで疑わしい物の入ったバッグを即座に見つけられるような最高の技術を採用したX線検査機を現在は使っているのかと想像しました。しかし技術のレベルはそれほどでもなさそうですね。 とにかく疑わしいの物を見つけたら、まずは開けてみるをその都度やっていたらさらに混雑するので、その辺は技術でカバーしているのかと思っていました。 詳しいご説明、ありがとうございます。