※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:普天間移設迷走は、オスプレイの欠陥が原因!?)
普天間移設問題とオスプレイの関係について
このQ&Aのポイント
普天間移設問題について、沖縄の海兵隊員らによる少女暴行事件とその処理に対する反発から、「日米地位協定の撤廃」「反基地、反米」の運動が激しくなりました。
オスプレイの承認と配備により、普天間移設問題の案が変化しました。オスプレイの特性に合わせて新たな基地建設が計画され、それによって沖縄に大きな負担がかかることとなりました。
オスプレイの特性には、重量や滑走路の必要性があります。そのため、安倍政権が1600m滑走路2本を建設した理由が明らかになりました。また、オスプレイによる辺野古新基地建設の資金を捻出するため、普天間移設が利用された可能性も指摘されています。
米軍辺野古新基地をめぐる安部政権と米軍の異常さに驚き、沖縄の基地問題に関心を持った一人です。
で、ネットを探ったら、1996年末には、米軍は辺野古にオスプレイ配備を計画していたと、米軍関係文書を入手した共同通信の配信をもとに2007年4月5日の沖縄タイムス、琉球新報が報じていたそうです。
http://www.ryukyu.ne.jp/~maxi/sub7.html
(※共同配信なのに本土のマスコミは報じなかったそうなので、最初の安部政権の段階で、その本音に気付かなかったのですね…。)
◆スタート時
さて、普天間移設は、沖縄の海兵隊員らによる少女暴行事件とその処理に対する反発から、「日米地位協定の撤廃」「反基地、反米」の運動が激しくなり、「沖縄米軍基地の整理・統合・縮小に関する日米特別行動委員会(SACO)」が設置され、1996年平成8年4月12日、橋本内閣総理大臣及びモンデール駐日米国大使共同記者会見で、クリントン大統領、ペリー国防長官も合意したと発表されたものです。
その直後のSACO中間報告では、ヘリコプター以外は他の基地に移し、代替施設は米軍の施設及び区域内にヘリポートを建設するというものでした。
http://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/saco/midterm.html
しかし、12月のSACO最終報告では、撤去可能な橋桁式かフロート式という制限付きで辺野古の海上ヘリポート案も追加されました。
http://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/okinawa/saco_final/saisyuu.html
確かに、例示された滑走路は1300mと、ヘリポートにしては奇異な長大なものです。
http://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/saco/heliport.html
◆オスプレイの承認と配備に呼応して現在の案に急変
2005年、米国防調達会議がオスプレイの全規模量産(FRP)の開始を承認。
そして2006年、次期安倍政権が既定路線となった時期に現在埋立中の辺野古岬で日米合意。
収賄罪で逮捕される防衛庁の守屋武昌の案を、偽情報でイラク戦争を起こし国防長官を辞めることになるラムズフェルドが認め、急転直下で決まったものでした。
(http://tkawakamidreams.net/nitibeidoumei33.pdfの24ページ(2)「普天間代替基地」論争などの経緯を参照)
そして、2007年、安倍政権が意図する辺野古新基地が明らかになるにつれ、ヘリポートの文字は消え、1600m滑走路2本、200m級の船着場、工法は撤去可能ではない埋立に変更…と、SACO合意から大きく逸脱し、これでは、普天間より大きな負担を沖縄にもたらす新たな基地建設だと、一時は歩み寄りを見せていた地元の首長も反対するようになりました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21597-storytopic-3.html
一方、同じ2007年、イラク米軍海兵隊のキャンプにオスプレイが実戦配備。
◆さて、こうしてみると、SACO合意を無視して新たな埋立地に滑走路2本作るまで拡大した背後に、オスプレイ配備基地建設の資金を、普天間移設を餌に捻出しようとしたシナリオが見えてきます。…。
そして、既存の米軍基地や訓練地の中にヘリポートを作ることは容易だと最初は合意された普天間の代替施設案が、米軍に曖昧にされた理由として、まず、最初に思い付くのが、オスプレイは宣伝されている最大重量より3.5トンも軽くなければ垂直離陸ができず、600mで離陸できる輸送機が珍しくない時代に、輸送機の倍以上の長さの滑走路を必要とする厄介な代物だという事実を、米国防省も防衛省もオープンにしなかったことが考えられます。
◆Wikipediaによると、(http://ja.wikipedia.org/wiki/V-22)
オスプレイの離着陸に必要な滑走路の長さについて、
[・貨物を載せず24人が乗り組んだ場合はヘリコプターのように垂直離着陸が可能
・最大積載量を積んだ場合は垂直離着陸できない。離着陸には約487m(1,600フィート)が必要
・上空でエンジンを停止させて着陸する『オートローテーション』飛行訓練や単発エンジン着陸訓練、編隊離着陸などの習熟訓練には、最短で約792m(2,600フィート)、最大で約1,575m(5,170フィート)が必要]
と記述されています。
これで、最初の安部政権の時、1600m滑走路2本が登場した理由が納得いきますね。
◆それにしても、辺野古のような大きな犠牲を強いるオスプレイは、高すぎる買い物ではないでしょうか?
その他、オスプレイために、辺野古新基地に固執する安部政権と米海兵隊の事情があれば知りたいと思います。
思い当たることがあれば、教えて下さい。
お礼
ありがとうございました。 追加の質問がありまして、普天間移設迷走はオスプレイの欠陥が原因!?…IIで、ご回答頂きたく存じます。 http://okwave.jp/qa/q8976817.html Q1、米陸軍仕様の垂直離着陸機だと、普天間移設先が、40mのヘリポート建設で済んだ話が1800m(1600+200)の滑走路まで拡大するような馬鹿げた事は起こらないですか? Q2、「ハワイの環境影響評価(アセスメント)準備書で、同機が安全に運用(最大重量離陸時)できる滑走路の長さを「最低でも2146メートル以上必要」と見積もっているという報道もあります。 基準の長さが、2006年より長くなっているとすれば、辺野古を拠点基地にすることはできない…」 ということですが、辺野古新基地の設計は変わっていないのですか? Q3、「沖縄には、普天間移設の最初の合意に戻って、反対運動の起こらない米軍施設内にヘリポートを作ればいい。」 という意見ですが、 普天間移設の最初に合意された40mのヘリポートでは、オスプレイでは、垂直垂直離着陸しか出来ないので、搭載量が小さすぎてオスプレイのコストパフォーマンスが悪過ぎるということになりませんか?