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SLの煙突フィルター

親の代からのSL好きで色々動画を観て楽しんでいるのですけど、私が記憶している頃のSLは煙突に火の粉を消すためなのか、フィルターが付いていて排気の力で回転していたように思います。現在はほとんど見かけなくなりましたけど、燃料の違いか何かで必要なくなったんでしょうか?最近、北海道のSLがフィルターを回しながら走行しているのを観てふと疑問に思いました。暇なときにでもご回答お願いします。

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回答No.2

集煙装置のことではなく回転火粉止めのことですね。 現役時代は国産の石炭を粉城にしたものを固めたピッチ練炭(豆炭の大型板)を使用していたので完全燃焼が多く火の粉がでることが多かったため回転火粉止めを装備することが多く見られました。 現在はオーストラリア炭、北ベトナムのホンゲイ炭など灰分の少ない完全燃焼する石炭をそのまま使っているので煙突の上に回転火粉止めを付けずに煙室内にある金網のフィルターのみで火の粉対策は済むようになっています。

その他の回答 (1)

  • cactus48
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回答No.1

集煙装置と言います。御存知とは思いますが日本ではトンネルや山間部が 多いですよね。通常は煙突から煙を吐き出していますが、トンネルに入る と煙がトンネルの天井に当って跳ね返り、運転室が煙だらけになり機関士 が煙のせいで窒息して倒れ暴走して事故になる事もあったそうです。 これを防ぐために開発されたのが集煙装置です。通常開いている煙突の穴 が塞がる事で、煙の流れが変わり運転室に流れ込まなくなるようです。 通常は集煙装置の穴は開放されていますが、トンネルに入ると同時に穴が 塞がれます。開閉操作は機関士か機関助士が手動で行います。 集煙装置は燃料削減や火の粉を消すための物ではありません。 火の粉を消す装置を「回転式火の粉止め」と言います。集煙装置を付けず 単体で回転式火の粉止めを付けているSLもありました。 山口線を走っているSLやまぐち号(メインC57-1)(サブC56- 180)には集煙装置と回転式火の粉止めが取り付けられています。 ただしイベントなどで取り外される事もあります。 これは聞いた情報ですが、山口線のSL運転区間(新山口~津和野)では 山間部が多く、また勾配が急な部分や長いトンネルがあり、山口線でSL を復活させようと計画があった時、運転区間周辺住民より山林火災や煙に よる健康被害の恐れがあるからと復活を反対する声が多かったようです。 議論を重ね集煙装置と回転式火の粉止めを付ける事で同意されたと言う話 があったようです。現在のやまぐち号の煙突は、高さを10センチ短くし てあります。 最近は見かけなくなったのは、SLが運行されている地域が限られている からです。昔は何処でも走っていました。でも今は数えられる地域でしか 走っていません SLは大好きです。あの汽笛や空転する動輪の音は最高です。

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