「根回し」という言葉は響きこそ良くは無いですが、僕自身はあまり悪いイメージを持っていません。
会社が外資系なのですが本社(アメリカ)で仕事をする時は、この「根回し」が無いが為に、重要な決定事項が、立場が上の方の独断で決められてしまうケースが多いのです(意思決定が早いというのは熟慮が無いという事とトレードオフの関係ですので)。
例えば、システム導入の様に(自分の話ですみません)多くの利害関係者の理解を必要とする場合は、「根回し」は非常に重要な事です。情報システム部門から経理から…説明資料を持って部署周りをする事は日常茶飯事です。
ある提案に対して、反対意見に耳を傾け、説得して、利害関係者の意思統一を図る「根回し」(というより「調整」)は、私は日本企業においては非常に重要なのかな、と思っています。
補足
ご意見ありがとうございます。 今は、根回しについて、意思決定遅れさせるなどマイナスなイメージを持ってくる人が増えているようですが、それはどうしてでしょうか。