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キッチュに関する本
こんばんは。 タイトルの通り、「キッチュ」という言葉の由来?が 知りたくてそれに関するおすすめの書籍はありますでしょうか? ゴテゴテとした装飾過多なものが好きだと気づいてから それに関連する言葉・概念を探しています。 それに関する品物が載っている本でも構いません。 「キッチュ」なものってどういったものを指すのでしょうか?
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由来はこれ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A5 キッチュ (ドイツ語: Kitsch) とは、「けばけばしさ」「古臭さ」「安っぽさ」[1]を積極的に利用し評価する美意識である。 「キッチュ」が美術用語として規定されたのは、クレメント・グリーンバーグの1939年の論文「アヴァンギャルドとキッチュ (“Avant Garde and Kitsch”)」による。 彼は芸術が、アヴァンギャルド(前衛)とキッチュ(後衛)に二分化しているとした。文化の推進者たるアヴァンギャルドに対し、キッチュは見せかけにすぎないと酷評した。 しかし、20世紀より、大衆文化の評価が高まるにつれ、グリーンバーグのような二元論に対する批判も多く現れている (WIKIより抜粋) WIKIにあるようなダリとキッチュは合わない気がするけど、ボッシュとだと合致する感じ。 「エドワード・ゴーリー」、「ティムバートン」あたりも該当するのかな。 ジャンルとしては「スチームパンク」、「正統派ゴスロリ(ゴスホラー)」、「アングラオカルト」あたりもその一派なんじゃないかしら。 キッチュじゃないけど装飾過多だと有名なのは「アールヌーボー」・「アールデコ」世界。 宝飾品だとアールヌーボーの「ルネ・ラリック」がごってりしてて個人的に好き。 「」内は検索すると良いと思うワード
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ベルサイユはバロック様式。 バロック、アールヌーボー、アールデコ、 それぞれヨーロッパの美術の分類(というか時代)ですね。 ヨーロッパ・美術史・様式あたりで検索すると良いと思います。 ヌーボーは植物をモチーフとした曲線、 デコはヌーボーの後に起こった美術の風、直線的… と時代により様式が変わっていきます。 (傾向としてはだんだん質素になっていく。まあ調べてみてください)
お礼
ありがとうございました。なるほど。美術史あたりを比較するといいのですね‼ そのあたりを中心に(キッチュも含めて)探してみます。 ありがとうございました。
忘れてました。 検索ワードだけ打ち込んでいきましたが そのどれも多分画集出してますので。 スチームパンクの画集は私もちょっと欲しいところ。 お好みと質問に答えが添うことができていたら 検索キーワードに「画集」を添えて見てください。 ちなみに、アールヌーボー・デコは家具も家屋もみごたえあります。
補足
ありがとうございます。紹介していただいたキーワードで検索したところ「スチームパンク」や「アールデコ・ヌーボー」あたりが好きでした。「キッチュ」=装飾過多のイメージだったので、また違う概念だったのだと勉強になりました。これはこれで調べるとして、勝手に当初は「ベルサイユ宮殿の鏡の間」のようなクラシカルでゴテゴテしいものをイメージしていました。あのような様式?装飾性はクラシカル?ゴシック?ヨーロピアン調?と呼ばれるものなのでしょうか? 時間が空いたときにでもご回答いただけたら幸いです。