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感染癌とはなんですか
ご質問失礼致します。 友人が感染癌と診断されました。 感染癌とはどんな病気なのか、治る見込み はあるのか…教えてください。
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- ライフ *゚+。(σ‐σ)。+゚*(@InTheLife)
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人間の身体は約60兆個の細胞により構成されています。 細胞の中心には、膜で包まれた核があり、その内部には46本の染色体が存在します。 この染色体を構成するのが、DNAと呼ばれる分子です。中でも、タンパク質を作るDNAは遺伝子と呼ばれます。 この遺伝子の中には、がん遺伝子やがん抑制遺伝子も存在します。 私たち人間の体内では、毎日、5000個程度の細胞ががん化していると言われています。 ただ、正常な細胞では、がん遺伝子やがん抑制遺伝子が適切に制御されることにより、細胞の増殖と分化が巧妙に調節されているのです。 しかし、ウイルスや細菌の侵入によって遺伝子の調整機能が破壊され、正常な細胞が、がん細胞と化すことがあります。 「感染癌」は診断名というより、こうした発がんのメカニズムを現すための表記です。 腫瘍形成の働きを持つウイルスや細菌によって引き起こされたがんを、他の要因が想定されるがんと区別するための表記です。 したがって、予後につきましても、おしなべて考察することは不可能です。 治療法としては、免疫活性化作用や腫瘍細胞増殖抑制作用を持つインターフェロン療法、IL-1βなどサイトカイン療法や樹状細胞によるワクチン療法が知られます。 インターフェロンは、ウイルスや細菌の感染を受けた際、白血球、リンパ球などの細胞内で作られるタンパク質であり、ウイルスの増殖を抑制します。 IL-1βは、主に白血球の一種であるマクロファージによって作られ、リンパ球の感染を防いだり、白血球を感染部位へ誘導する働きを助けます。 樹状細胞は、正常な細胞になりすまし密かに繁殖するがん細胞の残骸等を貪食し、がん免疫細胞に「がんがここにいますよ」と存在を知らせることで、がん細胞繁殖の抑制に貢献します。 白血病やリンパ腫など血液を侵すがん、骨や軟骨や血管や筋肉を侵す肉腫、肝臓がんや子宮頸がんなどには、腫瘍ウイルスや細菌に誘発されたがん細胞が含まれることがあると考えられています。 ただし、他の回答者様が既に記載されていますが、がん細胞そのものに他の生物の正常な細胞を侵す自己伝染機能はないと考えられています。 がんとの闘いは、病巣や処方に苛まれる苦痛もさることながら、先行き不安な恐怖と日々向き合う重圧をも意味します。 質問者様には、これまで通り、ご友人に寄り添い続けて頂きたいと願っております。
- MIKI-PAPA
- ベストアンサー率17% (186/1049)
最近は2~3人に一人が種々な「癌」にかかる時代ですが、「癌」は絶対に感染するものではありません。 何故なら「癌」はウィルスやバクテリア等の「病原菌」に依る病気ではありません。 自分の体の内で、毎日増殖コピ-される細胞に「エラ-」が起き、異常な増殖をするのが「癌細胞」なのです。この為に「癌に効く薬は」未だ存在していません。従って「感染癌」と云う病気はこの世には存在しません。 但し、肺癌などが「転移」して「脳に転移性脳腫瘍」が発生することは多々あります。また、逆に脳の腫瘍が発見されてから調べると、内臓の「癌」が発見されることも珍しくはありません。 折角、貴方もPCをお持ちです。「癌」に関して人に頼って尋ねるのでは無く、もっと自分で勉強して下さい。
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
ガンそのものは感染しませんが、ウイルスや細菌が感染することによりガン化することがあるようです。 http://www.i-madoka.com/cause-cancer-tumors.html よく知られているのがヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus:HPV)で、このウイルスはガンの抑制遺伝子を分解することで、間接的に発がんを促します。子宮頸癌や口腔癌、舌癌の原因にもなるようです。 http://www.know-vpd.jp/vpdlist/hpv.htm 治るかどうかは、腫瘍の部位や種類、進行度合いによってさまざまですので一概にいうことはできません。
お礼
詳しく教えていただきありがとうございます。 調べてみようと思います。
お礼
教えていただきありがとうございます。 さらに調べていきたいと思います。