長期服役している人間の生活…

質問

先日、報道特集をチラッと見ました。
長期の服役囚に関するものでした。
仮釈放が少なくなって、自分は獄中死してしまうのではないか？
という不安感などを服役囚が抱いている様子などが放送されました。

私が気になったのが、その生活ぶりです。
・快適とは言い難いが、布団で寝れる事（まあ当然ですが）
・時間制限はあるが、TVを見れる事
・季節感を感じる食事が摂れること
（取材時は年末年始で、数の子まである豪華弁当）

正直、意外に自由だと感じました。
もちろん、無期懲役の罪で10年20年服役している最中で、
色んな悩みや葛藤などもあるとは思うけど、見ているうちに
段々腹が立ってきました。
「このままここで死ぬんじゃないか」
「仮釈放があればまだ社会復帰に望みはあるが…」
と言う強盗殺人犯。。。

遺族から見たら、「何を贅沢ぬかしてんの？！」って感じだと思います。
被害に遭った人は、悩む事もできなければ笑う事もできない。
なのに服役囚はTVを見て笑っている。
季節感のある食事に思わず頬が緩む。
窓から見る桜に風情を感じることができる。
そんな事が許されるのだろうか…と。

こんなにヌクヌクした生活ができる日本の刑務所。
大丈夫ですかね？
これを見て「刑務所にいたほうがまともな暮らしができる」と
思う輩も出てくるんじゃないんでしょうか？

個人的にはもっと厳しくしてもいいと思うのですが、
皆さんの御意見をお聞かせください。

以下参考URL

報道特集公式HP
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20150214_2_1.html#

YouTubeより、この日の報道特集の番組映像の一部（服役囚は映っていません）
https://www.youtube.com/watch?v=qwjvTOkrylM

回答No.7

noname#224207 · ベストアンサー

非常に難しいご質問です。
ご指摘の「遺族から見たら、・・・そんな事が許されるのだろうか…と。」ということを突き詰めていきますと死刑制度の存続か廃止かという問題に行きつきます。
「許されるのだろうか」という問題提起には「報復感情」というものが含まれています。
報復感情を野放しにしておきますと、際限なく報復が繰り返されて拡大していきます。
これを抑制するために統治者の手による懲罰という手法が洋の東西を問わず歴史的に取られてきました。
その延長線上に現在の刑務所を始めとする懲罰制度が設けられています。

現在の刑務所の設置目的は、懲罰よりも犯罪者の更生に主眼が置かれています。
この為に、表面的な情景だけを見ますと「罪を犯した者を税金で扶養している、贅沢だ」というご意見も出てくるかと思いいます。
刑務所の運営につては下記のサイトに詳しく掲載されています。

刑務所の目的 - 刑務所生活
keimu.itlawyer.jp/mokuteki.php

実態については多々問題点が指摘されています

ホリエモンが語る「更生できない」刑務所の実態 - being qua being
linda.hateblo.jp/entry/2013/11/28/005842
抜粋
ちょっとしたことで懲罰になる。大王製紙の元社長の井川さんは居室用のタオルを規定の曜日時間外に洗ったので懲罰を受けた。

学術的にも研究されています

刑務所目的の混乱について
hrr.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10634/6525/1/Hiroga...

いずれにしましても所詮人間が作った制度ですから万全ではありません。

ＴＶなどの映像では表現できない部分がある、ということをご理解願います。
それは、身体の行動の自由を束縛されることが、どれだけ人間の精神にダメージを与えるのか、という点です。
この点について１９世紀のイギリスの小説家チャールズ・ディキンズが 書き残しています
「私はこの独房監禁は誤りであり、またその効果は余りにも残酷であると思う。この方式の意図する所が、善意と人間性を持った改革の精神に依拠している事は良く知っている。しかしこの改革を行った人々は自分等が何を行っているのか解っていないのではないかと思う。囚人に課せられたこの恐ろしい刑罰の熾烈な苦痛と苦悩の実情を評価出来る人は殆どいないのではないかと思う。私は、この緩やかにして間断ない精神の惨めさと苦痛を用いて人間改造をいかなる体罰よりも悪しきものであると思う」
出典：刑務所目的の混乱について hrr.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10634/6525/1/Hiroga...
上記の文書の中で
「囚人に課せられたこの恐ろしい刑罰の熾烈な苦痛と苦悩」
「この緩やかにして間断ない精神の惨めさと苦痛」
と表記されている点に注意して下さい。
この点については下記のサイトでも触れています。

労役でムショに行ってきた！ - clicccar.com(クリッカー)
clicccar.com/2011/02/04/6395/
タイトル：【労役でムショに行ってきた！】　元新聞記者のオレさまが飲酒運転で刑務所にぶちこまれるなんて・・・トホホ
抜粋
お気楽な単純労働とはいえ、バツイチで40過ぎて無一文のオケラ、おまけに囚人という反社会的人間のお墨付きまでいただいてしまった己の惨めさと情けなさのために、著者は愛娘のことを思い出しながら涙を流してしまいます。

ＴＶなどの映像ではホームレスなどよりも余程ましな衣食住が確保され提供されていますが、ホームレスと異なるのは上記のような人間の精神に加えられる懲罰です。
であればこそ、塀の中よりも塀の外のホームレスを選択する人が後を絶ちません。

なぜ路上で生活するホームレスになることを選んだのかという知られざる ...
gigazine.net/news/20090324_homeless_people/

ホームレス自らを語る 第26回 5回のムショ暮らし／北島健彦さん（63歳 ...
gekkankiroku.cocolog-nifty.com/edit/2009/04/26-63-beca.html

もしもホームレスになったら・・・これだけは覚えとけ！ - NAVER まとめ
matome.naver.jp/odai/2128712514330303401

いろいろサイトを紹介させていただきましたが、是非一度目を通してください。
被害者側だけの目線では解決が難しい問題を多々含んでいることをご理解願います。
現在巷間を騒がせているテロ集団の理論にも、報復理論が重要な役割を果たしています。
韓国の反日活動にも色濃く影響しています。

以上を持ってご質問への回答とさせて頂きます。
なにかあれば補足で追加質問を願います。

回答No.6

dondoko4

娑婆へ出ても、前科者ではまともな生活はできません。働き口すらない。親兄弟に見放され。これも自業自得なんですが。なので累犯障害者となってしまうのです。
ムショ生活のほうが楽だから。衣食住は保証されている。娯楽だってある。同じ奴らばかりだから気を使わない。彼らにとっては天国みたいなもの。累犯障害者という本に書いてあった。更生教育の在り方を考えさせられた。

回答No.5

noname#218778

再起不能にするために閉じ込めてるんじゃないんじゃね。出所する時はゲイになってるだろうけど。(´・ω・`)

回答No.4

tzd78886

実際、「刑務所に入りたいから」などと言う理由で軽犯罪を犯す連中も存在します。寒風の中空き缶拾いなどで河川敷や公園で厳しい冬を過ごすホームレスよりはるかに恵まれている生活であることは確かです。

回答No.3

E-1077

だから再犯率が下がらないのでしょうね。
出た足で犯罪犯して戻りたいって言う人は多いようです。
居心地の良さと世間の冷たさを天秤にかけると・・・・ということらしいです。

回答No.2

carrotcake

でも冷暖房は完全になしで、凍えるような室温の中ですよ。
同室の人も選べず、相手が老人なら面倒を見る生活です。
もう家族のようだと言っていましたが、親しみや逃げ場のない憎しみなどが想像できます。
仮釈放は最短でも30年後で、ここ何年も仮釈放された例はないといいます。
20代から3０数年収容されている人は、「若いころから入っていて自分の人生を生きたという気がしない」と語っています。
生きていながら「人生」を実感できない生活を送る、これが番組を見ていて一番心に残りました。
一日一日の繰り返しが未来につながらない生活。
私は無期懲役は想像していたよりも、心理的な面で過酷なものだと思いました。

回答No.1

noname#207785

実際サラリーマンのほうが刑務所よりきつい暮らししてますよね。

ただまぁ、人間の尊厳は奪われますよ。
番号で呼ばれたり、整列させられたり。
退職なんてできませんしね。

従順になるからラクしたいというなら、たしかに刑務所はいいかもしれないけど。
夢を追ったり、自分の生き方を考えたり、自分のプライドを捨てきれない人には厳しいと思いますよ。