折板屋根塗装でボルトキャップは着けたほうがよい?
所有するアパートの折板屋根を業者さんにお願いして塗装する予定です。建物は積水ハウスの施工で築25年ですが、屋根は10数年前に一度塗っていますので、折板自体は外見上はきれいです。ボルトはさほどひどくはありませんが錆で少し赤茶けて来ています。将来、雨漏りが起こらないように、今回しっかりと屋根を塗装してしまおうと思っています。そこで、複数の塗装屋さんに聞いてみたところ、ボルトキャップを着けるかどうかで意見が分かれました。ある塗装屋さんは絶対に着けたほうがよいと言いますし、別の塗装屋さんは着けない方がよいと言います。ボルトキャップを着けたほうがよいという業者さんは、ケレンして錆止め塗装をした後、ボルトキャップの中にたっぷりとコーキング剤を入れてボルトにかぶせれば雨水を防いでボルトが雨に濡れず錆びないと言います。ボルトキャップは着けない方がよいという業者さんは、コーキング剤には防水効果はあるけれど防錆効果はなく、紫外線に弱いために直射日光に当たる屋根の場合、しばらくするとコーキングそのものがひび割れてきて、そこに雨が降ると、雨の跳ね返りがコーキングのひび割れからキャップの中に入ってしまうこともあり、その場合、逆にひび割れたコーキングで入った雨水を囲い込むことになって、ボルトが雨水に濡れて錆びてしまいかねないという話でした。また、その業者さんによるとキャップをかぶせてしまうことで、その中のボルトが錆びているのかどうか、状態が見えなくなってしまうのもよくないということでした。どちらにも一理あるように思えますが、素人にはどちらが正解かさっぱり分かりません。
折板屋根を塗装する際、ボルトにキャップは着けたほうがよいのかどうか、みなさんのご意見を伺いたいと思います。ボルトキャップを着けるにせよ、着けないにせよ、折板もボルトもしっかりと錆止め塗装はするつもりです。それから、もしボルトキャップが錆を防ぐ効果があるのならば、どうして大手のハウスメーカーは最初の施工時からボルトキャップを着けないのか、そういう疑問もあります。費用の問題ではなくて、将来、雨漏りが起こったりしないように適切な補修と塗装を施しておきたいのです。よろしくお願いいたします。
お礼
詳しい御説明ありがとうございます。大変参考になりました。