こんにちは^^
遅ればせながら、回答させて頂きます。
元、中央出版で営業していた29歳の男です。
私は、中央出版で小学1年生から中学3年生までの範囲をカバーする教材「チェック&アタック」を販売していました。
こちらの教材は、最も安価なタイプで約290,000円で最も高価なタイプで約700,000円と幅広いラインナップが揃っていました。
ラインナップといっても、母体となる教材は一緒で、付随する付録品の数で金額が変化するように構成されていました。(もう5年前の話ですが・・・)
で、私自身が教材販売をしていた頃に感じたことですが、「特に必要ない」という印象を持ちました。
確かに、教材自体は良いと思います。
様々な学校の先生などの協力もあって作成された教材でもありますから、この教材をフルに活かすことができれば、購入価格以上の価値はあるだろうとの認識を持っていました。
その認識は現在でも変わらないです。
しかし、“必要ない”との見解を示した背景には、「使いこなせない」と自信を持って言えるからです。
実際に、購入したユーザーの感想も、
「購入当初は何かと活用していたにもかかわらず、徐々に使用頻度が減少していった。買って損した。」
との感想が大多数でした。
中には、「分からないことがあると、すぐに自分で調べるようになった。」とか「家で勉強している時は、必ずチェック&アタック」を使用している。」などといった感想を提示してくれるユーザーもいました。
が、肯定的な感想を提示してくれたユーザーは、極一部でした・・・
同じ教材を購入したにもかかわらず、正反対の感想が存在するには“教材の活用の仕方”を子供に伝授し切れていないところに大きな原因があります。
教材の活用の仕方を子供に伝授するのは、大抵は母親の役目となります。
しかし、共働きが多いことと家事や子育てなどで、教材の活用の仕方の伝授まで手が廻らないといった状況に陥り、購入当初は興味本位で色々と見ていた子供達も、やがては飽きて手を出さなくなる・・・
といった状況になっているのが実状です。
「教材の活用方法を子供に伝授する」ことを子育ての一環として行うか、そこまで手が廻らないと考えるか・・・
前者であれば購入をお薦めします。購入価格以上の価値が得られると思います。
後者であれば購入を止めておきましょう。
購入しても使用する期間は子供達の興味がある間だけ・・・となってしまいますよ。
どちらのタイプに値するかは分かりませんが、よく考えて検討してみてください。