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CANONノズルチェックパターンの意味とは?
- CANONノズルチェックパターンとは、MP470を使っている場合、プリンターのノズルの状態をチェックするための印刷物です。
- しかし、ノズルチェックパターンを印刷すると、C、M、Yの二段目が真っ白になり、本来薄い色が印刷されるべき箇所が印刷されないことがあります。
- この薄い部分が出ないことによる影響は、具体的にはどのようなところに現れるのでしょうか?
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プリンタの修理屋です。 まず、プリントヘッドと言うものは寿命があるもので、いつかは壊れます。 プリントヘッドには細いノズルが数百本あり、その一つづつにヒーターが組み込まれています。 ヒーターに通電してインクを瞬間的に沸騰させてその時の泡がはじける勢いでインクを噴射しています。 ヒーターは非常に細かいサイクルでON-OFFを繰り返しますので、温度変化で劣化していつかは壊れるわけです。 ノズルの中に組み込まれているヒーターはこの機種の場合大小2つのはず。 ヒーターのサイズに合わせてインク粒も変化します。 通常の文書などの場合は大きなヒーターと小さいヒーターの両方を使ってインク粒を大きくして一気に印刷していきますが、写真を印刷する場合は小ヒーターだけ使ってインク粒を小さくし、高精細な画像を作ります。 画像の症状は、小ヒーターが切れているものと思われます。 ですから、通常の文書では問題が出ないのだろうと思います。 また、通常のプリントヘッドは、5年程度の寿命を想定して作られていますが、この機種の場合はインクがなくなれば捨てられる運命なので、寿命は短くなっています。 詰替えて何度も使えば、壊れても不思議ではありません。 このまま使ってどうなるのかは、まったくわかりません。 単にヘッド内部の安全回路(ヒューズ)が切れただけの可能性もありますし、過熱してヒーターが切れたのかもしれません。
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- suzukiswift
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リユースカートリッジを使った時点で保証が効かないと言うことを頭にいれておいて頂いて、あとは写真など印刷をして気にならなければそれで良いのでは?
お礼
うーん、7年間ですので保証などは気にしてないのですが、カートリッジそのものに、ヘッドが組み込まれているタイプの為、カートリッジが高めで(特売だとカートリッジよりも本体価格の方が安かった)あまり気軽に交換したくないのです。もう7年ですし、良いタイミングで買い換えたいとも思っています。 ただ、とりあえずはこのまま使うのですが、年に数回、それなりに印刷する必要があります。その為、この状態で使うとどういったところに問題が発生するのか伺いたく思っています。
お礼
詳しい回答頂きありがとうございます。 仕組みが分かりとても納得できました! なお、同じ質問があったときに分かりやすいように、良い画像がありましたので載せておきます。機種によって異なるのでしょうが、写真では、1本のラインに、1pl,2pl,5plのノズルが交互に付いているようです。 http://web.canon.jp/technology/canon_tech/explanation/ij.html