教材は、自分の目で見てから判断すること。
まず他人の話ありきではダメです。
システム現代文やレベル別では取っつきにくいから、好きになる現代文という柔らかい教材ができたのでしょう。
善し悪しや系統は判りませんが、やさしく語る、と目的は似たところにあるのでしょう。
それと、あなたは肝心なことに答えていません。
文章の読み方(入試問題の読み方、では無く、文章の読み方)、解法、ちゃんと身に付けたのか。
そういう意識で教材に取り組んだのか。
勉強のやり方を間違うと、やれどもやれども伸びません。
東京から大阪まで歩いて行くのに、仙台の方向に向かえば、いつまで経っても着かないでしょ?
方向が大事だとは思いませんか?
やさしく語る、を持っているなら、じゃぁ読んでどうだったのか。
勿論、意識が間違っていれば、何も身につきません。
そこの修正に役立っているのか。
それに対して、やさしく語る、はどうなのか。
何が原因で、何をすれば良くなるのか。
きちんと紐解いていかないと、伸びませんよ。
特に現代文は、ただ闇雲に何かをやっても、全く伸びない。
それで伸びるなら、日本人の8割以上が、現代文すらまともに理解できない、なんて事態には、なっていません。
各教材の細かい味付けによって、身につく身につかないが、人によって変わることがありますから、ちゃんと自分で判断することです。
なお、明確に言っておきますが、河合や進研の模試で偏差値が50しかない、センター過去問で楽に安定して8割取れない、なんてのは、基礎学力0ということです。
平均でも、みんなと同じでも、それではダメです。
学力がスッカラカンだ、ということを念頭に、色々な教材に当たってください。
数字が書けるのと、足し算ができるのとは、違うのです。
中学数学が壊滅状態で、論理的思考力に重大な欠陥がある場合は、この手の教材では伸びないかもしれません。
物事を論理的に考える、ということからできない、そういう場面では必ず拒否反応を示す人が居るものです。
そういう人物は、少なくとも本来、大学に行くべきではありませんし、大学に居場所は無いはずなのです。本来は。
そこを猛省するのであれば、出口の好きになる現代文が難しいようなら、出口の小学生用の教材や中学生用の教材を、ダメ元で当たってみるべきでしょう。
いずれにしても、現代文の教材は、一冊なら薄いですから、やってみて、力が付いたかどうか判断してみるのが良いです。
力が付けばそれでよし、付かないなら次の手を考える。
付け焼き刃的に、闇雲にやってどうにかなる教材、というのは、私は知りません。
補足
「やさしく語る」は一通り全部終えました。 毎回3、4問ミスしたのでまた復習して取り組んでいます。 教えていただいた「好きになる現代文」買いました。 これは買って大正解でした。 とてもわかりやすいです。 今出口のレベル別問題集2と並行してやってます。 好きになる現代文、下まで取り組む時間はないようです(T-T)