決算短信の業績予想について
決算短信の1ページ目の最後には、たいてい業績予想があります。
これはいつからいつまでの機関の業績予想なのでしょうか。
たとえば、下記はスタートトゥデイの短信決算です(平成23年3月期 通期決算短信)。
http://www.starttoday.jp/ir20110426-2.pdf
これの一ページ目最後に、業績予想があります。タイトルとしては、
「3. 平成24年3月期の連結業績予想(平成23年4月1日~平成24年3月31日) 」
とあり、第2四半期(累計)と通期に分かれています。
第2四半期(累計)は、第1四半期(予想)+第2四半期(予想)をあわせたもの、
通期は今年1年の決算を予想したものと考えてよいでしょうか。
もう少しで第1四半期の発表の時期ですが、この結果を見て、すでに発表されている
業績予想(第2四半期(累計))と比べ、単純計算なら50%を満たしているはずです。
しかし、これがはるかに少なく、たとえば10%しか満たしていなかったら、第2四半期の発表前に下方修正があるな、もしくはもう70%もみたしていたら、上方修正があるななどの予想ができるということでしょうか?
また、もしかして、第1四半期の発表で、第2四半期(累計)の業績予想の50%より、大きくかけ離れていた場合、この時期すでに下方、上方修正が出ているものですか?逆に、この時期出ていなければ、大体50%程度になっているなと考えていいのでしょうか。
最後に、見方の確認です。
たとえば、業績予想で、通期の経常利益は、46.1%となっています。これは、今年1年間の経常利益が、去年の経常利益の1.46倍になるだろうと会社が予想していることですよね。