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おなかがすいた と感じるのは……
- 昨日の夜、お腹がすいていたのに眠くなってしまい、朝になっても空腹感が残らなかった経験はありませんか?なぜお腹がすいていたのに、朝には普通に起きられるのでしょうか?
- 人間の体には複雑な仕組みがあり、お腹がすいたと感じるのは単純に空腹しているからではありません。睡眠中に体内で何が起こっているのか、そしてそれがどのようにお腹の空腹感と関連しているのかを解説します。
- また、食べ物の種類によっても空腹感の感じ方が異なることもあります。例えば、くるみパンでも満腹感を得られるのに、焼きそばパンやお総菜パンでは満足感が得られないという経験はありませんか?その理由とは一体何なのでしょうか?
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動物は胃のなかに食物が無くなると 脳から食欲中枢に指令が出て食べたいと思うようになります これは自然界ではいつ食べれるか分からないために いつでも食べれるようにするためと思います ただ人間は食べ物に困りませんので 食欲よりも健康を考え 食事時間を決めたり摂取時間を決めたりしています 何らかの原因で食欲中枢がおかしくなった病気が 摂食障害や過食症です 因みに病院には 食欲を抑える薬があり 耳には食欲を抑えるツボがあります
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食欲の正体は「嗜好」と「血糖値の変動」です。それ以外にも要素はありますが、この2つが圧倒的に大きい。 「嗜好」というのは要するに「食べ物の好み」です。お腹が空いたと思っても、好きなモノ、食べられるモノがなければ食べなくていいやと思えることが多いし、逆に対してお腹が空いていなくても、目の前に好物を出されると、つい手が出てしまう場合もあります。 嫌いなものだと食欲が萎えますよね。私は糖質を摂らない人なのでお腹が空いていても「甘いもの」が目の前にあると食欲がなくなります。多くの人の場合は逆に「甘いもの」を見ると、大してお腹が空いていなくても手が出る場合が多い。あなたの場合は好物が焼きそばパンやお総菜パンなのでしょう。嫌いなもの(くるみパン)ということでしょう。 もう一つ大きいのが「血糖値の変動」です。食べ物の中には炭水化物が含まれていて、これを食べると身体の中で分解され最後は糖質という形で、腸から吸収されてブドウ糖という物質として血液に溶け込みます。ブドウ糖はエネルギーの一つではありますが、タンパク質と結合する性質があるため、血液中のブドウ糖の濃度が濃すぎる(血糖値が高い)と血管壁のタンパク質と結合してしまい、血管を傷つけます。 そこで血液中のブドウ糖の濃度を下げるためにインスリンというホルモンが追加分泌されます。炭水化物をたくさん食べるとたくさんのブドウ糖を摂取することになり、血糖値が急上昇します。実はこの血糖値は食欲と密接な関係にあり、血糖値が上がると脳の代謝中枢は「お腹一杯」と感じるようになっています。 血糖値が急上昇すればするほど大量のインスリンが分泌され、早く血糖値が下がるようになっています。そして血糖値が急激に下がると今度は脳の代謝中枢は「お腹空いた」と感じるようになっています。あなたがお腹が空いたと感じるのは血糖値が下がったからだと考えられます。 ブドウ糖は体のエネルギーの一つですが、人間の身体はブドウ糖以外にも体に蓄積されている脂肪や筋肉などを構成しているアミノ酸をエネルギーに使うことができるようになっています。だからお腹が空いた=血糖値が低い状態のまま眠ってしまっても、体脂肪やアミノ酸を使って生き続けることができます。特に眠っている間は体脂肪が分解されてメインのエネルギー源になっており、また血糖値も安定するので空腹をほとんど感じずに済みます。 そして朝起きると前と同じように普通に過ごせるわけです。要するにお腹が空いたという状態はずっと続くわけではなくて、血糖値が上がったり下がったりしたときに一瞬だけお腹が空いたように感じるということです。 なおパンは血糖値をすぐに上げる食材ですから、くるみパン一個で血糖値がすぐにあがり、あなたの代謝中枢は「満腹」を感じたのだと思います。お総菜パンや焼きそばパンの場合も一個で「満腹」になっているのですが、「嗜好」が作用してまだ手が出る、ということです。
お礼
からだの仕組みがよくわかり 読んでいてたのしったです もしダイエットが必要になった時イメージができるから空腹も耐えられそうですね! からだの仕組みは本当によくできているなぁとおどろきました! ありがとうございました すごく勉強になりました
お礼
ありがとうございます 人間のからだってうまくできているんですねー 勉強になりました ありがとうございます!