将来不動産価値が減り難いのはどちらでしょうか。
夫婦で暮らせる2LDKより広いワンルームというなら、
建物自体がハイエンド向けの比較的高額商品として
企画されている物件かも知れませんね。
子供が増えることはないのならば、必要に応じて
家具でエリアを区切っても良いでしょう。
書斎コーナーとかね。
高額物件は、広いリビングと部屋割りが少ないために
少人数がゆったり生活することを前提として設計されたと
思うので、同じ面積で同じ程度の立地条件や建築規模、
築年数などであれば、比較的値崩れしにくいかも知れないのが
都心部。
逆に、都心部から(例えば、各県の県庁所在地駅近を指して
言っています)離れているのに金持ち向けに建てられた
バブリーな企画倒れ物件なら、修繕費が計画通りにストック
出来ないなどの理由からスラム化したり、引いては値落ち
することも予想されます。
購入であれば、必要に応じて間仕切りを増やしたり、逆に
取り払ったりすることが可能です。
戸建の建物と違って、マンションの場合はコンクリートの
箱の中に薄い木壁で仕切りを造っているだけですから。
ちなみに、一般的に55m2で1LDK+Sは広さは微妙
ですよね。リビングで15~18帖位かな・・・
人によっては広いと捉えるし、ダイニングも一緒でこの位なら
狭いと思う人もいる。
この床面積ですと、2LDK~3DK位が割と多数派の間取りでしょうか。
売り急ぐ事態もあると想定すると、購入検討のお客さんが部屋数を
理由に少なくなって、多額の値引きをしなければ売れないという事態も
あり得ます。
周囲に比較的裕福な世帯がゆったり暮らしている割と高級物件なら
良いでしょうが、建物と住人のニーズがマッチしていないなら
資産価値的に疑問符が大きくなる気がします。
ただ、昔と違って少人数家族や独身世帯が多い時代ですからね。
将来は今より売り易いかも知れませんね。
今はまだ若いカップルなら広いワンルームでも良いのですが、
年齢と共に「あと一部屋欲しい」という時が来ると思います。
その時に、間仕切りを造るか転売して住み替えるか。
その選択も考える必要があるでしょうね。
それと、部屋が少ないと家具が増えます。
広いリビングを見る際には、収納を重点的に見ることも
物件探しのコツの一つです。
ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になります。 お教え頂いた点も踏まえ、もう少し検討したいと思います。