ある日街を歩いていたら、女性の悲鳴が聞こえました。とっさに振り向くと、逃げる女性と追いかけて彼女に抱きつく男性。女性は必死に抵抗しています。こりゃ大事だと思って駆けつけて男性を引きはがしました。ストーカーか、変質者か?と思っていたら、どうも二人の会話の内容からカップル同士の痴話げんかであることが分かってきました。ところが二人とも興奮していて私の声に気づかない。特に女性に「姉さん、この人は君の知り合いなの!?」と聞いてもパニックを起こしているのか彼に「あなたはいつもそうじゃない!」みたいな文句ばかりいっていて返事さえありません。
ふと彼らの持っている荷物を見ると、おそろいの紙袋には「ハローワーク」の文字が。あ、そういうことかとなんとなく事情を察知しました。
結局二人は、ご迷惑をおかけしましたの一言もなく、なんと相合傘で帰っていきました。まるで何事もなかったかのように帰る二人の後姿を見て、「カップルの痴話げんかには二度と関わるまい」と誓いました。
他にも自宅近くで女の子の声の悲鳴が聞こえたからそっちを見たら、いかにもビッチなギャルにチャラ男君が抱きついている。「おい、なにやってんだ!」と声をかけると「うるせーよ」。女の子に「大丈夫?警察呼ぼうか?」と声をかけるもチャラ男君が「はいはい」といって彼女をどこか(おそらく近くに車を止めてあるのでしょう)に連れて行きました。彼女が「助けてください」といったら助けるつもりだったけどさ、見た目もビッチっぽっかたし、何もいわねえんだもん。「ヤられても、しらねーよ」と思いました。
日本が平和の証左でもあると思うのですが、女の子がのほほんとしているところも多少は責任はあるとは思います。ただ、先日のストーカー殺人のように帰宅したらクローゼットに潜んでいたってのは防ぎようがない気がします。
ちなみに最初のカップル事件は街中で起きていましたが、道行く人は遠巻きに眺めるばかりでしたね。「ヘタに近づいて巻き込まれて刺されるのも怖い」とか思っていたんじゃないかな。
お礼
勇気ある行動に拍手いたします