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宝塚 ベルばらのセリフの疑問
ヅカファンの皆様、教えて下さいませ。 ベルばらでマリー・アントワネットの決めゼリフ「マリー・アントワネットはフランスの女王なのですから。」ですが、アントワネットは王妃であって女王ではないのに、なぜそういうセリフになっているのですか? よろしくお願いします。
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この台詞は、民衆が押し掛けてくる中マリー・アントワネットが、民衆に対して云う台詞だったと思います。この場面原作では、露台にマリー・アントワネットが出て民衆に向かって御辞儀をすると成って居ます。(これは史実らしいです)演出上、この台詞を云わせたのでしょう。ここ数年の公演は見る機会を失っていますが、所謂平成のベルばらから2001年頃の上演迄はLDや実際に東京の劇場等で全て見る事を得ました。 はっきり云って、宝塚のベルサイユのばらの御本は、可也?の箇所があったり、別の公演と整合性が取れて居なかったり、史実考証が好い加減だったりする処が所々に有ります。 例)オスカル編(月組、涼風真世ほか)で、ベルナールが民衆を鼓舞するために、「ラ・マルセーユ」を唄う場面がありますが、アナクロニズムです。あの時点では「ラ・マルセーユ」は未だなかった筈です。 このように考証に就いては、細かい処云いだすと限が無い位あるらしいです。 従って、「女王」は、女性で王位についている人の意味ではなく、女性で最高の人間位の意味に使われていると解釈をした方が良いでしょう。 初演の一連の中で、演出をした長谷川一夫は、淀君を頭に置いて演出したと云う意味の事を云って居ると聞いた記憶があります。そうなると「王妃」よりも「女王」の方が台詞的にも客席に通りが良いと云う事も有るかと思われます。 御参考にならば幸甚です。
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- SPS700
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女で一番偉いのよ、という意味でしょう。 別に「大将」の位がない人でも「お山の大将」になるようなものだと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 たいへんわかりやすく教えて頂き感謝申し上げます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 長谷川一夫演出は聞いたことがあります。史実と違っても語呂が良いとか、威厳があるとか、必要に応じているのでしょう。