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石灰防除の後の追肥の時期について
プランターで小規模な家庭菜園をはじめて間もない者です。 石灰防除の後、すぐに他の肥料をあげることができますか? それとも何日か待たなくてはいけませんか? その場合、目安の期間も教えてください。 最近インターネットで石灰防除の事を知りました。 何事も経験と思い、弱アルカリ性の土を好む野菜とハーブの葉っぱに苦土石灰を振りかけました。(大量ではありませんが、葉の上と周りの土が薄く白くなるくらい) その翌日、友達が海外旅行のおみやげにお勧めの粉末で水に溶かして使用する肥料をくれました。 容器にはくわしい成分は表記されていないのですが 「凝縮ワカメ粉末、カリウム16%」とあります。 好奇心で、頂いた肥料を使いたいのですが石灰防除したばかりなので躊躇しています。 どなたかアドバイスくださいませんでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。
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- katzenauge
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No.1回答者さんは「石灰防除」をご存じないようなので、私の多少の経験から回答します。 石灰防除は、単に石灰で害虫を殺すという事ではなく、(1)石灰(粉末または溶液)を葉茎に直接散布することで表面をアルカリ性にし、病気をもたらす細菌や糸状菌(酸性を好むものが多い)の生育を抑える事、または、(2)植物体内のカルシウム濃度を高めることで細胞壁を強くし病原菌に侵されにくい状態を作り出す事、(3)体液中のカルシウムが関与する抵抗性機構(未解明)を活性化する、などの効果に期待して行われる処理です。 効果は実践した多くの農業者によって認められるところですから、安心して大丈夫です。マイナス点があるとすれば、表面が白く汚れたように見えてしまう事くらいでしょうか ただし、石灰の施用によって放線菌などアルカリ性を好む菌が原因の一部症状(ナスの青枯れ病、じゃがいものソウカ病とか)は加速されますようですから、こういったものには控えた方が良いかもしれません。 さてご質問の肥料ですが、普通に与えて問題ないと思います。もし心配なら土に与えるようにすれば問題は起きないはずです。 因みに肥料ではなく農薬の場合、酸性を呈するものがほとんどなので、それを石灰と連続して散布すると害がでることは予想できますから、農薬と同時に(連続して)施用するのは避けた方が良いと思います。
- cactus48
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ネットで検索されて知ったようですが、では改めて再検索をしましょう。 石灰は肥料の一種とされています。あなたは「石灰防除」と書かれて いますよね。「防除」とは病害虫を駆除する事を言います。つまり石灰 を散布した意味を知らずに使用された訳です。少量であっても意味の ない事をすると効果が無く、逆効果になります。 頂いた肥料は使わない方が無難でしょう。詳しい成分が表記されてい ないと言う事は、作物(野菜の事)に必要な成分が含まれていないかも 知れません。作物に必要な成分はリン酸、窒素、カリの3種類ですが、 これを肥料の三要素と言います。 リン酸は実、根、花に必要な要素。窒素は葉、枝、根に必要な要素。 カリは実、花、根に必要な要素です。他にもカルシウム、マグネシウム、 イオウ、鉄、銅、亜鉛などの微量要素も必要です。ワカメ粉末にどの位 の要素が含まれているのか分かりませんから、場合によっては作物が 育たなくなる恐れもあります。日本で市販されている肥料には必ず成分 が表記されています。ですから使用はしない方が安全かも知れないと 言う事です。僕は勧めたくありませんね。 初心者の方のようですから、これだけは申して置きます。 肥料は与える時期が決められています。与える時期に与えないと生育 に支障が出ます。また与えてはいけない時期に与えると生育不良で枯 れる事もあります。肥料は元気に生育させるために与える物。元気が 無い時に与える物では無い事を覚えて下さい。 ちなみに頂いた肥料は液体肥料と言います。液体肥料を作物に使う事 はしません。液体肥料は即効性ですから、効き目が速いのですが持続 しないため何度も与える事になります。野菜には持続性がある固形肥料 を使う方が確実です。 今回行ったのは一種の消毒と同じです。ですから肥料を施しても二重に はなりません。とにかく頂いた肥料は使用せず、市販されている肥料を 与える時期が来たら与えましょう。そのためには野菜の栽培本を1冊だ け買って良く読んで下さい。