受傷間もない患者さんの間では、良く聞く医院ですね。
私は、熱傷フェニックスの会の会員です。
私は0歳で3度熱傷を受傷、直ぐに植皮、大人になってからも形成外科で何度か手術しています。
幼児のお子様とそのご両親の会員のかたもいらっしゃいます。
webページがあるので、聞いてみてはいかがでしょう。
また、やけどの広場というサイトでは、川添さんで、いくらの治療費でどのくらいの期間で、どの程度良くなったか
書かれていたと思います。
こちらのサイト管理者さんは過去にフェニックスの会の会員の方でした。
私が聞いた話ですと(受傷部位、範囲、熱傷度によって変わってくるが)とある乳児のかたは1週間で2万円の治療費と言われたそうです。
検討した結果、23区内在住でも、お金が続かないし、何年くらいかかるのか聞いても分からないとしか言われなかったそうで、保険適用の湿潤療法にしたというお母様のお話を聞いたことがあります。
お子様の受傷部位を見せて頂きましたが、流石技術の進歩は素晴らしく、私より綺麗に快復されていました。
保険適用の治療ではないということは、標準的治療法ではなく、厚労省が良くなる可能性を保障していない、ということです。
この点で、私は湿潤療法をお勧めします。
受傷したばかり方は、元の皮膚のように綺麗に治るんじゃないか、という妄想をしますが、傷ついた皮膚は元には戻りません。
これは形成外科で治療しても、です。
メスを入れればそれだけ傷は増えます。
このことはフェニックスの会の誰もが経験していることで、治療の妥協点を見つけていくしかありません。
あと、受傷部位については、受賞後5年は日光にあててはいけません。
色素沈着をおこし、受傷部位が茶色になり、皮膚のターンオーバーでも治りません。
ですので、夏に注意が必要です。