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笑わないでください。
カブって横風に弱いんですかね。 今日は、全然まっすぐに走らなくて、 まるで氷の上を走っているのか、 はたまた、タイヤがどうにかなったのかと思いました。 考えてみれば、台風の時にも いろんなバイク(それでもスクーターとかカブはなし)に 乗ったことがあるけど、こんなアンコントローラブルなことは初めて。 かなり怖い思いをしました。 郵便屋さんとか新聞配達の方とかは、嵐のときは、すごいハイテクニックを 日夜駆使されているんですね。 カブって横風には相当弱いんですよね。 サスペンションの構造がそうさせるのでしょうか。 できれば、経験をお持ちで同意してくださる方の回答を期待します。
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>カブって横風には相当弱いんですよね。 >サスペンションの構造がそうさせるのでしょうか。 カブは横風に弱いですね。が、それはサス形式のせいではありません。 ※バイクに限らずクルマでも、横風耐性は主に下記4要素で決まります。 (1)側面投影面積 横から見たシルエットの面積の大きさ (2)空力中心 横風を受けた時に、そのチカラが作用する点。側面投影面の図心と理解すればよろしいでしょう。 (3)ヨーイング回転慣性質量(通称ヨー慣性) 横風で進行方向が乱されるのは、車体にヨーイング運動が発生するからです。(横風で、ヨーイング運動なしに車体が横に流される=車体がスライドする動きは、操縦者はあまり不安定を感じないことが実験的に判っています。) ここで発生するヨーイング運動の大きさと収斂性は、車体のZ軸回りの回転慣性運動=ヨー慣性が寄与しています。 (4)そして勿論、全体の質量 重ければ安定し、軽ければちょっとの風でも流されるのは当然です。 ※っという事を踏まえ、カブを見てみましょう。 (1)センタカバー一体のレッグシールドと大径ホイールの為(回転するスポーク間は風の流れが悪いので、投影面積に含めます)に、側面投影面積は結構な大きさになります。 (2)乗車状態での側面投影面では、ステップから後ろの面積的マスが大きく、空力中心が後方にある事が予想されます。 これはつまり、車体後半に横風のチカラがかかり易いということを意味し、そうなると当然ヨーイング運動も発生しやすくなる、というワケです。 (3)カブの車体の構造を見ると、実はセンタ部分はスカスカです。 一方前後の質量は、大径タイヤや丈夫なサスなどにより結構な質量を持っています。 これは、同じ重量のフツーのバイクと比べると、ヨー慣性が大きいということを意味ます。 ヨー慣性が大きいという事は、 イ)ヨーイング発生の周波数が低い(横風の様な、比較的低周波数の入力でもヨーイングの共振が起こり易いということ) ロ)一旦発生したヨーイングを収斂させにくい(操縦者のコントロールによりヨーを止めにくい) ・・・っということになり、結果、カブは『横風で進路を乱し易い』ということになります。 (4)カブは同クラスのスクータより重いですが、その差は横風耐性に対してよい方向に影響するほど大きくない、或いは上記の影響の方が大きく、重いというメリットがそれほど生きていない、ということなんでしょう。 ※他の同類(スクータ類)と比べてどうか?っと言いますと。 カブ同様、空力中心は後方よりに見えますが、しかし前輪の面積的マスが小さく、サス自体もシンプルで軽い構造となっている点がカブとの違いとして目に付きます。 ヨー慣性という面でいうと、フツーの原付スクータの方が小さいのではないか?と思われます。 更にステップスルーという事も重要でしょう。 乗車状態では(ライダーの足があるので)ステップ部分は『ガラ空き』とはなりませんが、それでもスキマが多く、側面投影面積としてはカブより少ないと思われます。これは、横風でバイクに入力されるチカラがカブより小さい、ということを意味します。 ・・・以上の様なワケで、カブが横風に弱いというのは理論的にも正しいと考えられます。
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- xxyyzz23g
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重心が低く車重が軽い割に側面の投影面積が 広いので横風はまともに食らう感じです。 レッグシールドを切断するか外せば風が抜ける分 横風の影響は少なくなるでしょうが、これからの 季節は寒いからあったほうがいいですね。
お礼
カブのバックボーンフレームとリアフェンダーを兼ねたプレス材と パイプの組み合わせというのは現代でも斬新です。 (レッグシールドを含め、立体商標が取れたそうですが。) しかし、特許を回避したヤマハも、思いっきりかぶったスズキも なぜそこまで弱点の解消に向けて考えが及ばなかったのかが不思議ですね。 下からは神社仏閣スタイルのフェンダーでカバーできますし、前からは ワイルドセブンのヒーローのナナハンのスタイルのフェンダーでよかったのでは。 そうすれば、横からの風は通り抜けていきます。 でも冬はいいですね。ヨーロッパのライダーがよくつけている ローハイドのような前掛けと同時に使うと。 ただ、カブはハンドウオーマーが常設されていないんですね。 冬は4ストの直立空冷エンジンが最高です。 お礼が遅れてしまいました。 横風をまともに食らう。ですか、体感されている方の感想。 ありがとうございました。感謝いたします。
- fxq11011
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>まるで氷の上を走っているのか おそらく、タイヤの空気圧が半分以下になっています。 稀にサスペンションのダンパー不揃いでそんな状況があるかも。 まさか、つるつるタイヤで地道ではないと思いますが。
お礼
私も最初にそれを疑いました。 いちおうパンパン(燃費を稼ごうとせこいことをしてますので)でした。 ただ、台風一過で路面がけっこう濡れていて、先行車のリアタイヤからの しぶきが気になるくらいでしたから、ハイドロプレーニング現象みたいなものだと ずるっといったらどうしょうかという気分でした。 タイヤが関係ないとしたら、横風(というか方向がころころ変わる強風)なのかなと考えたしだいです。 とにかく、それ以前にはない経験で、それ以降は同じ道で同じ全速でもそういった事態は感じられません。 つるつるといえば、前所有者はカーカスが見えるところまで使い込んでいましたね。 どこまでいけるか確認中とかいって。今のタイヤに交換したときはまじチューブらしきものまで 確認できるぐらいぴらぴらでしたね。2万キロ越えとか。
- nache_jpn
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カブというより重量の軽い原付は大抵横風に弱いのではないですかね。 カブは少ししか乗ったことないので比較は難しいですが、 スクーターに乗っていてトラックに追い抜かれるときは巻き風でヒヤヒヤします。 軽いのである程度は立て直しが効きますが・・軽すぎでフラフラして怖いです 個人的に一番辛いのは250ccクラスのカウル付きです。 風に煽られると一瞬でハンドルを持っていかれて、半端に重量もあるので戻すのに一苦労です。 スピードも出ているので事故るかと思いました。 大型のツアラーになると一転して安定します。 強風でも重量でカバーしますので、ビクともしません。
お礼
ありがとうございます。 スクーターで抜かれるのは怖いですね。 強風中だと、とんでもないことになりそう。 大型のツアラーは渋滞がなければ快適でしょうね。 でも、倒れた時のことを考えると、そこまでして 大きいのに乗る位なら、4つ輪に乗ります。 すくなくとも台風の日は。 250のカウルつきが最悪ですか。 勉強になりました。 回答ありがとうございました。
- lowrider_2005
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私はカブにフロントバスケット(ビニルカバー付き)、大きめのウインドシールド、リヤにGIVIボックスを付けてますのでさらに横風に煽られます。でもまあ慣れですかね。多少の横風は体重移動でかわします。それ以上だと停まるしかないですけど。 300kg以上で太いタイヤで接地面積の大きいのハーレーファットボーイでも、ディッシュホイールはもっと怖いですよ。高速道路の横風で2車線飛ばされたことがありますから。スピードが違うので直接比べられないですが。
お礼
なるほどディッシュホイールは見るからに怖そうですね。 オフ中心なんで、風通しが良いバイクが多いので、 詰まってるバイクの特性を少し理解できました. >でもまあ慣れですかね。多少の横風は体重移動でかわします。それ以上だと停まるしかないですけど。 止まるしかない。無理は禁物ですね。 回答ありがとうございました。
嵐の時に危険な思いまでして乗るのが そもそもの間違いなんじゃないの。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりですね。 実は私も、のったことがなかったんですね。 あまりに晴れてたもんで、台風一過ということで、つい。 オフ車では台風の目のなかで走ったらどうなるかぐらい は、やってみたことはあるんですが、 カブは初体験です。
- ybeat
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そうですね。 カブは横風に弱いです。 タイヤの径が大きくて、幅が狭いですから、 風の影響を受ける面積が大きくて、接地面積が小さいので、 ふらつくんですね。 経験あります。 まあ、サスも柔らかめだしね。 仕事でカブで走っている人は、まあ、テクニックというよりも、 単にカブに特化して慣れているのだと思いますけどね。
お礼
ありがとうございます。 ボトムリンクは独特な動きですので、 レッグシールドのランドエフェクト効果で アドヒージョンがなくなるとかですかね。
お礼
なかなかの理論的考察ありがとうございました。 とにかくサスペンションの形式が原因ではないってことですね。 今だあの時何が起こったのかよくわかりません。 まっすぐ走らせたいという意思に車体がいうことをきかず。 まるで、トンネルを抜けるとアイスバーン状態のイメージで とにかく逆らわず、速度を落とすしかなかったし、速度を落とせば それなりにいうことを聞いてくれていました。 いずれにせよ、分析の結果がカブは横風に弱いということなので、 風が強い日は乗らないことにします。