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一酸化炭素中毒による高次脳機能障害とは?
- 心療内科から一酸化炭素中毒による高次脳機能障害と診断されました。
- 仕事の順番を覚えられない、言葉が出てこない、物を忘れるなどの症状が現れています。
- 一酸化炭素中毒から引き起こされた高次脳機能障害の経験談や専門家の話を聞きたいです。
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相談者さんの場合は、一酸化炭素中毒から低酸素脳症を起こし、その後遺症として高次脳機能障害が引き起こされたのだと思います。 一連の流れとしては、次のようなことが起きていたのではないかと…。 ● 一酸化炭素中毒 → 低酸素脳症 → 高次脳機能障害 一酸化炭素中毒は低酸素脳症を引き起こすことがあり、低酸素脳症は更に脳機能障害を引き起こすことがあります。 おそらく、主治医からも同様の説明があったのではないかと思いますが、主治医の説明だけではよく分らなかったのでしたら、こちらをメモして次回の診察の時に説明を受けてください。 ________ >主治医は一酸化炭素中毒と高次脳機能障害は関係していて、その症状も徐々に出てくるはずと。 高次脳機能障害は認知症(アルツハイマー、脳血管性認知症など)とは違います。 高次脳機能障害も認知機能の障害なので認知症と似た面はありますが、「進行性はありません」。 進行はせずに、損傷の程度によっては回復する場合があります。 脳に損傷が残っている以上は以前と全く同じにということはありませんが、脳の損傷を受けなかった他の部分でカバーできることもあるという点が認知症とは違います。 元通りを望めば辛いと思いますが、回復する面もあるので早期のリハビリが肝心だとも言われています。 上記を踏まえた上での私見になりますが、主治医が仰っているのは、段々と症状が進行するということではなくて、「社会復帰をすることで様々な場面に遭遇することになる。行動範囲が広がることで、不都合な場面に遭遇する場面もまた増えることになるだろう」ということだと思います。 具体的に説明します。 中毒を起こした直後は寝たきりのような生活だったのではないかと思います。 でも、段々と体が回復して来て、それにつれて意欲も回復してくると、行動範囲も広がり社会復帰ということになりますよね。 そうなると自宅や近所にいるのとは違い、多くの人と交流することになるので、会話も作業も複雑になり、いろんなことにチャレンジすることになります。 家の中にしかいなければ、自分に起きた変化には気が付きにくいでしょう。 けれども外に出れば、様々な要求に応えなければならない場面に遭遇することになります。そうなれば、以前の自分とは違っている自分に気が付く場面も増えます。 症状は進行しないけれど、自分が何が不得手になってしまったのか気が付く機会が増えて行くのです。 そのことを指して主治医は「症状も徐々に出てくる」と仰ったんだと思います。 症状が進行するではなくて、「見過ごして来た症状に、否が応でも気が付くことになって行く」ということなんだろうと。 けれども素人判断は禁物です。 私はそのように見当を付けましたが、先生の考えは違うかもしれません。 その点が食い違っていては申し訳ないので、次の診察の時には私がここで申し上げたことについて、先生から説明を受けるようにしてください。 _______ >会社の上司や同僚は発達障害か何かと疑ってるようで、とても申し訳なく思ってます。 相談者さんは既にご存知だと思いますが、簡単に説明させていただきます。 高次脳機能障害とは、先天性、もしくは、幼児期の疾患や外傷の後遺症でなる発達障害とは違い、発達において何も問題のない健常者だった方が、病気や事故などで後天的に脳に損傷を負ったことによって起こる機能障害を指します。 両者にはそういった違いはありますが、症状が重なるものが多く、悩まされる事柄もよく似ているため、傍から見れば区別はつきづらいのでしょう。 プライベートなことなので、職場関係の人たちには詳しい事情は説明しづらいと思います。しかし、長い付き合いになりますので、理解を得る為にも「過去に脳に損傷を負ったが為に、発達障害と同じような不都合が我が身に起きている」ということを説明する必要があるのではないでしょうか。 もし、どうしても細かな経緯は話したくないということであれば、頭部打撲の事故例えば、転落事故やスポーツ事故など)で脳に後遺症が残ったと、そんな風に差し障りのない範囲で説明しては如何でしょうか。 理由が何も分らないと相手から理解してもらうことは難しいですが、後遺症があるために仕事に困難な面があるということであれば、受けいれていただけるのではないかと…。 事情を話せば話したで色眼鏡で見られるかもしれず、悩ましいことだと思いますけれども、怠けだとか体調管理の悪い人と誤解されて気まずくなってしまうよりも、少しでも状況を理解していただいた方が良いと思います。 _________ 通院中ということですし、ご自分で調べたりで、既にご存知なのではないかとも思いましたが、こちらのホームページの記述が分りやすかったです。 ~リンクを貼るには先方からの許可が必要なようなので、名称だけのご紹介になります。 お手数をお掛けしますが、センター名で検索してみてください。~ ◇福井県高次脳機能障害支援センター (トップページの左にメニューがあり、 『高次脳機能障害に関して』など、様々な項目があります。 こちらの『対応の基本』や『具体的対応方法』は、 相談者さんだけではなく、職場の方たちにも心に留めていただければ、 理解が深まるのではないかと思います。) ◇秋田県高次脳機能障害相談・支援センター (トップページの下段に『高次脳機能障害Q&A』などの目次が載っています。) 私見ですが、高次脳機能障害については心療内科で診るのは難しいのではないかと思っています。 上記のセンターでも相談に乗って頂けると思いますが、最寄りの地域に高次脳機能障害支援センターがあるならば、そちらで詳しい相談に乗って頂けると思います。
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- d194456
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僕は一酸化炭素中毒の経験はありませんが、脳卒中の後遺症で記憶力が低下した経験はあります。 戻るのに2年は掛かったと思います。 記憶力と集中力を高めるには「一念法」や「一点凝視法」が効果的だと思います。 名刺大の白い紙に、5~10mm大の黒丸を描きます。それを手に持って、黒丸を10秒間凝視します。 目を閉じたら、瞼の裏に反転した白丸が見えると思います。それが消えるまで、瞼を閉じています。 それを授業前なら2回繰り返します。通学途中なら電車の中などで、何回も繰り返します。 この方法は、集中力と記憶力を高めてくれ、神経症や軽いウツ病を改善してくれます。 5~10mm大の黒丸ならいつまでも消えないようなら、小さい丸に変えて下さい。 1mm大でも、反転して見えるようなら、座禅の悟りを獲得した様に成ります。 自閉症児などの指導をしている方法がありますが、「今出来ない事は、忘れているか、教えて貰ったことが無いかだけです。」の考えで、色々な機能を取り戻しています。 諦めないで、今出来なくとも、思い出せば昔と同じように戻ると信じていたら、元に戻りますよ。 記憶慮Kと集中力を向上させる方法は分かったのですから、後はあなたが諦めずに根気よく継続するだけだと思います。自分自身の力を信じることが一番大事だと思います。
お礼
遅くなりましたが回答感謝致します。 その方法は知りませんでした。 家でも簡単に出来そうなので空いた時間にやってみようと思います。 脳卒中とのことですが、その後の経過はいかがでしょうか。私の身内にも先日脳卒中で入院したものがおり、これからどうなるかとても心配してます。2年で回復されたとのことですのでそのことも身内に話してみようと思います。話が逸れましたが参考になりました。ありがとうございます。
- sabro-
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高次脳機能障害と、いっても症状は人それぞれです。 ただ、質問文の内容から察するに、充分過ぎる程当てはまります。 そして、まだこの「高次脳機能障害」に付いて詳しく理解している人もあまりいません。 病院でさえ、詳しく理解していない所も多いです。 失礼ですが、診療内科レベルでは、詳しくこの障害についての症状やそれに対する対策等、理解出来ていないと思います。 お住まいはどちらでしょう!? 関東であれば、神奈川県の神奈川リハビリテーション病院が「高次脳機能障害」に大変取り組んでいる病院です。遠方からも診察や治療に来られる方が大勢います。 おおまかに言うと、精神障害者となります。 物忘れが激しくなったり(何故こんな事を忘れてしまう!?的な事や、今まで簡単に出来ていた事が簡単には出来なくなった等)怒りやすくなったり等々 あります。 ショックでしょうが、まずはこの障害というモノをしっかり理解して、そしてその障害になってしまった自分としっかり向き合う事からはじめます。 否定的では、これから先へは簡単には進めません。 まず、今の自分としっかり向き合いこの障害との対策をとっていかなければなりません。 出来るのであれば、先にご紹介した病院へ一度行かれて診察されてはどうでしょうか!? こういう自分も、高次脳機能障害者です。 ショックでしたが、私の場合は交通事故から脳挫傷になり、やはり高次脳機能障害の疑いがあるという事で、この病院へ転院して入院し治療をしていました。私も物忘れがひどかったです。例えば、朝ごはん7時くらいに何を食べた?など、昼頃には覚えていません。そして、道(地理的な事)等がわからなくなりました。家のすぐ近所で迷子になった事もあります。 アルツハイマーに良く似た症状が出ます。 その対処法を身に付けていく事で、だんだん元の自分に戻って来ます。 何度も言いますが、まず、恐さとショックはわかりますがちゃんとした病院で診察を受けて下さい。 そしてその結果「高次脳機能障害」と診断されたとしても、大丈夫です。 しっかりその自分と向き合い、対処法を身につけていけばいいのです。忘れやすいならメモを取ればいい。 そうすれば、その内元の自分に戻って来ますよ。 それには、先に言った事(今の自分としっかり向き合う事)と、家族の理解が必用不可欠です。 大丈夫ですよ!!! お互いがんばりましょうね。
お礼
遅くなりましたが回答感謝致します。 先日、かかりつけの心療内科に受診した結果、一年ほど経っているので関係性は薄いとのことでした。 回答者様が仰られるようにやはり専門機関でなければ難しいのかもしれません。 関東からは遠く離れてますので、県内、もしくは九州管内の専門機関に問い合わせてみようと思います。 経緯は違いますが、同じ高次脳機能障害ということでご不便なことがあるかと思います。私も今より状態が良くなることを期待して治療にのぞみたいです。
お礼
遅くなりましたが回答感謝致します。 >「社会復帰をすることで様々な場面に遭遇することになる。行動範囲が広がることで、不都合な場面に遭遇する場面もまた増えることになるだろう」ということだと思います。 仰る通りです。退院時にそのような説明を受けたような記憶があります。 事故後からの流れに関しましても回答者様の仰る通りで、生活していくうちに気づいた点が多くあり、また心療内科でも関係性は薄いとのことで、早期に専門機関に相談するべきだったと少し悔やんでおります。 とても参考になりました。 添付されました機関についても検索してみます。