一番の原因はフロントの無能さです。「けが人の復帰が最大の補強」なんてアホな事を言って、FAにもそっぽを向いて殆ど補強なし。シーズン始まってからのトレードも「おい!」と言いたくなるような物ばかり。取って来るのは引退間際の選手ばかり。神宮の外野の人工芝は余りに酷く、足腰への負担が大きい。なおかつ大学野球で使っているからロクな練習も出来ません。せめて第2球場を借り上げるくらいの気持ちがないと、とてもではないがけが人は減りっこないです。小川投手が金曜日に受傷しても、月曜日まで通院せず「折れてました」アホですかと言いたいです。ユウイチ選手の肉離れのときもテレビで見ている方が「痛そうだな?」と思っているのに、トレーナーが気が付かないなんてアホとしか言い様がありません。
ただ小川監督に責任がないかと言えば、全くない訳ではありません。意味不明な左右病は酷く、好調な時でも先発を外します。守備に対する意識が極めて低く、失策は2塁は2位・3塁も2位・ショートはレギュラーが固定されていないのでそれらを足すと、2位。外野手は内容をみるとダントツの1位というヒドさ。この守備軽視は余りにヒドく、外野手のポジションを同じ試合内でコロコロ変える・セカンドしかやった事のない田中にサード・ファーストをやらせる(田中はファーストミット持っていなくて普通のグラブでやってました)など、もう無茶苦茶でした。これじゃエラーも減りません。若手の荒木・川崎・松井・西田などは今でこそ1軍に上がっていますが、少し前まで2軍封印・もしくは上がっても代走程度ですぐ2軍へという意味不明な登録。モチベーションが上がりません。山田はまだ良いとして、上田に対する極端な寵愛振りはファンからも「いい加減にして欲しい」という声が上がっています。小川監督は、自分の子飼いの選手には良い監督だったでしょう。ですが、それ以外の人に対する態度は意外と冷たいものがあります。若手投手を中継ぎで酷使しては故障させるという事も繰り返しています。ご苦労様とは思いますが、監督の指揮官としての責任はあると思います。今回の辞任は当然と言えば当然と考えています。
もともとはスカウトなど「素材を見つけ、育てる」人であり、作戦的なことは決して褒められたものではありません。GMの様に、チーム全体のアウトデザインをするのに向いている人材かどうかはわかりません。
それでも、最大の問題はフロントがやる気にならなけば次の監督も厳しいということは確かです。元々、小川監督は昨年辞任するはずでしたが、後任の引き受け手がなくて・・という実情もあります。ヤクルト出身の仲良しクラブではない、もっと刺激のあるコーチを含めた組閣をお願いしたいです。(あ、でもデーブはいりませんからね!)
お礼
選手も現場の首脳陣もフロントも、根本的に認識を改めないと、来季もBクラスでしょう。