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交換比率の意義
交換比率について教えてください。 例えば、子会社株1株に対して、親会社株0.5株を割り当てて、この割合を株式交換比率と思うんですが、何のためにこんな決まりがあって誰が得をするんでしょうか? 割合は勝手に決めてもいいものなのか、割合が高かったり低かったら何がどうなるのか教えて下さい。
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株式交換は企業買収(M&A)の1つの方法として、1999年に商法が改正され実施できるようになりました。 これまでは株式公開買い付け(TOB)で行うのが普通でした。これだと株主から株を買い付けて子会社化するので、どうしてもたくさんの資金が必要でした。 株式交換なら資金は一切必要有りません。自社株と交換するだけですので簡単でもあります。 株式交換比率は勝手に決めても大丈夫です。ただ勝手と言っても、株主総会で承認を得なければいけません。株主総会で賛成してもらえるように、比率については話し合いをします。特に大株主とは密に話し合うことになります。大株主が反対すればM&Aが失敗に終わるかもしれませんし、無理やりに実施すると大株主は親会社の株を手に入れているので、親会社の株主総会での発言力が強くなってしまい具合が悪いです。
お礼
御礼が遅くなりました、回答ありがとうございます。 買収に、株式公開買い付けと株式交換があること理解できました。書いていただいたことを私の知識で分析すると、株式交換のほうが圧倒的に買い手にはとっつきやすい手段のようですね。 また質問させていただくかもしれません。機会がありましたら宜しくお願いいたします。