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WavePadの周波数分析について
WavePad音声編集ソフトを使って周波数分析をしたのですが、デシベルがマイナス表記で出てきました。 製品マニュアルを確認するとデシベル値は0デシベル(最大)から-127デシベル(最小)までの範囲で表されると書いてあったのですが、例えば-60デシベルを騒音計で表されるプラスのデシベルに変換すると何デシベルになりますか。 マイナスのデシベルをプラスのデシベルに変換する方法が知りたいです。 ご教示お願いします。
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はじめまして♪ 相対表示なので、実音量との比較はこのままでは不可能です。 フルビットの最大音量を、実音量として、どの程度の音量で鳴らすかは、アンプやスピーカー側にゆだねられます。 アンプのボリュームを上げて、最大音量が100dBの音量が得られるように設定していれば、-60dBは単純に100-60=40dB と計算出来ますが、再生音量が60dBであれば、60-60=0dB、元が50dBであれば-10dBとなる。 騒音計の場合は、1kHzにおいて人間が聴き取れる最小音量を「0dB」とする。というのが基準です。 さらに、測定時には周波数に重み付け、つまり一定のフィルター(A特性)を用いて測定しますので、低域から高域までリニアな表示とは全く違って来ます。 デジタルオーディオにおける分析は、最大ビット時が0dBとして、ソレ以下を表示します、一応、ドコカに基準レベルを設ければ、アナログテープの録音レベルのように、マイナスから0、そしてプラス側の表示も可能に成りますが、アナログ機器の時代に制定した基準をそのまま転用しても、いろいろ不都合な場合も有る事から、現在は物理限界のフルビットを基準にします。 また、騒音計などは、実際の空気振動を実測するのですが、コンピューター内の音声データは、記録時にどのように音量調整されたか、あるいは再生時に音量調整も出来るので、いろいろ厳密な基準を設けませんと、数値変換は不可能ですねぇ。 録音時に、1kHzの信号で、騒音計では40dBだった、という信号を記録し、その条件から録音レベル等を固定した録音素材であれば、相対値でも変換は可能でしょう。 例えば、テスト信号はコンピューターの画面表示で-60dBだったとすれば、その値が40dBに、-50dBなら50dB、-40dBなら60dBの音が得られていたはず、という結果は得られます。 (ただし、騒音計に比例させるには、A特性のフィルタリングが必要) 騒音とは、A特性で規制した音圧レベルで、人間の感覚量に近似します、音圧レベルはZ特性やC特性で観測し、音圧の物理量を直接表します。 このような状況ですので、かなり工夫した基準音を決めた音源でなければ、音声データから実際に出ていたと思われる音量感、騒音量は推測すら出来ません。 ましてや、厳格な数値表記なんて、ムリです。
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- sirasak
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教えて欲しいくらいで興味があります。参考にしたいので他の方の回答に期待します。 私はマイスピーカーのソフトでスピーカーの周波数特性をしていますが、同様にマイナス表示で出ますので図が必要な時は後でペイントソフトで騒音計で測ったレベルに訂正しています。 本来騒音計のようなプラス表示が欲しいのですが、専用計測ソフトでないと無理なのでしょうか? 私は平坦度を見たいだけなので数字は無意味で普段は気にしていませんが、変換機能があれば欲しいですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 回答を頼りにあらためて考えてみたいと思います。 丁寧で分かりやすいご回答をありがとうございました。