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「ハッピーフライト」の感想と疑問点
- 「ハッピーフライト」は面白い映画かどうか、航空関係の仕事をしたことがある私が視聴した感想です。
- 映画中のいくつかの場面について疑問を感じました。スチュワーデスの食事の場面や工具の行方不明のシーンはキッチリやっているんだぞというメッセージなのかもしれません。
- しかし、問題はパイロットのオイル漏れのシーンです。オイル漏れの結末や後日談について気になります。カットされたのか、それとも何らかの対策がされたのか知りたいです。
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ハッピーフライト大好きです。何度も見ています。 さてオイルの件は#6に全面的に賛成ですが、実を言うとちゃんと直しています。というか直したと観客は思い込まされているんですね。それは、若い整備員が行ったスタートバルブの交換とオイル漏れは関連しているらしい、ということになっていて、彼が8分で直しましたので大丈夫なわけです。 工具の件は伏線がちゃんとあります。実は工具をなくした彼「ちゃんと確認しているんです」、ちょうど小学生たちが見学にやってきたときに、整備責任者に怒鳴れながら目視確認しながら工具箱を閉めています。閉めたのを確認して責任者も小学生に聞こえない場所まで引っ張っていくんですが、鍵をかけ忘れているんですね・・・(というか、鍵を掛ける前に引っ張っていった整備責任者のほうが悪いと思いますが、ああそういえばあの責任者、仲間由紀恵と結婚した田中哲司さんですね) で、1980便のエマージェンシーを聞いてから、なんとなく悪い予感がして彼は工具箱を探す(このときはちゃんと鍵を開けているので、田中哲司に怒られた後、工具箱に鍵を掛けているのでしょう。その前に小学生に持ち去られたとも知らずに・・・) と、無いわけです。 ま、そりゃあないわなーー、悪いのは彼だけとは言えないのが、ANAも許可したところなのではないでしょうか(あんなヒューマンエラーはまず無いと思いますが) スチュワーデスがコックピットに運んでくるシーンは、そもそもその前に機長がものすごく雰囲気を悪くしているのがミソです。面白くない冗談をいうし、パーサーには高圧的だし、満席なのにシートベルトサインを消すのが遅いからです(サインはコパイが悪いのか・・) いくら訓練された姉だって、ああいう状態ではふくれっつらもするでしょう(あ、私の姉はANAの元CAで、吹石一恵に似てるんです。前に姉に聞いたら「ふくれっつらぐらいする。人間だもの・・」と相田みつおのようなことを言っていました) 個人的には、最初のほうの管制官たちの「5マイル空けなきゃ」が好きですね。仕事で夕方羽田を通りますが、5マイル空けて降りてくるのが壮観です。 後、ファーストクラスのケーキつくりはまさにANAの宣伝ですね。飛行機に炊飯器を乗っけたのはANAが最初でしたよね。だからあんなこともできるわけです(まあ、デザートの時間までに間に合うかどうかは分かりませんが・・) なんて、何度見ても楽しい映画ですが、ハワイに着かなかったことだけが残念です(笑)
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- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
#8です。お礼ありがとうございます。ちょっとだけ蛇足を・・ どうも、この映画のプロデューサーだった関口大輔氏は、航空業界のリサーチから奥深さを知ったらしく、この後 ・TOKYO コントロール 2011年(フジテレビNEXT:CS放送) ・TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~ 2012年(フジテレビ)とスピンオフ などのTVドラマをつくっています。 ハッピーフライトで鬼指導員パイロットだった、時任三郎が主幹管制官でやっぱり仕事の鬼だったり、デスパッチャーだった肘井美佳が客室乗務員(ゲスト出演)だったり、吹石一恵がベテラン管制官のわけありの娘だったり(CAではない)とこのシリーズを知っている人にはニヤリとする配役だったりします。 また、FLY! FLY! FLY!というドキュメンタリーも作っていて、かなり思い入れがあったみたいです。 機会があればご鑑賞いただいてもおもしろかと思います。
お礼
TVドラマ、パソコンで検索してみてみます。 そろそろ締切りたいと思います。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
>ANAの全面協力で作られたのに、いい加減な内容だと、 >知らない人は「こんなものか」と誤解されないかと思っただけです。 「協力」はしても「監修」はしてないですよね? 航空会社側が内容を細かくチェックして「誤解をあたえる表現だから」という理由で全てダメ出ししてしまったら作品として成り立たなくなってしまいますよね。 細心の注意を払って誤解を与えないようにしていても、誤解する人というのは必ずいます。 そういう点ではテレビで放送されているものなんて全て誤解をあたえる可能性があるということです。 インタビューなんかだと番組にとって都合のいい部分だけを取り上げて、発言した人の意図と正反対の印象をあたえることなんて普通です。 言葉が足りず誤解をあたえることなんて日常でも普通にあるでしょ?限られた時間の中で何か表現しなきゃならない時って必ず省略するものが出てくるはずです。省略することによって見る人・聞く人にとって想像の幅がそれだけ広がるということが「誤解」につながる。ということですよね? 件の映画にしても、なぜオイルが滴り落ちたのかというところは省略されているでしょ?
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
一言で「オイル漏れ」と言っても、オイルを使用している箇所なんて、巨大構造物である飛行機なんて、何十箇所以上あり、当然、箇所に応じて、漏れの影響程度が違ってくるのです。 極端なことですが、(無いかもしれませんが)貨物室に、過去に積んでいた機材から漏れたオイルが、時間を掛けて落ちてくる可能性もあるのです。落ちたオイルの原因が重要なのです。もしくは、オイルと言っていたが、実際は機体に付いた水滴が汚れと混じって落ちた黒い粘りのある水滴かも知れません。 そんなことを映画でみても、見ている方は、つまらんのです。映画の本筋とかけ離れたことを知っても、意味が無いとは言わんが、お金(映画の売り上げ)には繋がらないのです。そんなムダなことに、映画会社は金を掛けません。 そんなに心配なのであれば、いっその事、映画会社やANAに聞いたらどうですか? 掲示板で聞いたって、正解なんか分かりません。
お礼
回答ありがとうございます。 あの映画を見てImprezaSTiさんの様に誤解される方が現れるのじゃないかと思って、今回投稿しました。 個人の方が誤解しても、安全性には影響ありませんが。 ANAかJAL関係の方のご意見を聞いてみたいです。 ぜひお願いします。 映画の楽しみ方は、人それぞれであり、今回の皆さんのご意見、私の意見もいろいろあって良いんじゃないでしょうか。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
お礼の内容ですが、 >ANAの全面協力で作られたのに、いい加減な内容だと、知らない人は「こんなものか」と誤解されないかと思っただけです。 先ほどの例である、ターミネーター2の製鉄所の現場も一緒です。現場が無人であるように誤解されます。高温溶融物である溶鋼の現場で、あたかもそんなに簡単に近寄れるようなものではないのです。そんなことを映画に対して言えば、キリがありません。逆に、余り世間には情報として出回らない現場の雰囲気だけでも、大衆に知らせることができるので、だから企業は協力するのです。(通常であれば、知人からの情報や工場見学が無い限り=限られた人しか分からないので、大半の会社とは全く関係の無い一般の方は会社の、特に現場に対する業務内容を得る場がないのです。) よって、申し訳ありませんが、貴方の意図は、企業の思いとはかけ離れたところにあります。
お礼
何度も回答ありがとうございます。 飛行機についてあまり知識のない人は、普段自分が乗っているANAは「あれぐらいのオイル漏れは何でもないんだな」と感じるんではないかなと思っただけです。 それとも、ひょっとしたら、テレビ放送用に、オイル漏れの対応を撮った部分をカットでもされたんでしょうか。 100%ないとも言えないですね。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
まぁ、職業柄気になるのもわかりますが、そういうものですからね。 そのレベルで突っ込みを入れるとSF物は全て物理の法則に反しているので絶対にありえない話になりますし、その他のカテゴリーでも突っ込みどころは山ほどありますね。アクション物では実際には絶対不可能(やったら間違いなく死ぬか物理法則に反するため絶対に出来ない)なシーンは幾らでもありますしね。 技術的な面や学術的な面からの考察はドキュメンタリーや記録映画だけにするのが良いでしょう。 まぁ、この手の映画でも製作者が無知で誤って伝えているもの(出演している技術者が間違っているわけではない)が結構ありますがね。 なにぶん娯楽映画ですので、必ずしも真実である必要など無いのですから。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 皆さん、同じ様な内容ですので、この場でお礼いたします。 ANAの全面協力で作られたのに、いい加減な内容だと、知らない人は「こんなものか」と誤解されないかと思っただけです。 しょせんは映画なんだからと言う事なんですね。 もう少し、他の方の回答も見たいので、締め切らずにいます。
- pop100
- ベストアンサー率0% (0/6)
必要な部分をピックアップして映画を制作するのだから不要部分はハナから撮っていません 飛行機の出来事が必要な訳では無いのだから・・ 色々疑問が あるのなら あなたが 映画を制作すれば解決しますよ
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
ANo.1の追記です。 映画と現実が違うなんて、ざらにあります。 古いですが、ターミネーター2の最後に、ターミネーターが製鉄所の溶鋼(溶けた鉄)の中に入って燃えますが、あの現場で、誰も鉄鋼会社の人が誰も居ないなんていくことは、絶対にありません。 本当にあんなことが起きれば大騒ぎで、現場は人だかりです。また、人が、そう簡単に鍋の中に入れるような構造になっていません。 まあ、映画なんてそんなもんだと、お気軽に見て下さい。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
映画に、現実社会での突っ込みは不要です。 ようするに、「ヤボ」というものです。お気軽に見ればよいのです。 現実には、整備部門への報告・処置が、社内規定できっちりと決められているハズです。
お礼
回答ありがとうございます。 ほぼ完璧な回答と言うか、100点満点ですね。 私も細かい所に気をとられ、大事な所を見逃していた様です。 もう一度見直してみます。 実を言うとOKWaveに質問を出したのを後悔していましたが、phjさんの回答を読んでスッキリしました。 本当にありがとうございました。 これでANAに安心して乗れます。