一太郎の異体字ツールについて

質問

PC:東芝 REGZA PC D712/V3GWS
OS:Windows 8 + Windows 8.1 Update + 最新のアップデート
一太郎:2012 承 プレミアム バージョンアップ版 + 富士通PC添付版「一太郎９パック」収録のフォント
IME:ATOK2012
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一太郎の異体字ツールを使用して「蓮」をしんにょうの点が２つある異体字に置き換えようとすると、なぜか「・」に置き換わってしまいます。「掴(つか[む])」という漢字を旧字体に置き換えようとしたときも、同じ現象が起こりました。どうしたら置き換えられるのでしょうか？ ツールパレットの[文字]パレットには置き換えたい異体字が表示されているのですが…。因みに記号や仮名は問題ないようです。またフォントは「ヒラギノ明朝 ProN W3」と「ヒラギノ角ゴ ProN W3」を使用しています。

回答No.1

asciiz

＞ジャストシステム、一太郎とATOKの最新版を発表--異体字の標準規格「IVS」対応
＞http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131203/522385/

＞Wikipedia: 異体字セレクタ
＞http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E4%BD%93%E5%AD%97%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF

→「実装」項目よりいくつか引用、

＞フォント仕様
＞ OpenType仕様のバージョン1.5は、漢字の異体字セレクタによる字形切り替えをサポートするためにFormat 14 'cmap' subtableと呼ばれる情報のフォーマットを規定する[44]。

＞MS 明朝、MS ゴシック - Windows 8に搭載のバージョンから、JIS X 0213:2004で例示字形が変更される以前の字形をIVSによりサポートしている。

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すなわち、異体字が選択できるのは、それに対応したシステムとフォントを使っている場合のみ、ということになります。
もともと、フォントファイル自体に、異体字が入っていなければ、選択のしようがありません。
Windows標準のMS 明朝、MS ゴシックは、引用にあるように、IVSによる異体字選択に対応しているとのことですけど、その「ヒラギノ明朝」「ヒラギノ角ゴ」はIVSに非対応であると考えられます。

ひょっとすると、「文字コード表」で「ヒラギノ明朝」などを選んだ時に、コード領域のどこかに、異体字が含まれているかもしれませんが。
「文字コード表」アプリ上で表示できたなら、それをコピー→ペーストすることは可能かと思います。

補足

御回答いただき有難う御座います。
1)使用している「ヒラギノ」は「一太郎:2012 承 プレミアム」に収録されていたものです。
2)半角の「『」はATOKの候補ウィンドウには出て来ませんが、異体字ツールを利用して置き換えることが出来ました。しかしこれにドロップキャップを設定しようとしても設定不能で、次の文字に設定されてしまいます。
3)Windowsの文字コード表には「蓮」の異体字は見当たりませんでした。因みに「XANO明朝」には「蓮」が無く異体字のみ収録されていましたが、このフォントにはゴシック体が存在しないようです。
4)「伝」の異体字である「傳」は、ATOKの候補ウィンドウから変換が可能で、異体字ツールを利用した置き換えも問題ありませんでした。
5)WindowsのMS-IMEでも「蓮」と「伝」の異体字を入力出来るか試してみました。「伝」はIMEパッドでの右クリックで「異体字の挿入」を選ぶと「傳」が表示されましたが、「蓮」では「異体字の挿入」がグレーになっていて選択不能でした。
もし「蓮」の異体字が入力出来ないなら、なぜツールパレットの[文字]パレットに異体字が表示されるのでしょう。そもそも異体字が収録されていないなら、[文字]パレットには表示されないはずなのですが…。