- 締切済み
ひもなし援助、無償援助の必要性について
ひもなし援助の意味がよくわかりません。 いろいろ検索してみたのですが・・・ 簡単に言うとどのような援助なんですか? また、ひもなし援助、無償援助が行われたときの利点とはどういうときなんでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- gadovoa
- ベストアンサー率28% (835/2909)
紐なし援助のことは他の回答者の回答で理解できたと思います。 さて無償援助の利点ですが、 この小さい地球にはいくつもの主権国家があります。 大きくても小さくてもそれぞれが力をもった立派な国です。 日本は世界でも自分の意見を言えない、 弱小国家です。 しかし無償援助をすることで、 仲間や味方を増やすことができるのです。 前回のサミットでマグロを禁猟にしようという意見が ヨーロッパから湧き出ました。 危うく日本の文化であるマグロが食べられなくなるところでした。 ヨーロッパの数多くの国が「マグロを食うな。」と言ったのですから。 マグロを食べている国は日本とフィンランド(だったかな?)とアメリカの一部です。 さて、地球の使い方は主権国家が多数決で決めるという原理が働いています。 そうなると当然マグロを食べていない国が少数派なので禁猟になるところでした。 しかし、日本は無償援助をたくさん行ってきたので、 「ここは今までお世話になった日本の言うことを聞いてあげよう。」 と日本にお世話になっている国がたくさん「マグロを食っても良い」に賛成してくれたのです。 地球はもう小さいのです。 自分だけ懐を増やす時代は終わりました。 それがグローバル社会なのです。
- johnK
- ベストアンサー率61% (13/21)
どうも二つの事柄が混乱されているようです。 ODAには貸与と無償援助の二種類があります。つまり、『お金を貸してあげる』援助と『お金を上げる』援助です。別の分類法として『タイド=ひも付き』と『アンタイド=ひもなし援助』の二種類があります。ひも付きは援助に条件がついており、通常は援助国の企業にその支援事業を発注するなどの条件です。つまり、援助国が援助したお金が、援助国に還流するようになっている訳です。 ヨーロッパ諸国などはODAを被援助国と援助国の関係において捉える傾向があり、純粋な人道援助とは捉えていない場合があり、大規模な無償資金援助をアンタイドで行う事が困難な場合があります。この場合、タイドにして、自国民の了解を得るわけです。 現在、殆どの援助はアンタイドになりつつあり、また、過去の貸与された資金援助について、利子分を取り消すなど、開発途上国主体の援助が主流となりつつあります。 開発途上国が自立することが、先進国にはマーケットの育成に繋がるわけで、経済的な理由からも援助の仕方が変わりつつあります。 ただ、無償援助は開発途上国の労働意欲を失わせ、自立を妨げると言う見地から、持続可能なプロジェクトに限り、援助を適切な貸与で行う方が良いという議論もあります。
- raito07
- ベストアンサー率21% (60/283)
buzz_buzzさんのおっしゃる通りだと思います そこで、利点について 利点の語意にも依りますが、利点があったら「ひもなし」とは言いませんね 例えば、インドネシアにひもなし無償の援助を行ったとします インドネシアはその援助で地域経済の発展を図ったとします 地域の治安は安定し、石油を積んだ船が通りやすくなったとします またインフラが整備されて、企業進出が容易になったとします 所得が増えて、購買力が増したとします このように、直接の紐は付いていなくても、間接的に日本のためになる場合もあります 全くの見返りナシの場合も、考えられはします その場合は大きな目で見て、世界のために役に立った と言う事なんでしょう 税金だって、お金持ちからは沢山取るでしょ?
- buzz_buzz
- ベストアンサー率29% (190/650)
共に国際間における、資金援助の形態のことです。 まず、ひもなし援助というのはひもあり援助の逆です。 ひもありというのは、提供する資金が「橋の建設」「病院の建設」「病気に対応するワクチンの購入」などなど 用途を決めてからなされるものです。 一方ひもなしというのは、提供を受けた側が何に使ってもいいということです。 一方で無償というのは資金を返す必要がない、有償とは資金を返す必要があるということだと思います。 当然、提供を受ける側からすれば「ひもなし・無償」が一番トクな訳ですが、混乱している途上国などでは、 ひもなしにすると何に使っているかわからない場合もあるので、確実に何か正しい用途に使われるように ひも付きにして効果をはっきりさせた方が、結局国自体にとっていい場合もあるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 とても助かりました。
お礼
ありがとうございます★