• 締切済み

エレクトーンのルパン三世のテーマなどの演奏で

You Tubeでいろいろ視聴したのですが、GRADE 5級という表示のあるものも 見かけました。他の演奏もよく似ていますが、エレクトーン用にバックの伴奏が 録音された、USBやカードなど何かのメディアを買って使用していると思います がどうでしょうか。そしてグレードテストもこれを使用して受けられる? そうならテストに関係のない一般の人でもそれを購入できますか。 あるいは伴奏は自作でメディアに録音して演奏したり、自作に限りテストに使用 可能でしょうか。

みんなの回答

  • sksu003nh
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回答No.4

 毎度遅くなり申し訳ありません。回答No.3へのお礼に対する回答です。  エレクトーンは値段の高さや仕様表の内容から、ポータトーンやシンセサイザーより高機能な印象を抱かれる方もいらっしゃいます。しかし、他社も含めたいわゆるDTM製品とは異なる過程を経て出来上がっているため、安価なキーボードなどにない機能がある一方で削られたり異なっていたりする機能もあります。  今回はそういった部分から説明することになります。 1.エレクトーンで記録されるデータの再確認  回答No.1では市販データで再生される伴奏は、毎回再生処理が必要な「サポート演奏」と最初に1回だけ読み込む「自動伴奏」があると述べました。さらに、回答No.2ではこの2種類のデータが、前者は「演奏データ」の中に、後者は「レジストレーションデータ」の中に記録されると述べました。  エレクトーンの自動伴奏はポータトーンと同じ「スタイル」という形式ですが、スタイルの内容そのものやスタイルの再生順番であるシーケンスの内容はレジストレーションデータに記録されます。  ポータトーンのソングには、自分で鍵盤を弾いた音と同時にスタイルで発音した音符の情報が記録されます。一方、回答No.3で長々と説明したように、エレクトーンで演奏データを作成する場合、スタイル(リズム等)のスタートやストップのボタン操作が記録されます。シーケンスを使用する場合もスタート等で操作するボタンは同じため、記録されるのはボタン操作です。 2.スタイルの伴奏と鍵盤演奏  エレクトーンの基本的な演奏は、両手両足による鍵盤の打鍵です。一方、スタイルによる自動伴奏は補助的な位置づけです。そのため、鍵盤演奏とスタイルの伴奏はUSBメモリに記録される方法が異なります。  ポータトーンの上位機種でもスタイルを自作することが可能です。しかし、エレクトーンとの大きな違いはソングに演奏を記録する際には実際に発音した音が記録されるということです。  エレクトーンのスタイルの内容はレジストレーションデータに記録されます。エレクトーンELS-02は48個のユーザースタイルをその他の楽器内のデータと共に丸ごと一つのレジストレーションデータに記録します。演奏データにはスタイルの発音情報が記録されないため、仮にエレクトーン以外の機器で演奏データを再生しても鍵盤で打鍵した音だけが再生され、スタイルで再生される追加の伴奏はまったく聴こえません。  回答No.3でエレクトーンの自動伴奏が合計8つのパートで構成されることを述べました。これは事実なのですが、他の機器で演奏データを利用したい場合、この自動伴奏の発音情報がまったく利用できません。音声情報として録音しない限り、せっかく作ったアンサンブルも他人に聴いてもらえません。XGデータへの変換についても、旧機種ELS-01ではスタイルのうち、ドラムセット2パートと足鍵盤用音色で発音する1パートのみが変換されます。現行機種ELS-02も大きく仕様が変わっていないようなので同様と思われます。 3.曲を部分的に録音したいと思う場合  エレクトーンで演奏データを記録したい場合、基本的に曲の最初から最後までスタイルや音色設定などのすべてのデータを作ってから行います。  演奏データを部分的に編集する手段は限られ、エレクトーンのみで楽曲製作を行う場合は、ほとんどの場合完全に一発勝負で記録します。曲をいくつかの部分に分けて記録したい場合は、完全に作成したシーケンスを再生する様子をまず演奏データに記録する必要が考えられます。そして、シーケンスのみ記録した演奏データを再生しながら、特定の部分について鍵盤演奏を記録します。  一度記録した演奏データの編集は可能です。しかし、基本の記録方法では各鍵盤ごとに最初から最後まで演奏する必要があります。一部のみ記録する場合は、パンチイン録音という方法を指定して記録します。この方法が非常に面倒で、譜面などで記録場所を指定するのではなく、演奏データを再生しながら記録したい場所を探し、休符の場所などでピンポイントで記録開始の操作をする必要があります。 4.多数のパートを使う音楽制作機器  まず確認するべき点はパートの数です。1234ken様は16パートでは足りないとお考えのようですが、現在販売されている音楽制作機器はほとんどが16パートです。これは、世界のデジタル楽器の共通規格であるGM規格(General MIDI)が、一つの機器の最低パート数(正確にはチャンネル数)を16と定めているためです。GM規格は1991年に制定された当時の電子機器で可能な最大限の内容です。そのため、後に各社が拡張規格を作ったのですが、16パートの標準だけは変わりませんでした。DTM全盛期には32パート以上の機器も作られていましたが、現在はほとんど姿を消しています。  実際のところ、フルオーケストラの楽曲を完璧に再現するのでない限り16パートで何とかなるものです。仮に全曲通して17種類以上の楽器を使っていても、同時に使う楽器が16を超えなければ音色変更を繰り返すだけで対応できます。また、DTM製品では複数の楽器音が重なっている音色も数多く用意されていて、多くの方は同一トラックの和音で聴こえる音が多少不自然でも気にしないようにしていると思います。余談ですが、クラシックの有名な曲ならインターネットで16パートのMIDIデータを公開している方もいます。限られた条件でいかにオーケストラを再現するか知恵を絞っている様子がわかります。  そして、ここ数年の音楽制作の手法の変化がキーポイントと言えるでしょう。  これまでの回答で「DTM」という語を何の説明もなく使いました。これは基本的にパソコンを利用する音楽制作を指し、今日主流の方法です。  一昔前主流だったハードウェアシーケンサーは姿を消しつつあり、パソコンでシーケンスソフトを用意する方が容易です。シンセサイザーや電子キーボードなどにもシーケンサーや類するものが搭載されていますが、パソコンのソフトには機能面でかないません。  楽器のパート数が16に限られるのは、出来上がったパートからパソコンに音声出力そのものを録音して音声データを重ねていけば、たくさんのパートがなくても問題がないためです。後からそのパートを録音しなおしたい場合も、事前に記録した音色設定を楽器やシーケンスソフトから呼び出せば問題ありません。  近年のシーケンスソフトはMIDIの機能のほかにオーディオの機能も大抵付属しています。以前はプロ向けの高価なソフトにしかありませんでしたが、一般向けパソコンの性能もオーディオ編集に耐えうるものになったことから、初心者向けの安価なソフトでも限定的ながら編集機能を備えるようになりました。 5.各機器の機能の違いと音楽制作方法の所感  1234ken様がご存じのとおり販売されている機器は一長一短があります。  シンセサイザーはパート数が多くてもそれだけでは完結しない。クラビノーバは一定の機能があるが持ち運べず場所を取る。ポータトーンは持ち運びができて音も悪くないがクラビノーバほどの機能ではない。付け足せば、エレクトーンは完成している曲も即興の曲も対応できるが音楽制作機器としては使えない部分があるし、当然持ち運びは難しい。  すべての機能を求めるのは不可能なことを理解するしかないと言えるかもしれません。  実は、私はポータトーンかクラビノーバに乗り換えることを検討しています。現在のエレクトーンには満足していますが、機能や音色が向上した新機種を毎回数十万~百万円以上払って買うのは難しいと思っていますし、エレクトーン市場が縮小傾向にあることも心配しています。  それに、ポータトーンやクラビノーバは音色数も編集できる項目もエレクトーンに負けない部分があります。三段鍵盤の一人アンサンブルにこだわらなければエレクトーンを使う動機はあまりありません。実のところ、エレクトーンのスタイル編集機能は制限版なので、ポータトーンやクラビノーバから乗り換えてしまうとできることが少なくなります。本心は、海外で展開されている最上位キーボードのTYROSシリーズが日本でも発売されればいいと思っていますが、エレクトーンがある限り可能性はないと指摘する意見が散見されます。  私が思うに、ポータトーンの現行最上位機種PSR-S650やクラビノーバCVPシリーズはアマチュアが楽曲制作を行う十分な機能が備わっています。持ち運びが必要ならポータトーン以外の選択肢はありません。注意点として、ご存じかもしれませんが、型番がPSR-EやEZ-で始まるポータトーンは機能が大きく削られていますので、作編曲には向きません。  若造が生意気なことを言って申し訳ないですが、これらの機材の範囲で創意工夫を極めるのを目指してはいかがでしょうか。そうでなければ、これまでの便利な機能をすべて捨てて、プロでも完璧に使い切るのが困難なシンセサイザーの世界に飛び込むしかないように思います。できることならポータトーンかクラビノーバに、パソコンを併用した制作活動を行った方が表現の幅は広がると思います。すでにコルグのキーボードもお持ちのようですから、両方パソコンにつないで同時に利用できないか試みることもできます。 参考資料 ・ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/index.php   今回閲覧:ELS-02、PSR-S550 ・ヤマハの新製品発表資料など

1234ken
質問者

お礼

何度も非常に詳細なご説明とアドバイスなどで お手数をお掛けしてありがとうございました。 OK WAVEの期限で締め切られるかもわからないの で、取り急ぎ感謝のお礼を申し上げます。 もっとじっくり読んで検討してみます。 締め切られた場合、新たに今回に関してとか他の 質問もすると思いますので、その時はよろしくお 願いいたします。

  • sksu003nh
  • ベストアンサー率69% (89/128)
回答No.3

 大変遅くなり申し訳ありません。  いくつかの動作を調べるのに手間取り、執筆に時間がかかってしまいました。  まず、本題から外れた些細な疑問に答えます。  私はエレクトーンを幼少時代に10年ほど習っただけのただの愛好家です。  現在は、家族所有のエレクトーンや、中古で入手した各社のDTM音源を使用して、時折作編曲の真似事をやっております。  ところで、D-700は1980年発売の機種で、アナログからデジタルへの過渡期の機種です。この機種からわずか数年後、デジタル化の波がエレクトーンを変えていきます。今のエレクトーンの機能の一部がこのころから垣間見えます。  さて、ご質問にお答えします。  先に述べますと、用語の意味について行き違いがあるような気がしますので、以下で見当違いの解説をしている可能性があります。その場合は、ご指摘いただくなど納得できる対応をしていただければと思います。  第1節が丸ごと不要かもしれないのですが、万に一つ必要かもしれませんので残しました。 0.ハーモニーと多重録音  次節以降で解説しますが、電子楽器で「多重録音」といった場合、複数のパートを別々に録音することを指します。ポータトーンのマニュアルでは多重録音という語は見当たらず、クラビノーバでは目次に記載がありました。  1234ken様のご質問を読んだ限りでは、左手のコードに応じて右手のメロディーに付加される「ハーモニー」を録音したいように読み取りました。  ポータトーンでハーモニー機能を使った場合にどのように録音されるのか、説明書の記載では不十分でした。  エレクトーンはハーモニー(エレクトーン用語ではメロディー・オン・コード)の種類は3種類しかなく、演奏データは実際に打鍵した音のみが記録され、ハーモニー音はレジストレーションデータの設定に依存します。レジストでハーモニーの設定を変えれば、演奏データを再生したときの発音も変わります。 1.多重録音と「伴奏を重ねる」  ここでは一般的な意味での多重録音と「伴奏を重ねる」ことについて解説します。  5年ほど前のキーボードをお使いということですが、ぎりぎり2009年に発売された機種がPSR-S550です。この機種や2008年発売のPSR-E413など上位機種には「ソング」という名称で、自分の演奏を最大16パート分、楽器本体などに録音できる機能があります。  私は、ポータトーンで「多重録音」と言った場合、大抵この「ソング」機能で演奏をパートごとに録音することを指すと理解しています。  ポータトーンのように楽器音をひとつずつ追加するように録音する機能は、エレクトーンにはありません。  そういう意味では、「エレクトーンが多重録音に対応していない」というのは事実です。  では、回答No.2の6.の「伴奏を重ねる」というのはどういうことでしょうか。  ポータトーンやエレクトーンの自動伴奏とリズムの組み合わせは、「スタイル」という名称で呼ばれます。スタイルはベース音も含めて6つの楽器と2つのドラムセットを使用して伴奏を奏でます。  私が「伴奏を重ねる」と書いたのは、このうちベースとドラムを除いた5パートの伴奏を、演奏中にパートごとに自由にオンオフできることを指しています。  PSR-E413とS550の説明書を読んだ限りでは、この動作はできません。楽器の種類が違いますが、最新のクラビノーバCVP-601では可能なようです。  先に、「エレクトーンが(一般的な意味での)多重録音に対応していない」と述べました。  しかし、エレクトーンでは各鍵盤ごとの打鍵データを録音することができ、これを段階的に録音することが可能です。  エレクトーンでポピュラーなどのリズムのある音楽を録音する方法は、あらかじめ設定したスタイルの流れを再生順序をシーケンスとして用意し、これを再生しながら鍵盤を弾く様子をUSBメモリにMIDI互換形式でリアルタイム録音するということです。  この時、ポータトーンと違い、どのパートに録音するか考えることはありません。上鍵盤・下鍵盤・足鍵盤の演奏情報がそれぞれ別のパートに自動的に割り振られて記録されます。  もう一つの違いはスタイルの扱いで、ポータトーンではソング内にスタイルの発音を記録するパートがありますが、エレクトーンの演奏データは基本的に鍵盤とパネル操作の情報のみで、スタイルについてはスタートやストップなどのパネルボタンでの操作情報のみが演奏データ内の専用パートに記録されます。そのため、一度録音した演奏データでも、そのデータの演奏内容を変更せずに、レジストレーションデータに記録されたスタイル(及びシーケンス)を編集するだけで、再生される自動伴奏を変更できます。うっかりスタイルやシーケンスを全て削除すると、スタイルによるリズムと自動伴奏は再生されず、鍵盤の演奏だけが再生されます。  更に、上下足の各鍵盤の演奏データも、多少操作に慣れが必要ですが、データの一部を後から入れ替えることも可能です。レジストレーションデータを編集することで、音色だけを変更することも可能です。  これらの操作を行う過程はポータトーンの多重録音とよく似ています。しかし完全に同じではないため、ポータトーンで慣れ親しんだ操作方法はほとんど役に立たないでしょう。  なお、このように演奏データとして記録した場合、上述の「伴奏を重ねる」のようにスタイルの再生内容を再生中に自由に変更することはできません。上下足鍵盤の演奏情報がない場合は、事前に記録したスタイルの再生情報にしたがって鍵盤を演奏できます。その場でコードを変えて演奏することも可能です。 2.ハーモニーの録音が可能な機器  1234ken様は「多重録音が可能な機器を探している」とのことでしたが、0.で指摘しましたように「ハーモニーの録音」をなさりたいようですので、この機能について考えてみます。次の節で本来の意味の多重録音が可能な機器を簡単に取り上げましたので、必要な場合はそちらをご覧ください。  そもそも、ハーモニーがどのように録音されるか各機器の説明書でははっきりしません。思うに、説明書に書くほど重要なことではないと考えられているのでしょう。  0.で述べたように、エレクトーンではハーモニー音は演奏データには含まれません。エレクトーンの演奏データは打鍵情報が忠実に記録されるものです。音色の情報なども記録されません。  一方、ポータトーンの録音機能は、そのデータをそのままXG対応機器で利用できるはずです。音色などもある程度再現されます。そのため、ハーモニー機能を使用した場合も実際に発音した音そのものがソングに記録されていると思われます。当然、他の機器で再生してもハーモニーは発音するでしょう。クラビノーバも同様の機能なので、ハーモニーが音符として録音される可能性はありますが、説明書に記述がないため断定は避けます。  また、とりあえずKORG Pa900のマニュアルを流し読みしたのですが、ハーモニーの記録方法については記述が見つけられませんでした。作編曲可能な楽器として考えると、ポータトーンなどと同様にハーモニーも録音されるべきだと思うのですが、そうでないとすれば、あくまでステージパフォーマンスの補助としての機能なのかもしれません。  更に、ヤマハのシンセサイザーの機能をざっと調べてみましたが、ハーモニー機能は見当たりません。エフェクトの一種でハーモニーが可能かと考えたのですが、エフェクトリストにそれらしきものは見当たりませんでした。  他社製品では、ローランドの電子オルガン(ミュージック・アトリエ)はハーモニーが充実していますが、マニュアルの記述を見た限りではエレクトーンと同じくパネル操作が記録されるようです。 3.多重録音が可能な機器  多重録音はデジタル楽器では珍しくない機能です。  ヤマハの製品では、先に挙げたようにポータトーンの上位機種やクラビノーバの全製品(おそらく)、さらにMOTIFシリーズなどのシンセサイザーのほとんどが本体などに多重録音する機能を持っています。エレクトーンは非常に変わった形での録音方法のため、多くの解説では多重録音非対応とされます。  他社のシンセサイザーや電子キーボードも多重録音が可能なものは多いですし、ローランドの電子オルガンはコンポーザーという名称で録音方法が用意されています。 参考資料 ・エレクトーンの機種一覧 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/4486/sub/el87.htm   愛好家の方がまとめた2000年頃までの機種一覧です。 ・ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/index.php   今回閲覧:D-700、ELS-02、PSR-E413、PSR-S550、CVP-601、MOTIF ESシリーズ、MOシリーズ ・ローランドサポート情報内の取扱説明書 http://www.roland.co.jp/support/byproduct/   今回閲覧:AT-900C ・コルグマニュアルライブラリー http://www.korg.co.jp/Support/Manual/   今回閲覧:Pa900 ・エレクトーンの時代 その35年の軌跡と展望(発行・学校法人 尚美学園/編著・学校法人 尚美学園 東京コンセルヴァトアール尚美 電子楽器部門/1994年08月25日発行)   ELシリーズまでのエレクトーンの歴史をひもとく書籍です。

1234ken
質問者

お礼

何度もお世話をお掛けしてありがとうございます。 最初に投稿してからどなたからもご回答がなく、特殊なことだろ うからとあきらめていたところへ、詳細なご回答を続けて頂き非 常に感謝しております。また、たくさんのことを調べていただい たりサイトもありがとうございました。 0・・メロディーに付加されるハーモニー、その通りです。 1・・各トラックに録音する多重録音の件、同じ認識です。    コルグでは「ソングモード」でスタイルの楽器などによ    る自動伴奏の一部か全部を消しリズムとベースだけ使用    して楽器音、パーカッション、効果音などで伴奏を作る    こともありますがトラックが少ないので困っています。          エレクトーンでは最低3つ、必要に応じて最高8つの伴奏    音が録音可能ということですね。例えば、初めは全部ONで    途中から不要なもの2つをオフするような使い方で。    理解に違いがあるといけないので    確認ですが、スタイルの再生シーケンスを使ってリアルタ    イムで曲を弾いてUSBに録音されるのは1回きりですか。    例えば、サビ以外のメロをA音色で弾いてUSBに録音したも    のを再生しながら、B音色でサビを弾いたらそのUSBに上書    きできるとか、2コのメディアなどに録音可能なら多重録    音したのと同じ結果になると思いますが・・・。    不可なら外部録音機を使うしかないでしょうね。     2と3・・    30年以上前にビクターのダブルカセット・デッキを使って    エレクトーンで何回も弾いて多重録音しようとしましたが、    テープの回転のせいか音程が狂ったので不可でしたが、    今は手軽に各メーカーの機器により簡単に出来ますね。        2-3年前にたくさんの録音トラックで多重録音して、コンボ    からオーケストラ(管弦楽団)までのスタイルで、クラッシッ    ク以外の曲を編曲などして音楽制作しようと思い、ネットや    店頭でいろいろな機器を検討しました。しかし、シンセでは    64トラックのものがあっても音色の良し悪しやスピーカーが    ないし、クラビノーバが最適かと思ったけど持ち運びが困難    など希望に合うものがなく現在に至っています。    どれもスタイルや音色も含め「何か」が不足しているのです。    ヤマハの外国向け専用機器には良さそうなのがありましたが、    ネットに取説がなく詳細不明ですし、逆輸入が必要で取説も    当然外国語だけでしょうね。。    クラビノーバの16トラック?をもっと多くしてポータブル版を    造るとか、コルグも16トラックを多くしてハーモニー(アンサ    ンブル)で多重録音可能な機種を造るとベストなのですが・・。    理想の条件は、持ち運びが楽なポータブル、スピーカー付き、    録音トラックは最低32、ボタン1回押しでいつでもソロをハ    ーモニー(アンサンブル)に変更可、ブレイク、ステップ機能    、なるべくパネルでボタンやレバー操作可能などです。

1234ken
質問者

補足

2週間を過ぎたとのメールが「OK Wave」から届きました。 自動的に?締め切られるかもわかりませんので念のための 連絡です。 もし締め切られたら、今後の質問時にもぜひよろしくお願 いします。

  • sksu003nh
  • ベストアンサー率69% (89/128)
回答No.2

 追加の質問について回答します。  一応6つの質問に順番に答えました。  申し訳ないことに、超が付くほど長文になってしまいました。 1.サポート演奏について  エレクトーンで、演奏者が押さえた音以外が鳴っている状態は大きく分けて2種類あります。  1つ目は、「アカンパニメント」及び「オートベースコード」と呼ばれる自動伴奏機能が利用されている場合です。  アカンパニメントは現行機種(ELS-02シリーズ)では専用音源の最大5つの楽器音、オートベースコードはパネルで設定した最大2つの足鍵盤用の音が、リズムに合わせて伴奏を奏でます。  これらの自動伴奏機能は、自作のデータなら記憶メディアが挿入・接続されていなくても、リズムを流せば奏でられます。(余談:市販データはメディアを抜くとエレクトーンが初期化されるので、自動伴奏だけの利用でもメディアを入れたままにしないといけません。)  2つ目は、「サポート演奏」と俗に呼ばれている演奏データです。  エレクトーンの主要なデータは、「レジストレーションデータ」と「演奏データ」の2つで構成されています。  1つ目で紹介した自動伴奏機能は専用形式の「レジストレーションデータ」に含まれますが、サポート演奏はMIDI(SMF)互換の「演奏データ」に含まれます。  サポート演奏は演奏データとして記録されていて、エレクトーンでは演奏の度に読み込む動作となっています。  上記2種類のものの違いは、アカンパニメントなどが演奏者の打鍵に応じて即興で発音内容を変えられるのに対し、サポート演奏は録音した演奏内容を毎回同じように再生することしかできない、ということです。  エレクトーンの特長の一つは、臨機応変に演奏内容を変えられることです。その例としてその場で転調したり移調したりすることが可能ですが、サポート演奏を利用しているときはできません。  現行機種のアカンパニメントの音色は、XG規格互換で音色数も多いので、演奏者の押さえた音よりも派手に響いてしまい、演奏の補助を超えてしまっているように感じる方もいらっしゃいます。  サポート演奏も、市販のデータではXG規格の音色を自由に利用しているものもあり、エレクトーンが数台同時に鳴っているような効果を出すことができ、過度に派手な演奏になってしまう側面があります。 2.エレクトーンのデータの記録メディア  現行機種の音色やリズムなどの設定データは、USBメモリに記録します。  市販のデータは楽器店に設置された自動販売機に、持参したUSBメモリを接続して、ヤマハのネットワークを介してダウンロードします。  2世代前のEL100番台シリーズではフロッピーディスクを利用していました。容量が最大でも1.44MBしかなかったため、市販のデータは楽譜ごとに付属していましたし、自作のデータも最大で40曲分しか記録できませんでした。  現在のUSBメモリは最低でも4GB(4096MB)はあるはずなので、1曲分のデータ量が増えた現行機種でも数百曲分が記録できます。その分、メモリが壊れたり、紛失したりした場合の金銭的・精神的損害は言うまでもないです。 3.エレクトーンのデータの利用  現行機種では、USBメモリを接続することで、エレクトーン内の音色等の設定データをほぼ丸ごと記録できます。  ヤマハのポータトーンやクラビノーバは自作した音色やリズムのデータは一つずつ記録できるようですが、エレクトーンは数十の自作音色やリズムをその他の設定も含めて丸ごと一つのファイルに保存します。1曲でこれらの膨大な音色・リズムを限界まで使用する編曲が可能です。  以前のエレクトーンに比べ数倍のデータを1曲で使用しますが、保存・読み込みにかかる時間は1つのファイルでおよそ5秒ほどに抑えられています。  フロッピーディスクとの違いは、パソコンのようにフォルダがある点でしょう。数百曲にのぼるデータを自分の好きなように分別して記録できます。フォルダや曲の名前に日本語も使えるようになり、英数字だけだった以前の機種より格段に利便性が増しました。 4.自動伴奏(アカンパニメント・オートベースコード)の利用  自動伴奏はリズムを流し、設定に応じて左手と足で鍵盤を押さえることで発音します。  ELS世代になってから、一つのリズムパターンに設定されたバリエーション(異なったパターン)が増えました。  EL世代ではイントロとエンディングとフィルインとメインパターンがそれぞれ1つでそれぞれに自動伴奏が4種類ありました。  現行機種では各パターンの自動伴奏は1種類ですが、イントロとエンディングが3つずつ、メインパターンとフィルインが4つずつ、ブレイクパターンが1つになりました。  ちょっと余談かもしれませんが、リズムパターンの自作機能も引き続き搭載されています。  自作機能を使うことで、ゼロから作ったリズムパターンに、好きなプリセットパターンから自由に自動伴奏を組み合わせることができ、音色の変更も可能です。例えば、マーチ風のベースパターンにロック風のギターバッキング(音色を異なるギター音に変更可能)を重ねるような奇抜な組み合わせも自由に試せます。  ただ、以前の機種に比べて設定する項目がだいぶ増えたので、作曲や編曲にかかる時間も長くなってしまいました。 5.演奏時の動作  1980年代のエレクトーンは、リズムのスタートやストップ、音色セットの変更などは全部演奏者が手動で行っていました。  しかし、現在のエレクトーンはこれらを自動で行う機能が追加されています。(もちろん、手動で行うことも可能です)  3.で説明したように、エレクトーンでは曲ごとに設定をUSBメモリに記録できます。そのため、演奏会では異なるジャンルの曲を次々に演奏することも可能です。  ほとんどの市販データはリズムや音色設定を自動的に切り替えるように作られています。むしろ、自動で切り替えるからできる演奏表現もあるため、手動で切り替えることを考慮していない編曲もあります。  自作のデータでもリズム等の自動切り替えの設定は比較的容易にできます。コンクールなどに出場する場合も、自動切り替えを利用する方は珍しくありません。  現在は自動切り替えを効果的に使うことでエレクトーンの演奏を楽しむ方向ですが、手動で切り替えることこそエレクトーンの醍醐味と考える方もいらっしゃるため、時に意見の衝突を見ることもあります。  なお、上鍵盤と下鍵盤の間のオレンジに光っているボタンを押すことで音色セットが変更できますが、右足のボリュームコントロールに付いているスイッチでも変更できるので、一見自動で変わっているようでも演奏者が足のスイッチで変えていることがあります。 6.自動伴奏の利用(追加)  数十年前のエレクトーンはリズムマシーンという追加機材を接続してリズムの再生を実現していましたが、現在のエレクトーンは内部にこの機能が組み込まれています。  電源を入れてボタンとタッチパネルでリズムと伴奏の設定を行い、実際に演奏するまで、慣れていれば30秒もかかりません。  そして、演奏しながらリズムと伴奏の組み合わせを手作業で変更し、1曲を弾くことは十分可能です。適当なフィルインを挟んで鍵盤の音色を変更して別の曲を弾き始めることも可能です。  リズムパターンを変えれば伴奏内容も変わります。今のところリズムと伴奏は1対1の関係なので、リズムを変えずに伴奏のみ変えることは不可能ですが、リズムを自作して伴奏だけ変えたパターンを複数作れば表現可能です。  細かい機能としては、伴奏の特定のパートを消音させることが可能です。最初はベースだけ鳴らして、ピアノ、ギターのバッキング、クラリネットの装飾を順番に重ねていくだけでも、変化のある演奏になることが想像できるでしょうか。  もっとも、完全に初期状態のエレクトーンで上記の表現を行うのは、機能を熟知していないと無理でしょう。ある程度設定を記録したデータをUSBメモリに記録しておけば、比較的簡単に演奏を楽しむことができると思います。

1234ken
質問者

お礼

再度、非常に詳しく、またシステムの変遷にも触れるなど至れ り尽くせりでありがとうございました。とてもお詳しいですが ヤマハの方か、演奏されておられる方でしょうか。 昔、当時70万円位のものでD-700?だったかを最後にエレクト ーンから遠ざかったので、機能などがさっぱりわかりませんで  した。5年ぐらい前に多重録音して音楽作りをしようとヤマハ のキーボードを購入。自動伴奏に加え各楽器音でバッキングも 作ったりしていましたが、これにはブレイクがないのと録音ト ラックが少ないという理由がメインで、コルグのキーボードも 購入しました。しかし、当たり前だと思っていたヤマハにあっ た機能、指1本で弾ける重音奏(ハーモニー)で「多重録音可能」 なのが、すごく多い機能搭載のコルグになかったのでショック でした。自分で重音奏をするか外部へ録音して多重録音するし かありませんね。 1・・ご回答 6 にある「順番に重ねていく」というのはエレク    トーンで多重録音が可能ということでしょうか。不可能と    の認識でしたが…。 2・・他に可能な機器をご存知でしたら教えてください。

  • sksu003nh
  • ベストアンサー率69% (89/128)
回答No.1

 エレクトーンには、楽器店などで購入できる市販の楽譜と音源データがあります。  アマチュアの演奏会や音楽教室の発表会などでは、ほとんどの場合市販のデータを使って演奏しています。余談ですが、これは著作権処理の関係で、自分で編曲したものを演奏するのが困難であることが原因です。  ヤマハ音楽振興会主催のグレードテストでも基本的に市販のデータを使いますが、サポート演奏が収録されているデータは使用できません。  サポート演奏とは、演奏の度に逐一USBメモリなどから読み込んで再生するデータのことで、再生処理を必要としない自動伴奏は含まれません。  サポート演奏は、市販のデータでも一部にしか収録されていません。基本的には、演奏者の打鍵に従って発音される自動伴奏のみで演奏表現がされます。また、サポート演奏が含まれる市販データでも、グレードテスト用にサポート演奏を省いたデータが付属していることがほとんどです。  また、グレードテストでは自編曲や自作曲が必須の級があります。事前に録音することで、市販のデータと同様のサポート演奏を用意することはできますが、グレートテストでは使用できません。この場合も、エレクトーンの機能としての自動伴奏は自由に利用できます。  市販データは楽器店にあるMUMA(データの自動販売機)やぷりんと楽譜(インターネット上のサービス)で扱われています。  一般の方でも自由に購入できますが、エレクトーンのデータはパソコンでは全く再生できない形式ですので、エレクトーンを持たない方が購入する意味はありません。

1234ken
質問者

お礼

詳細をありがとうございました。 またお世話をお掛けしますが下記も教えてください。 1・・再生処理など「サポート演奏」についてよく理解でき   ません。ビッグバンドなどの楽器によるパッキングがあ   る伴奏のこと? YOU-Tubeで視聴すると素晴らしいですが   あの伴奏のことでしょうか。 2・・エレクトーンのデータというものは、SDカードか何かに    記録してあるのですか。昔、フロッピーディスクをセ    ットするのを見ましたが、あれもデータでしたか。    それがカードやUSBなどに変わった? 3・・そしてそのデータはエレクトーンに入れて、フロッピー    ディスクのようにセットするのですか。 4・・バックになる伴奏をスタートさせると、イントロ、フィ    ルを入れながらリズムパターンをチェンジ、ブレイク、    (ビッグバンドなどによるパッキング?や)、エンディン    グなどが入るのですか。 5・・データによって音色も自動で変わったり、上下鍵盤の使    い分けも自動で変わり、効果音も入るのですか。    つまり、曲の進行がプログラムしてあるのですか。    演奏中にボタンにタッチしなくてもボタンのランプは変    るようですし、ただ弾くことに専念しているみたいです。 6・・エレクトーン自体の機能として、キーボードのように各    リズムには、ビッグバンドなどの楽器によるパッキング    は装備されていますか。そしてリズムパターンを変える    それも変わりますか。

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