クリネックスという銘柄はもともと日本ではなくアメリカですから、ハコのサイズは全世界共通です。
ハコというより、中にある紙のサイズが規格です。
紙の裁断機の規格の問題です。
事務用紙はA系統とB系統があることをご存じでしょうが、ティシュペーパーはA原紙から切り出すラインのサイズ設定になっています。
すぐわかるのはA4の短い辺の長さとティッシュの長い辺と全く同じなので試してごらんなさい。
で、マーケティングです。
事業計画が不明なんですけど、友人なる人は何をしようというのですか。
近所のおばちゃんたちで内職仕事でカバーを作ったりしてバザーに出すとか、養護施設で作って施設ショップで売るとか?
その程度ならまあ問題ないのですけど、バラエティショップだとか100円ショップのようなもので売るとすれば大量生産しないといけません。
趣味で作っているなら、やめた、はできますが、製品として売るなら在庫を切らさないようにすべきだからです。
ティシュペーパーと一緒に売ろうとしてはだめです。
オプションアクセサリとして売るのが正しい道でしょう。
なぜなら必需品でないからです。
必需品でないのだから、ニーズがあるかないかは単純に言えません。
どこでどのように売りたいかで変わります。
100人にひとりはカバーをつけるか、という疑問は無意味です。その分母をどう見るかで変わりますから。
かばんにいくつもストラップを付ける習慣のきゃぴきゃぴ系の女子校の売店で売ったら大量に売れるでしょうが、柔道の講道館なんかで売ろうとしたらたいして売れないかもしれません。
要するに、モノをどこで売るか、が最重要なのです。
カバーそのものに付加価値をつけなければいけません。
ただ、付加価値は、著作権肖像権商標に抵触する危険性があることが多いので気をつけなければいけません。
アンパンパンのカバーだとかアナ雪のカバーを作ったら間違いなく売れるとしても訴えられます。
やるのであれば、使用権を払うなんていう面倒なことではなく権利者の側での販売を提案するということがよろしい。
キティちゃんつかいたければサンリオに提案するのです。もちろん採用してくれるかどうかはわかりません。
たまたま妖怪ウォッチなんかは今のところありませんから、提案すれば採用の確率は高いと思いますよ。
そうでなくて、柄で勝負したいというのなら、多様な柄を用意する必要があります。
京都柄、はいいのですけど、せっかくなら西陣織で作るとかがいいでしょう。
お客は不要なものを買うのですから、貧乏くさいものだと手は伸びても買いません。
以上、マーケティング視点でのお話をいたしました。
お礼
教えてください。 あなた自身はティッシュカバーを使用していますか?