1)屋根に塗装をする前の状況は、どうでしたか?
2)何故、塗装を施したのでしょうか?
3)或いは、雪止め金物はどのような状態で、どこに、何個位(或いは何列くらい)付いていますか?
4)或いは、雪止め金物は付いていませんか?
5)天井裏の断熱材は入っていますか?そしてそれの厚みと種類はどうですか?
6)防湿シートが天井に敷設してありますか?
これらの状況が最低限解らなければ、正直なところ、お答えできません。
お話から分かることは、結構な豪雪地帯である事、その割には、マイナス10度以下の日が
継続するような、厳寒地では無く、「ぼたん雪」が主流であるような比較的温暖な
地域の可能性がありそうな事くらいです。
屋根の雪が2メートルも雪庇状にせり出す、と言う事は、その上にそれなりの厚みの粘性の
ある雪が存在する、と言う事であり、それが、少しずつせり出す、と言う事は、
屋根と密着している部分が一度は解けて、その後、凍って氷の板を形成していると言う事です。
このことは、室内の熱が天井裏に逃げて、屋根面の氷を溶かしていることを意味します。
即ち、この時点で、天井裏断熱が機能していない可能性があります。
また、このような現象が発生する豪雪地帯では、常識のように、雪止め金物が設置されているのが
一般的だと思われますが、それが適正に機能しているようにも思われません。
以上の事からは、屋根塗装との相関はあまり感じられません。
無理に考えれば、元々、屋根の塗装がはがれて、摩擦係数が大きくなっていて、雪止め
金物の代替機能を果たしていた?
それが塗装が新しくなったので、摩擦係数が減少して、雪止め金物の不足が露呈した?
しかし、その場合は過去に、「すがもれ」の発生等の被害が有ったはずですし、
今は情報が不足過ぎます。
仮定に仮定を重ねた推論では、結局、嘘を記載することになります。
少なくとも塗装のやり替えが悪さをしているのではなく、塗装のやり替えで隠れていた
何かの原因は表面化すつつある、と考えた方が良い、と思います。
むしろ地場の工務店にでもご相談される方が本当の答えが解ると思います。
お礼
色々ありがとうございます。 Q1:屋根に塗装をする前の状況は、どうでしたか? A1:屋根のトタンは新築時長尺トタンでした。(塗装済トタン) Q2:何故、塗装を施したのでしょうか? A2:新築後11年が経過したので、モルタル外壁なので、塗装をしました。其の時に屋根も一部発錆を確認したので、塗装しました。(この時にシャーシブラックの様な滑らない塗装をすれば良かったかも?) Q3・Q4:雪止め金物はどのような状態で、どこに、何個位(或いは何列くらい)付いていますか? A3・4:新築時から雪止め金具は設置していません。 Q5:天井裏の断熱材は入っていますか?そしてそれの厚みと種類はどうですか? A5:もちろん断熱材は入っています。(作りはFPの家です) Q5:防湿シートが天井に敷設してありますか? A6:もちろん敷設してあります。 住んでいるの北海道です。屋根は(1)三角屋根(2)無落雪(3)多少勾配(通常フラット3%程度)などのタイプがあります。我が家は(3)ですので、当然春先の気温が上がって来る時期に事象が発生します。 新築時は雪庇は少し張り出しては落下してました。(長尺トタンの塗装が雪が滑らない状況) 自分で塗料の種類を模索し今冬前に施工し、検証したいと思います。