部落差別はなくなったのですか?
非常にデリケートな問題だと思われますので、私の質問が不謹慎だと思われた方は管理人さまに通報して、削除してもらってください。
「今日、わが国に部落差別はない」と聞いた覚えがあります。これはどういうことですか。被差別部落がないということですか。部落差別を受けている人がいない、ということですか。
僕は小、中学校で同和教育を受けました。そのとき僕は、被差別部落出身ということを自覚している人はもうこの国にはいないのだと勝手に思い込みました。つまり、もう被差別部落がどこにあったのか、昔のことだから誰も知らない、だから部落差別はもうない、と思っていたのです。
しかし、大学に入って、以前被差別部落だった土地を知っている友人に出会いました。
僕たちはこの先子ども達に、部落差別のことをどう教えていけばよいのでしょうか。「昔はあった。でも今はないし、その土地も分からない(たとえ知っていても)」といえばいいのでしょうか、「昔はあの辺が被差別部落だったらしいけど、今は差別なんて全くないんだ」といえばいいのでしょうか。
部落差別があったことは知っているが、どこであったかは誰も分からない、という時代がくるのでしょうか、また、くるべきなのでしょうか。そしてやがて部落差別があったことさえも誰も知らない時代になった方がいいのでしょうか。そうなる可能性はあるのでしょうか。
お恥ずかしい話ですが、僕はこの問題に関して自分の意見というものを全くもたないまま23年間生きてきてしまいました。それどころか、こういうことをこういう場で口にすることの是非さえも分かりません。
だけどもう一度質問します。「部落差別はない」ということの、本当の意味はなんですか。そして僕はこの質問をしてもいいのですか。
皆さんの意見をお聞きしたいと思います。
お礼
ありがとうございます。 回答がこないのであきらめかかっていました。 ぜひ参考にします。